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3月31日

バイト先のコンビニがつぶれるらしい
前々からやばいとは思っていたけど、本当につぶれるとは
4月いっぱいでつぶれてしまうので、来月から次のバイトを探さないといけない

僕の家は山の上っぽいところにあるので近くに店がほとんどない
バイトがなくなるのも問題だがもっと重要なのは今のバイト先がつぶれたら
近くにコンビニが一切なくなるということだ

一番近いところで原付で10分くらい走らないといけない
ぜんぜんコンビニエンス(便利)じゃない
どうでもいいけどコンビニエンスストアって実は和製英語らいしいよ

もっと心配なのは店長だ
一般の会社で言うとリストラって奴だ
店長にはまだ幼い子供たちがいて
たまにコンビニに遊びに来てたりした

3年間もやってるので、店長の子供たちが小さい頃から今に至るまでの成長を見てるのでなんか軽くお兄さんになった気持ちだ
そういえば一番下の子供なんて僕がバイト始めた当初はまだ生まれてもいなかったので
僕はかれが精子だったときから成長を見てきてるわけだ

店長のプライベートはほとんどしらないけど
彼は結構ヘビーな人生を送っている

今日は時間がないのでこの辺で

本番が近くなってきたので稽古が忙しいのです



3月30日

全国350万人の京都パープルサンガファンの皆さんこんにちは
ところで僕も京都パープルサンガファンである

サンガは毎年スローガンみたいなのがあって
おととしは「紫士奮迅」だった
去年は「闘」だった
ポイントはもちろん

僕は毎年パープルサンガのスローガンが発表されるのを非常に楽しみにしているのだが
今年のスローガンをちょっと予想してみた

ただ単にを使った当て字を作るだけじゃなく
ちゃんと意味が通ってなければいけない
しかもサッカーチームだから、そのスローガンからは強さとか戦う姿勢とかが垣間見えないといけない

そういうことを考えると「獅子奮迅」と「闘志」は結構絶妙である

そんなことを踏まえて僕が考えたのは

眈々
安楽
本主義
A・RA・

あんまりいいのが思いつかなかった

パープルサンガのスローガンとはいえ、プロの人が考えているわけで
という制約の中で絶妙なキャッチコピーを作り出すところはすごいと思った
今年はを使ってどんなスローガンを作ってくれるのか期待が膨らんでいた

昨日京都パープルサンガのHPを見てたらしれーっと今年のスローガンが発表されてて
待望の今年のスローガンは
存共栄」
だった

逃げたべ



3月29日

僕にはいつまでも忘れられない言葉がいくつもある
それは本当に何気ない言葉で
でも心の片隅に引っかかって
それはいつまでも消えることがない

例えばその言葉に人の生き方を変える力はないし
例えばそれが何かの答えになるわけでもない

ただの何気ない、特に意味もない
そんな言葉が忘れられなかったりする

例えば部活の試合で敗因となるミスをしたとき
友達が言ってくれた
「ドンマイ」
と言う言葉

「ドンマイ」という
そんな何気ない言葉が
5年後の今も鮮明に心に残っていたりする

例えば勉強で悩んでいたときに
先生が教えてくれた

「常夏 銭湯 婆ソロミュー」

と言う言葉

高校の時の世界史の年号の語呂合わせだ
なぜかいまだに覚えていて忘れられない

常夏だから1572年に何かあったんだろうけど
銭湯と婆ソロミューの意味がわからない
銭湯と婆とソロミューの組み合わせはシュールすぎてイメージさえ一切わかない

と言うわけで何の話がしたいかと言うと語呂合わせだ

昨日の日記にも書いたけど
僕は元素記号表の語呂合わせマニアだ

元素記号表の語呂合わせにはなぜか面白いものが多い
旺文社の参考書に載ってたりするらしいからビックリだ

以下、例を挙げてみる

変なねーちゃんある暗闇でせっくす乱発
0族(希ガス) He,Ne,Ar,Kr,Xe,Ra

とか

変なネーちゃん、ある日狂って奇声を発してランニング
0族(希ガス) He,Ne,Ar,Kr,Xe,Ra

とか

ふっくらブラジャー愛のあと
7A族(ハロゲン) F,Cl,Br,I,At

とか

おおスゲえ、世界はてんでポルノだぜ
6A族 O,S,Se,Te,Po

とか

日活ポルノ、明日、サービス日
5A族 N,P,As,Sb,Bi

とか

ちなみに僕はO族(希ガス)が大好きです。


3月28日

元素記号表をご存知だろうか?
高校の化学の時間に習う奴だ

僕は生粋の文系なのでいったいこれが何に役立つのか全然覚えてない
ここ6年間は元素記号表をいっさい使わないで普通に生きてきたのだが
じつは僕はかなりの元素記号表マニアである
もうちょっと正確に言うと元素記号表の語呂合わせマニアである

この語呂合わせは調べると地域によって様々なパターンがある

僕が覚えた語呂合わせは
水兵リーベー僕の船 七まがりあるシップスクラークか
である
似たようなことは聞いたことがあるのではないだろうか?

ここまでは地域でマイナーチェンジがあっても一応どこにでもあるみたいだ
ちなみにこれは元素記号の20番目まで
僕の学校の先生もここまでは教えてくれた

確か高校1年生の化学のテストでこの元素記号表を40番目まで覚えなければダメと言われた
これを見ていただければわかると思うが、20以降は聞いたこともないような元素が登場するわけで
落ちこぼれていた僕に覚えられるわけはなかった

試験の前日の夜中、案の定僕は元素記号表と格闘していた
20までは語呂合わせで何とか覚えることができた
がどうやっても語呂合わせのない20以降が覚えられない
20以降を覚えてないと問題も解けないし、試験勉強にならない

あせってきた僕はすごいことに気がついた
自分で語呂合わせつくりゃいいじゃん

一人でやってても効率的でないので友達に電話して一緒に20以降の語呂合わせを作ることにした
友達も落ちこぼれだったので、同じく元素記号でつまずいていた
しかし二人集まっても落ちこぼれは落ちこぼれなわけで、なかなか覚えやすい語呂合わせは思いつかない
だがやまとおのことしてはあきらめるわけには行かなかった
僕たちは試行錯誤を何回も重ねた

そしてついに完成した語呂合わせは以下のものだ

スカチン ヴァギナ 黒マンコ(Sc Ti V Cr Mn)

これを考え付くのに3時間くらい掛かり、「これ以上無理だべ」と言う結論に達した
ラジオからはオールナイト日本が流れ始めていた
その後僕は残りの15個の元素記号に手をつけることもなく眠りについた

明日はそんな思い出深い元素記号表の語呂合わせについて掘り下げて書いて行こうと思う


3月27日

もうすぐ4月です
4月といえば引越しのシーズン

昨日も書いたが昔引越し屋でバイトしたことがある
ひ弱なぼくはまるで戦力にならず
自分とタメ年もしくは年下位の中卒元ヤン風の社員に
「お前使えねーな、殺すぞ」と5分おきに言われながら働いた

その時僕の頭の中で考えていたことは
絶対将来頭脳労働者になって奴らを使う側になってやろうということと
早く帰りたいということの2つだけだった

そんな感じでやる気のかけらもなく
僕は荷物の入ったダンボールとかをかなり適当に扱っていた

僕のやる気のなさが伝わったのか元ヤンにこう言われた
「その荷物お客さんのだろうが。体力なくても丁寧に扱うくらいしろ。金もらってんだろ。殺すぞ」

殺すぞって言うのが余計だったけど中卒元ヤンなりにしっかり意識を持って仕事してるんだなと思った
お客さんと話すときは中卒元ヤンのくせに僕にはできないほどかなり丁寧な対応をしていた

彼は社会人として毎日仕事をしていて
僕は大学生で長い夏休み、目的もなく時間を持て余していた

そんなことを考え、僕はちょっと中卒元ヤンの彼をリスペクトし始めた
とはいえ体力のなさはそんなすぐ変わるわけもなく、相変わらず戦力にはなってなかったし、元ヤンは相変わらず殺すぞを連発していた

電子レンジを運んでいたとき手を滑らせて落としてしまった
ちょうど階段だったので家の人にばれることはなかった
音を聞きつけた元ヤンが駆けつけてきた

「何やってんだよ!殺すぞ!壊れてねーだろうな」

よく見ると電子レンジのとってが外れていた
本当に殺されると思ったが元ヤンは

「家の人来ないか見張ってろ」

そう言ってトラックに向かって駆け出した

しばらくして元ヤンが戻ってきた
手にはアロンアルファが握られていた

「お前が壊したら俺らの給料から弁償しなきゃいけねーんだよ」

そういいながら元ヤンは慎重にとってをくっつけ始めた

それを見ながら僕はちょっとリスペクトするのをやめた
あと自分が引っ越すときはこの引越し屋に頼むのもやめようと思った

彼はその後も僕の扱いはひどかったが荷物の扱いは丁寧だった
「これくらいで何つぶれかけてんだよ。殺すぞ」
と言いながら冷蔵庫を一人で持とうとしてつぶれかけていた僕を助けてくれたりした

まる1日働いてわかったのは、この元ヤンは結構いいやつだったということと
大学生なんかより社会で働いてるヤンキーの方が人の役にったてるし、立派だと言うことだ
ちょっと自分の元ヤン感が変わった

でも働いてないヤンキーは世の中にいらない
せめて僕がコンビニでバイトしてる時にはコンビニにたまらないでいただきたい


3月26日

今日は友達の引越しを手伝ってきた
初めてトラックの荷台に乗って走った
歩行者にすごい見られて恥ずかしかった

あれは4年前の夏休み
僕は実家で引越し屋のバイトをしていた

引越しのバイトを経験したことがある方ならわかるだろうが
鬼のようにハードだ

でかい冷蔵庫を一人で持たされ
潰されかけたりした
そんな僕を見た明らかに元ヤンっぽい社員に
「お前使えねーな 殺すぞ」
って言われた

他にもいろいろ引越しに関するエピソードがあるんだけど 
また今度

今日は24日の問題の答えを書きます
24日の問題を読んでない方は昨日のから読んで下さい

救急隊員は女性の喉に異物を発見した
この異物が原因で女性は呼吸困難を起こしたようだった

よく見るとそれは赤黒く変色した男性のちんこだった

運転しながらフェラチオさせてたわけです
男性は快感のあまりハンドル操作を誤ったっぽいです

きっと彼らが乗ってた車はフェラーリだね☆

下ネタばかりですいません


3月24日

アカデミー賞が発表された
「シカゴ」が作品賞を含む6部門
監督賞は「戦場のピアニスト」のロマン・ポランスキー

ロマン・ポランスキーと聞くたびにロマンポルノを思い出すのは僕だけだろうか?

そしてなんと宮崎駿の「千と千尋の神隠し」が長編アニメーション映画賞を受賞した

ぼくは小学生の頃、宮崎駿って少女誘拐して殺した人だと思ってたけど僕だけだろうか?

さて、昨日の問題の答えを書きたいと思う
昨日の問題を知らない人は昨日の日記を先に見てください

男は若い頃船乗りだった
いつも6人の船員で海を渡っていた
ある時嵐に巻き込まれ、彼を乗せた船は難破してしまい
数日間海の上を漂うことになる

船に乗せていた食料は数日で底がついた
彼らは徐々に衰弱して行き
男ともう一人の船員が原因不明の発病をしてしまう

他の船員の話をかすかな意識の中で聞いていた男は、一人が死んだことを悟る
助けが来る気配はなく、もう何日もまともなものを食べていない
絶望的だった
次は自分の番だろう。男は半ば覚悟をきめた

その時船員の誰かがスープを飲ませてくれた
久しぶりにくちにする食事だった
聞くと海がめが取れたのでそれでスープを作ったらしい

そのスープのおかげで男は少し回復し
助けが来るまでの数日間なんとか生き延びることができた

それから数年後
男は引退し、助けられたときに着いた
思い出の海岸に旅行に来ていた

レストランに入ると自分の命を救ってくれた「海がめのスープ」がメニューにあった
男は迷わずそれを注文する

生死の境をさまよっていたとき
意識は朦朧としていたが、あの味は今でもはっきり覚えている
あのスープがなければ今ここにいることはできなかっただろう

注文したスープが男の前に出される
男はスープを一口くちに含んだ

味がまったく違う
あの時のスープとこれは余りにも味が違っていた

そして男はあのときの真相を理解した
あのスープの中に入っていたものも

自分が食べたのは人の肉だった
しかも死んでいった同僚の



そんな感じです

あんまり都市伝説じゃないです

次は都市伝説です

あるカップルが深夜ドライブを楽しんでいた
だが、あることが原因で事故を起こしてしまう

事故はたいしたものではなかった
救急隊員が駆けつけたとき、2人はまだかろうじて生きていた

救急隊員は必死に処置したが
まもなく二人は死亡した

事故が彼らの直接の死因ではなかった

男の死因は出血多量
女の死因は呼吸困難だった

さて二人はどんな状況で事故にあったでしょう?


3月23日

久しぶりに都市伝説の話題
これは都市伝説じゃないかもしれないけど、問題です

ある中年の紳士が、高級レストランに入って「海がめのスープ」を注文した
彼はそれを一口くちに含んだとたん店を出た
翌日彼はがけの上から海に身を投げて自殺した

なぜでしょう?

ヒント

 男は若い頃は船乗りだった
 男は海がめだったとか、そういうファンタジックなのは的外れです
 船に乗ってるといろんな事故とかにもあう
 味が重要
 
 男はそのスープを飲んだとき何かに気がついた


3月22日

昨日の日記で書いた卒業式の生協の出資金返還バイトに行ってきました
そして案の定、たくさんの他人以上友達未満の人たちに会いました

彼らの手には卒業証書
僕の手には「大学生協出資金返還会場はこちらです」というプラカード

来月から彼らは社会人
来月から僕は5年生

みんなたいてい僕に気づいて
「何やってんの」
とやさしく声を掛けてくれました
「大学生協からドラフト1位で指名来てさー。就職したんだよ」
って言おうと思ってたんですが、惨めさが募るので普通に「バイト」って答えました。

一年生の時のクラスメートのK君が遠くで大爆笑してたりしたんだけど
それはいいとしよう
俺がキミの立場だったら間違いなく爆笑してたよ
だって卒業式なのにバイトしてんだもん
だからいいんだけどさ、もうキミも来月から社会人なんだからさ
わざわざ1年のクラスメート召集して俺見に来んな
なんだ?俺はこいつですか?むしろこれですか?

つーか一年のときのクラスメートの人たち
遠くで僕のこと見るだけじゃなくて
一人くらい話しかけて来たりして欲しかったです


3月21日

今日カラーうんこについて友達のM子さん(マゾってことではない)からメールが来た

牛乳飲みすぎるとうんこがミドリ色になるらしい
彼女のお兄ちゃんが出したことあるらしい

牛乳飲みすぎてミドリ色のうんこが出た人はこちらにご連絡ください

というか僕はこのうんこメールを読んで、メールを送って来てくれたM子さんの将来が心配になったりしたが情報ありがとう
真っ当に生きろよ
ついでに牛の首についても教えてくれた
彼女が教えてくれたのは江戸時代の飢饉のときに隣の村人全員食べちゃった話で
これもなかなか恐ろしい話なんだけど
僕が調べたところ多分正解ではないらしい

もう一つ真偽を確かめたい都市伝説
「ドンパチを食べながらコーラを飲むと胃が破裂するらしい」
情報お待ちしております

明日は大学の卒業式で
僕は生協で卒業生に出資金の返還をするバイトをする

友達にいいバイトがあると教えてもらって何気なく引き受けたんだけど
よく考えたら俺4年生じゃんと思った
しかも4月から5年生じゃんとも思った
元同じゼミの奴とかに会うじゃん
しかも俺単位足りなくて4年生のときゼミ出てなかったじゃん

卒業して就職も決まって新しい門出を迎えた奴らが俺見て

「ねー、あのバイトの人どっかで見たことない?」
「あ、あれ3年生まで同じゼミだった広沢だよ」
「何で卒業式に生協でバイトしてんの?」
「留年だろ。哀れだなー」
「私たちちゃんと勉強しといてよかったね」
「だな はははは」

とか言いだしそうじゃん

でも俺の顔見といてぜんぜん思い出してもくれなかったらもっと嫌じゃん
かと言ってうろ覚えで
「広沢君だよね?同じゼミの・・・」
とか声かけられるのもいやじゃん

つーか俺の名前「広川」だし

そんなわけでどきどきしながらバイトしてきます


3月20日

昨日の続きです
途中までまるっきり昨日の引用です
昨日読まれた方は読み飛ばしてください

今日は僕が実際に体験した怖い話を書こうと思う
これは僕が実際にこの目で見た事実である
友達も一緒にいたので間違いはないと思われる

僕が小学生のとき「学校の怪談」という本が大流行していた
各地の小学生の間でささやかれていた学校の怪談を集めた本だ
20歳前後の方なら一回は読んだことがあるのではないだろうか?

そういう本がはやると、実際に自分も体験したという奴がでてくるもので
僕の周りでも「二階の男子トイレの3番目の個室で花子さんを見た」とか
「3回ノックして「はーなーこさん」と呼ぶと「はーい」と花子さんが返事をするらしい」
とかそんなうわさがいっぱい流れた

僕はそういううわさを聞きつけると、みんなでそのトイレに肝試しにいったんだけど
実際はいくらノックしても花子さんに会うことはなく、徐々に飽きてきた

そこで僕たちは個室に入り鍵を閉め、壁をよじ登って上から出て、教室に戻り
「あそこのトイレ、誰も入ってないのに鍵がかかってるよ!」
とかいって大騒ぎするいたずらを始めたりした

トイレが込んでるときだと、上からよじ登って出てくるところを見られネタがばれてしまうので
ほとんど人が来なくなる休み時間が終わるぎりぎりの時間に
人が来ていないのを見計らってネタを仕込まなければならない

その日、僕と友達の2人はいつものように誰もいなくなったトイレでネタを仕込んでいた
鍵をかけ終えていざ壁を登ろうとしたとき、誰かがやってくる気配がする
今出るとばれてしまうので、その侵入者が出て行くまで待つことにした

足音から察するとその侵入者はどうやら隣の個室に入ったらしい
隣からはズボンを下ろすような服のすれる音がする
ちょっとでも物音を立てるとばれてしまうので、僕たちは息を殺して彼が用を足すのを待っていた

そこでふと奇妙なことに気がついた
僕たちは音で隣に誰か入って用を足そうとしていることを悟ったわけだが
一つ物音が足りない

ドアを閉める音が聞こえなかったのだ
休み時間も終わり、静まり返ったトイレの中だ
隣の個室のドアを閉める音が聞こえないはずがない

友達も同じことを悟ったのだろうか
目でしきりに何かを訴えてくる

いったい隣の奴はドアも閉めないで何をしているのだろう?
しかもほとんどの個室が開いてるのに
なぜわざわざ僕たちが入ってる隣の個室に来たのだろう?

今まででたらめだと思ってた学校の怪談が頭の中を駆け巡る
急に恐怖心が芽生えてきた

僕はその場でじっと身を潜めていることが恐ろしくなり
聞こえるか聞こえないかぎりぎりの声で
「出よう」
とささやいた
友達も静かにうなずく

僕たちはおそるおそるドアを開け外に出た
何者かが入っていった個室は出口よりにある
つまり出口に行こうとすればその個室の前を通らないわけにはいかない
僕たちは恐る恐る隣の個室を覗き込んだ

それを見たときのショックは今でも忘れられず
僕の脳裏に今も一枚の写真のようにはっきりと焼きついている

そこには下半身を丸出しにして便器にしゃがみこむ斉藤君(仮名)の姿があった
予想だにしなかった光景に立ちすくむ僕たち
僕たちを見てびっくりする斉藤君(仮名 下半身丸出し)

僕    お前何やってんだよ
斉藤君 びっくりしたー
僕    俺らの方がびっくりだよ 何やってんだよ
斉藤君 いや、うんこ
僕    それは見たらわかるんだけどさ、何でドア閉めないんだよ
斉藤君 花子さんでるかもしれないから、怖かったんだもん

びびり屋の斉藤君(仮名)はドアを閉めてうんこするのが怖かっただけだった
多分隣に誰かいた方が安心できたから、僕たちの隣の個室に入ったんだろう

取り敢えず一安心した僕たちだが恐怖はそれだけでは終わらなかった
僕たちと会話をしながらも斉藤君(仮名)のアナルからは今まさにうんこが放出されていたのだが
友達があることに気がついた

友達  おい!あいつのうんこミドリ色じゃね?
僕    嘘?

よく観ると本当に斉藤君(仮名)のうんこは緑色をしていた
その後教室にダッシュで帰ってみんなに報告したのだが誰も信じてくれなかった
が、確かにあれは緑色だったはずだ
僕はいまだに鮮明に思い出せる

ずっと引っ張っておいてこんな落ちで申し訳ない
だがこれは事実です

カラーうんこの情報お持ちの方はぜひこちらまでご一報ください


3月19日

相変わらずいろいろ都市伝説を探してる
皆さん「牛の首」という話をご存知だろうか?

これはこの世で一番怖い話らしい
あまりにも恐ろしいので知っている人に聞いても誰一人として語ろうとしない、かわりに皆こう言う
「あの話は絶対に聞かないほうがいい」

ある雑誌に怪談として「牛の首」を載せたところ
あまりの恐ろしさで、発狂したり自殺したりする読者が続出したので
その雑誌は発禁処分を受けた

またある小学校の教師が修学旅行のバスの中でこの話をしたところ
雑誌の場合と同じく何人かの生徒がおかしくなってしまった
それ以来その先生は決して誰にもこの話を語ることがなくなったらしい

「牛の首」についてのそのような逸話は多くあるが
「牛の首」の内容についてはほとんどなぞだらけである

気になっていろいろ調べてみたんだけど
この話にはとんでもない落ちが用意されていることがわかった
恐ろしすぎるからここで書くことは控えさせていただきたい

もし興味があったら自力でいろいろ調べてみたら面白いかもしれない
一番手っ取り早いのは小松左京の「石」という小説を読むことだと思う

今日は僕が実際に体験した怖い話を書こうと思う
これは僕が実際にこの目で見た事実である
友達も一緒にいたので間違いはないと思われる

僕が小学生のとき「学校の怪談」という本が大流行していた
各地の小学生の間でささやかれていた学校の怪談を集めた本だ
20歳前後の方なら一回は読んだことがあるのではないだろうか?

そういう本がはやると、実際に自分も体験したという奴がでてくるもので
僕の周りでも「二階の男子トイレの3番目の個室で花子さんを見た」とか
「3回ノックして「はーなーこさん」と呼ぶと「はーい」と花子さんが返事をするらしい」
とかそんなうわさがいっぱい流れた

僕はそういううわさを聞きつけると、みんなでそのトイレに肝試しにいったんだけど
実際はいくらノックしても花子さんに会うことはなく、徐々に飽きてきた

そこで僕たちは個室に入り鍵を閉め、壁をよじ登って上から出て、教室に戻り
「あそこのトイレ、誰も入ってないのに鍵がかかってるよ!」
とかいって大騒ぎするいたずらを始めたりした

トイレが込んでるときだと、上からよじ登って出てくるところを見られネタがばれてしまうので
ほとんど人が来なくなる休み時間が終わるぎりぎりの時間に
人が来ていないのを見計らってネタを仕込まなければならない

その日、僕と友達の2人はいつものように誰もいなくなったトイレでネタを仕込んでいた
鍵をかけ終えていざ壁を登ろうとしたとき、誰かがやってくる気配がする
今出るとばれてしまうので、その侵入者が出て行くまで待つことにした

足音から察するとその侵入者はどうやら隣の個室に入ったらしい
隣からはズボンを下ろすような服のすれる音がする
ちょっとでも物音を立てるとばれてしまうので、僕たちは息を殺して彼が用を足すのを待っていた

そこでふと奇妙なことに気がついた
僕たちは音で隣に誰か入って用を足そうとしていることを悟ったわけだが
一つ物音が足りない

ドアを閉める音が聞こえなかったのだ
休み時間も終わり、静まり返ったトイレの中だ
隣の個室のドアを閉める音が聞こえないはずがない

友達も同じことを悟ったのだろうか
目でしきりに何かを訴えてくる

いったい隣の奴はドアも閉めないで何をしているのだろう?
しかもほとんどの個室が開いてるのに
なぜわざわざ僕たちが入ってる隣の個室に来たのだろう?

今まででたらめだと思ってた学校の怪談が頭の中を駆け巡る
急に恐怖心が芽生えてきた

僕はその場でじっと身を潜めていることが恐ろしくなり
聞こえるか聞こえないかぎりぎりの声で
「出よう」
とささやいた
友達も静かにうなずく


ドアを開け恐る恐る外に出て
僕たちが見た衝撃的な光景については
長くなったので
また明日


3月18日

今日は稽古もバイトもなかったので一日中暇だった
そんなわけで都市伝説についていろいろ調べてみた

どっかで聞いたことがあるようなものから初めて聞くものまでいろいろ発見できた
昨日の日記に書いたダルマは達人じゃなくて達者が正しいっぽい

「ルージュの伝言」が本当っぽくて結構怖かった。

ある男がとても美しい女に街で声をかけられて飲みにいく
男はこの女はなんとしても落としたいと思って頑張る
幸運なことに女も自分を気に入ってくれたみたいで
彼はその美女とホテルで一夜を共にすることに成功する

男は燃え上がってやりまくり、疲れ果てて眠りに落ちる

翌朝彼が目を覚ますと隣にいるはずの女がいない
部屋中探してみるがどこにもいない
洗面所の鏡を見ると口紅でこう書いてある

Welcome to AIDS world

これは普通の都市伝説だけど
同じような話でバックパッカーにまつわるこんな話もあった

ある大学生が一人でアメリカに旅に出た
旅立つ前こんな話を聞かされた

アメリカでは同性愛者が多く、日本人の男性が狙われてレイプされる事件とかが結構ある
もし襲われそうになったら「自分はエイズです」と言えば助かる

その大学生が旅行先の食堂のトイレで用を足していると
後ろからいきなり屈強な黒人に抱きつかれた
大学生は事前に対処法を聞いていたので特にあせることもなく
自分はエイズだ
と言った

するとその屈強な黒人は耳元でやさしくこう呟いた

Me too(僕もだよ)

他にもいろいろあるんだけど長くなるのでまたの機会に書こう
他にも宮崎つとむにまつわる話とかも怖かった

今日は本当は僕が小学生のときトイレで体験した不思議なできごとについて書こうと思ったんだけどそれはまた明日


3月17日

僕は日々芝居のネタになるようなものを探しているのだけど
雑誌を読んでたらバックパッカーの話があって結構面白そうだった

バックパッカーの間ではいろいろ噂話があるらしく
例えば竹馬に乗って各地を旅してる日本人をみたとか
旅先で強盗にあって、それ以来剣道の防具を着て武装しながら旅を続けてる人がいるとか
有名なところではダルマの話なんかもバックパッカーが語り継いでいたのが日本に入ってきたらし

ダルマの話はいろんなパターンがあるらしい
僕の知ってるのは中国の話だけど
知らない人のためにダルマの話を簡単に書くことにする

ある大学生が夏休み中国に旅行に行った
中国は広いから田舎のほうに行くとほとんど未開の村とかがいっぱいある
その大学生もそんな山奥の村に足を運んだ
村のはずれに一軒「達人」と看板のかかった店みたいなのがあって
「達人」っていったい何の達人なんだろうと気になった大学生はその店にふらりと入ることにする

店の中は薄暗く、店主はいないっぽい
奥に入ってみると薄暗い店の壁際に何体も人形が置いてある
その人形には胴体と首と頭だけしかなくて、手足はついてない

その時その大学生は全然知らなかったんだけど
ダルマって言うのは日本語では達磨って書くけど、中国語では達人とかくらしい

つまり彼が入ったのはダルマ屋さんだったわけだ
どうでもいいけど昔、高校野球の解説者で達磨さんって言うのがいたけど、まだ仕事してるんだろうか?

その中国のダルマ屋さんにある人形は日本のダルマとは違って大きくて非常にリアルだった
その大学生は人形のリアルさに感心してダルマを熱心に見回していた
女性型のダルマを見ているとそのダルマがいきなり目を見開いた

大学生はびっくりして日本語で悲鳴を上げた

するとそのダルマはさらに叫びだした

「私は○○大学の○学部の○○○○です。両親に連絡して助け出してください」

大学生はびびって猛ダッシュでその店から逃げ出し、その日のうちに村を出た

日本に帰ってからその人形が言っていた大学に問い合わせて調べてみると
確かに○○○○という人物は実在して、中国に旅行に行ったきり行方不明になっていた

世の中には極度なSの人がいて、そういう人が好んでダルマと性交するらしい
金持ちのダルマ好きなサドに売りつけるために、政府の目の届かない田舎などでダルマビジネスがひそかに展開されている
バックパッカーなんかはダルマ業者の格好の標的なので気をつけたほうがいい
毎年海外で行方不明になってる旅行者の何人かはだるまにされてる可能性が高いらしい

こんな感じの話がいくつもベテランバックパッカーから新米バックパッカーへと語り継がれている
調べてみるといろいろ面白い話や怖い話がいっぱいある
いい題材を見つけたかもしれない

学校の怪談とかと同じで、こういう都市伝説はどの時代もどの地域にでもある
僕の小学校にも7不思議とかがあった
全然7個じゃなかったけど

まあたいてい目立ちたがり屋の大嘘だったわけだけど
じつは僕は本当に非常に奇妙なものをトイレで目撃したことがある
花子さんとかはまったくのでたらめだけど、僕が見たものは現実だ
僕一人じゃなく友達と一緒に見たので見間違いでもない

長くなったのでこの話はまた明日


3月16日

深夜の衛星放送でたまに芝居をやってる
そういうのを見つけるとビデオにとることにしてるんだけど
今、見てない芝居のビデオが3本くらいたまってる
WOWOWでやってる映画もいくつか録画してるから、それを合わせると10本くらいは軽くたまってる

録画するばかりで全然観ようと思わない
最近2時間位じっとテレビ見てるのは時間がもったいない気がしてなかなかビデオを観る気になれない
僕にはその時間でしなきゃいけないことがいっぱいある
それなのに気づいたらAVをずっと見てたりしてるから不思議だ

そんなわけで最近時間を無駄遣いしてる気がするので今週から一週間に一回はビデオで映画とかを見ることにした
それでその感想を書くページを作ることにした
興味があったら読んでください

ホームページを持ってるとこういうことができて便利だと思った
人は何かにおわれてないと絶対にサボる生き物だと思う


3月15日

読みにくいので背景を白くしてみた

自分にはまだまだ学ぶべきことがたくさんあると思った
誰かを信頼することと誰かに依存すること
文字にしてみるとまるで違うが
その本質は似ている気がする

僕は常々自分が十人欲しいと思っている
同じアビリティ
同じポテンシャル
同じモチベーション
自分が10人いるならば自分のしたいことをしたいようにやれる
最短距離で目標に向かえて非常に効率が良い
自分の理想どおりの結果が出せるはずだ

だけどきっとそれは
自分の理想どおりの結果しか出せない
といった方が正解なんじゃないかと最近考えた

自分の周りに自分しかいない世界は、すごしやすいがつまらない気がする

あるのは優劣ではなく違いで
その違いにこそ味わいがある

誰かに依存する人間にはなりたくないが
誰も信頼できない人間にもなりたくない

そんなことを考えた


3月14日

いい時期があるとその後には必ず悪い時期が来る
悪い時期には何をしてもまるでだめで
自分の力ではどうしようもできない悪循環におちいる

そんなとき僕は2ヵ月後を考える
2ヵ月後自分が何をしてるかなんて誰にもわからない
僕は明日の夜何時にどこで何を食ってるかさえ予想できない
未来は現状よりちょっとは良くなってるかもしれないし、さらに悪くなってるかもしれない

一つだけ確かなことは、今自分が悩んでることなんてきっと忘れてるってことだ
2ヶ月間同じ状態が続くことなんてないから
どんなことも時間がたてばなにか結果が出るはずだ


3月13日

大渋滞してる乗用車の隙間を
原付で駆け抜けるときが
僕の至福の瞬間です


3月12日

部屋が散らかってきた
この前かたずけたばかりの気がするけど散らかってきた

部屋が汚くなるのは植物が成長する過程に似ている
一日一日では違いはわからないけど、ふと気が付くとだいぶ変わってる

おととい成績発表があった
後12単位足りなかった
来年はゼミで4単位、卒論で4単位、一般教養4単位とれば卒業できる
一年間週1回大学行けばいい

それでも授業料は100万くらいだ
週一回しか学校行かないのに100万だ
かなりぼったくられてる気がする
これからの目標は100万円ためて、親にお金返すことです


3月11日

明日でバイト先の友達がバイトをやめる
就職して関東に行くらしい
女の子なんだけど彼女とは3年くらい一緒にバイトをやってきた
3年といってもバイトがかぶらないとまったく会わなかった時期もあるし、最近は1ヶ月に2回くらいしか会ってないけど
多分うちのコンビニの一番の古株だ
彼女がやめると僕が一番ベテランということになる

異性の友達というのは不思議だ

恋人だと別れたらそれで終わるけど、友達と終わってしまうようなことはめったにない

僕は彼女の4代くらい前の彼氏から今の彼氏に至るまでの歴史を知っているし、
彼女は僕の4代前の彼女から今の彼女に至るまでどんな恋愛をしてきたか知っている
お互い自分の恋人が知らない頃の自分を知っているわけで、でもやっぱり今の恋人の方が自分の事はよくわかってるわけで

何かうまくいえないけどそういうのが変な感じだ


3月10日

今日の朝までバイトだった
夜中僕は入荷された牛乳を並べていた

店にはお客さんは一人もいない

有線からあの名曲が流れてきた
漢としてはこれは口ずさまずにはいられない
歌詞がよくわからないから僕は牛乳を並べながら鼻歌を歌い始めた
進めー!のとこだけはちゃんと歌えた

ふと横を見ると買い物かごを提げたおばちゃんが牛乳を並べている僕を見つめていた

彼女は一言も言葉を発しなかった、表情も普通だった

しかし僕には確かに彼女の
「うわー」
という哀れみとさげすみの声が聞こえた

人は目だけでこれだけのことを語れる
ぜひこれからの芝居の演出に生かそう


3月9日

大リーグエクスポズの大家投手が、来年うちの大学に入学することが決まったらしい
もしかしたらキャンパスで会うかもしれない

大家というと、我が横浜ベイスターズで全然使えなかったくせにいきがって大リーグに行った奴だ
僕は最初彼がアメリカに行ったとき、絶対成功するわけないと思っていたんだが、マイナーリーグでの下積み生活をへて去年開花した

きっと自分を信じて頑張り続けたんだろう

もしキャンパスで彼に会えるならぜひこの言葉を伝えたい

ベースターズに帰ってきてくんない


3月8日

明日は昼から友達が出ている芝居を大阪まで観に行く
その後、夕方から友達のバンドが出ているライブを京都まで観に行く
夜からはコンビニでバイトだ、しかも明日の朝まで。

例えばあなたがテニスをやってるとする
あなたはテニスに人生をかけていて、プロを目指している

あなたの友人が絵を描いてるとして、その友人が大きなコンクールで最優秀賞をとったとする
きっとあなたはそれを自分の事のように喜び、快くおめでとうというだろう

しかし、もしその友人が自分と同じくテニスをやっているとして
あなたが勝てなかった大会で優勝したとする
あなたはその友人の成功を心から喜ぶことはできないだろう

もし喜べるなら、あなたにとってテニスとはそんなに重要なものではなかったということだ

音楽でも芝居でもそうだけど、いい作品を見るといつもなんとなく悔しい
悔しいほどいい作品なんてめったにめぐり合わないけど
一年に一回くらいはそんな作品に出会ってしまう
プロだとかアマチュアだとかは関係なくて、自分と似たフィールドで勝負してる人間が作ったいい作品に出会うとなんだか悔しい

その悔しさをどう処理するかが大事だと思う
ただ妬むだけとか、そういうネガティブなことはしたくない



3月7日

壁紙を変えてみた。

おととい頼まれてアンケート調査のバイトをしていてんだけど、暇だったんで脚本のプロットを考えた。
「同姓同盟」という題名で、同姓同名の男の2人芝居だ。
彼らは、生い立ち、性格、好きな食べ物、好みの女性のタイプ、性癖、とにかく何でも同じだ。
だけど特に気が合うわけでもない
一つだけ、現在一人は順風満帆で、一人はかなり不幸だというところがちょっと違う。

人生のある曲がり角で、一人は右の道を、一人は左の道を選んだ、そんなほんのちょっとの選択の違いが全然違う今を作ってしまった。

彼らが出会うのは小高い丘の上の公園のベンチ
実はそこからは女子高の校庭が良く見える
お互い同じ趣味なだけに、ある日突然自分だけの穴場だと思っていた場所に相手が侵入してくる

最初はいがみ合う二人だが徐々に変な友情が生まれる
お互いの過去、これからのこと、家族のこと、仕事のこと、自分の恋人のこと
ゆっくりと二人は語りだす

みたいな感じで書いていこうと思ったんだけど
実は二人は穴兄弟でもあったというラストになってしまいそうで
ダメだこりゃと思った


3月6日

3日から続いた「爆発物処理班合コン最強仮説」最終日です

もし合コンでなんとしてもゲットしたい異性がいるなら、その異性を爆発物処理班に仕立て上げればいい。その場合自分が爆発物ということになるのだが、まあ多少のプライドは捨てていただきたい。あとは、合コン参加者の協力が必要になる。

まずみんなから自分をおとしめてもらう。ターゲットに自分は今回の合コンではずれに当たる人材だと思わせる。

その次に無理やりターゲットを自分の隣に座らせる。(ここでもみんなの協力が必要)

するとターゲットは「隣はずれかよー」と認知的不協和に陥った末、この人実はいい奴じゃんと思うようになる。

そんなわけで絶対合コン成功率が上がるはずだと思うんだけど、書いてるうちに自信がなくなってきた。

つーか今これ書いてるときにキーボードのShiftボタンが取れて、一気にやる気がなくなりました。もう一個Shiftボタンあるから問題ないのかもしれないけど。

じゃあ、今日は忙しいんでこの辺で。


3月5日

2日に渡って、バッタを食う話と合コンでの爆発物処理班の話を書いてきたわけだが、今日はついに「爆発物処理班合コン最強説」について書こうと思う。(昨日とおとといの日記を読んでない方はぜひおとといのから読んでいただきたい)

せっかくの合コンで自分からすすんで爆発物とお話したい奴はいないわけで、だれだって本当はストライカーになって1番カワイイ子をゲットしたいはずだ。

つまり爆発物処理班は、いやいやかわいくない子と話しているわけだ。ここでバッタの実験を思い出していただきたいのだが、爆発物処理班は心の中で
「せっかくの合コンなのに、何で俺の隣にいるのはこいつなんだ?」と認知的不協和に陥る。そこで彼らの心理は、今の自分の状況を納得させる理由を探し始める。

が、思い当たるのはポジション決めのじゃんけんの時にパーだせばよかった、ということぐらいだ。これでは認知的不協和は解消しない。

バッタを食わされた人が、認知的不協和に陥った末、バッタをうまいと感じたのと同様、彼らは「ひょっとしてこの子かわいいんじゃないか?」と思うようになる。
不細工ってのは一つの個性だからね、と思っちゃうくらいにはなるはずだ。

以上が「爆発物処理班合コン最強仮説」の土台である。続きの合コン必勝法については明日書くはずです。

これから4月の芝居の予算見積書を書かなきゃいけないので今日は終わり。あと、月間MVP投票して。


3月4日

今日は昨日の続きで皆さんとともに「爆発物処理班合コン最強仮説」について考えていきたい

そういえばここ数年間合コンというものに参加してない
僕の人生の中での合コン最盛期は多分高校1,2年のときだ
男子校だったのでみんな女に飢えていた
学校では合コンを主催できるというのは一種のステータスだった
ある時期合コンが大流行していて、まるで合コン強化月間のように毎週のようにどこかのクラスの誰かが合コンを開いていた
ぼくも何回も参加してた

その頃僕が覚えたことは二つ
一つは

女の子の「私の友達すごいかわいい子ばっかりなの」という言葉とかけて、京都の市バスの時刻表ととく
そのココロは
まったく当てになりません

という事

もう一つは

合コンはチームプレーである

ということだ

例えば4人対4人の場合、男女の1人ずつは主催者であり、この二人はただの友達かもしくは付き合っているか、という場合が多いので獲物から除外する。
となると獲物は3人である
さっきも言ったが100パーセントの割合でかわいい子が揃ってるなんてことは無い
多分3人のうち本物の獲物は1人であり、この1人はなんとしてでもゲットしたいところだ
残りの2人の内、一人はまあまあ普通の子で、この子となら普通に友達として遊んでもいいし、場合によっては付き合ってもいい位の感じである。

そして最後の一人は爆発物である。

主催、獲物、普通、爆発物が揃うのが合コンの一般的なパターンではないだろうか

当然男は獲物を狙うわけだが、3人で獲物を狙うのは平和的ではないし効率的でもない
そこでチームプレーが必要になってくるのである
事前に「次の合コンではお前らのアシストするからさ、今日は俺のために頑張ってくれ。頼むよ。」とか言う会議が必須だ。
そして以下のようなポジション決めが始まる。

主審:合コン主催者。ストライカーに有利な笛を吹く

ストライカー:常に獲物を狙う今回の主役

トップ下:ストライカーに絶妙なパスを送る。あわよくば自らも普通の子にゴールする

爆発物処理班:主に爆発物を処理する。今回は特にゴールは狙わない。次回のストライカーは約束されてる

このチームで組織だった戦略のもと戦うのが基本である。

今日は合コンの話になってしまったが明日は「爆発物処理班合コン最強説」について書きます。


3月3日

例えばあなたがバッタをバターで炒めたやつを他人から食わされるとして
①仲のいい親友に薦められてたべる場合
②大嫌いな人に薦められてたべる場合
(どちらも拒否はできない。また、どちらもバッタ自体の味には変わりは無い)

バッタを食った後のあなたが、バッタのおいしさを10段階で評価するとき
①と②、どちらの方がうまいと感じるだろうか、考えていただきたい

直感的には①の方がうまいと感じそうだが、実際に実験をしてみると正解は②の方である。

人間は誰でも自分の事を、判断力があって合理的な魅力あふれる人間であると感じている
が、判断力があって合理的な人間はバッタは食わない
そこで人は合理的な自分がバッタを食った理由を探し始める

①の場合、親友の頼みだし、あいつは好い奴だから断るのも悪いし、などと自分がバッタを食った理由ができる
だが②の場合は、その理由で自分を納得させることはできない
このままではあんないやな奴の言いなりになって、バッタなんてきもい物を食ってしまった愚か者ということになる
そこで②の場合、そもそもバッタはきもく無い、譲歩してきもいとしても、決してまずくは無かったんじゃないか?という理由を見つけ、自分の不合理な行動を納得するものに変換する
というわけで、バッタのうまさは①よりも②のほうが高く感じる

これは認知的不協和に対する自己正当化を検証する結構有名な実験である

何でこんなことを言い出したかというと、今年の卒論の実験を考えていて
「爆発物処理班合コン最強仮説」を思いついたからだ
簡単に言うと認知的不協和と自己正当化を利用した合コン必勝法だ

長くなるのでまた明日


3月2日

No music No life

音楽の無い人生なんて考えられない
この言葉は僕のためにあるといっても過言ではない

今日も一日中僕の部屋には音楽が流れ続ける

音楽はすばらしい
音楽は俺のすべてだ

もし明日地球が滅亡するとして
一隻だけノアの箱舟があるならば
人類がその船に乗せるべき最高の創造物は音楽だ
きっと他には何もいらない

まあ聞いてるのこれなんだけどね


3月1日

今日はちょっとまじめな話を

最近僕がよく行ってたサイトが一時閉鎖になった
そのサイトではここのようにいい加減な雑文を書いてるんじゃなくてしっかりした文章のコラムを載せていた
管理人は在日韓国人の方で、そのことで感じる社会との距離や不満、アイデンティティの所在、そして自分の思想、そんなコラムを書いていた

僕がこのサイトに興味を持ったのは、僕の大切な友人に在日韓国人がいるからだ。彼とは中学1年からの付き合いだったが、僕がそのことを彼から打ち明けられたのは高校3年生のときだ。

掲示板では、在日韓国人である管理人の方の思想に対して様々な意見が交わされていて中にはきわめて批判的な立場からの書き込みもあった
僕の感想としては、それは「批判的な立場からの書き込み」というより「荒らし」であった
「荒らし」がサイト閉鎖の直接の原因ではないが、在日韓国人という存在に批判的な立場の人たちがあのサイトを閉鎖という状況に追い込んだと僕は思っている

本気で何かと戦おうとすると、同じくらい本気でそれをつぶそうとする人が出てくる
それはきっとどんな世界でも同じだと思う

ここからは自分の話になるが学生劇団で芝居をやってた時、観劇後のお客さんに感想などをアンケートに書いてもらっていたのだが、どんな芝居にもぐちぐちと批判してくる人が何人かいた
しかもそういう人に限って毎回見に来る

勘違いしないでもらいたいのだが、批判と批評とはまるで別物である
僕は本気でいい作品を作ろうとしているので内容のある批評なら喜んで受け取る
センスのある批評は非常にありがたい
それがどんなに厳しいものであっても批評ならば、次につなげる為に最大限の努力をしようと思う
いい物を作るときに本当に必要なのは甘いほめ言葉よりも厳しい批評だとも思う

しかし、批判はまったく無価値である
意味のあるものは何も生み出さない
そこから生まれるのは不快感だけだ
それはその批判をした人の自慰行為に他ならない
悪意のある批判者をお客さんとは認められない
厄介なことに批判者は自分をセンスのある批評者だと勘違いしているセンスの無い愚者である場合が多い
もっとも厄介な愚者は「あなたのために言ってる」的な態度で批判を押し付け、それに反論すると「私の好意を踏みにじった」と騒ぎ出す卑怯者だ
2chの掲示板とか見たらうじゃうじゃいるはずだ

ちょっとずれてしまったが僕が言いたいのは、世の中にはそんな批判者たちが腐るほどいるということだ
どこかの世界で戦うということはつまりそんな人たちと付き合っていかなければならないということだ

あのサイトの管理人の方がもしこの文を読んで下さっているならどうか頑張って欲しい。声をあげ続けて欲しい。僕には日本に住みながら日本人で無いということがどんなことなのか理解できない。僕の想像できない苦労があることだと思う。それでも頑張って欲しい。頑張れという言葉がいかに無責任な言葉かというのは充分に承知しているが、人には頑張れという言葉でしか表現できない気持ちがあることも確かだと思う。ぜひ頑張って欲しい。

追伸:ご連絡いただければこの文章はいつでも削除します