内分泌系

内分泌器官には何があるか
TSHが分泌されると甲状腺はどうなるか
サイロキシンはどのようにして分泌されるか
副甲状腺の数、どのようにして探すか(肉眼解剖学的に)
副甲状腺にある細胞(形態学的特徴)
副甲状腺から分泌されるホルモンとその機能
Caイオンの再吸収は(腎臓において)どこで行われるか
副甲状腺を全て摘出するとどうなるか
血中のCaイオン濃度が低下するとどうなるか
副腎皮質の3層の分類(形態学的特徴、分泌するホルモン)
ACTHは皮質のどの層を刺激するか
副腎髄質に網状帯の細胞がくいこんでいるか。
髄質の細胞の形態学的特徴(皮質との比較も含めて)
下垂体前葉から分泌されるホルモン
下垂体後葉から分泌されるホルモン
バゾプレッシンの機能
下垂体後葉はどこからできるか
バゾプレッシン、オキシトシンは光学顕微鏡で確認できるか
テストステロンはどこで作られるか
エストロゲンはどこで作られるか

消化器系

舌の上皮は? →重層扁平上皮
舌の乳頭の上皮の下にあるものは? →CT、粘液腺、漿液腺、骨格筋(b/c核が筋の周辺部)
食道の上皮は? →重層扁平上皮
食道の筋は? →内輪外縦、上部1/3は骨格筋
胃の上皮は? →単層円柱上皮
胃腺の細胞の種類は? 特徴は? 機能は?
HClの役割は? →殺菌、ペプシノーゲンをペプシンに変換、蛋白を変性
十二指腸の特徴は? →粘膜筋板の中や下にも腺があり、輪状ひだの幅が広い
胆汁の成分と働き →胆汁色素、胆汁酸など  脂肪を乳化する
ビリルビンはどのようにしてできるか? →脾臓で破壊された赤血球の成分が血行性に肝臓へ・・・(以下略)
十二指腸へ開くもの →主膵管+総胆管 ←オッディの筋 、 副膵管
膵臓が十二指腸に分泌するもの →NaHCO3、酵素前駆体
小腸上皮の特徴→単層円柱上皮、杯細胞、terminal web、striated border、リンパ球(直径は? →7μm)、パネート細胞、中心乳び腔

上皮・結合組織

上皮の種類と分布場所
筋の種類と特徴
上皮の細胞の極にあるもの
A free surface・・・cilia、不動毛、微絨毛のあるとこ
A basal surface・・・ミトコンドリア、リボソームの役割(基底線条があるところ)

A lateral surface・・・細胞の結合の種類とそれがある臓器
筋が収縮するときのCaイオンの働き


生殖器


精子の通り道
セルトリ細胞の特徴と働き
ライディッヒ細胞の形態と働き
テストステロンの分泌は何によって促進されるか?
精管と精巣上体の上皮
不動毛の働き
 

エストロゲンはどこで作られる?
プロゲステロンはどこで作られる?
上記2つの分泌に関連する下垂体ホルモン
子宮の層構造
子宮内膜の特徴(mesenchyme様細胞、繊維芽細胞はない・・・Histology P.745)
排卵の起こる機序
膣の上皮

呼吸部

問題
①肺にある組織を述べよ
②気管支にある組織を述べよ
③鼻腔呼吸部の上皮はなにか、線毛の働き
④肺Ⅰ型、Ⅱ型の特徴、場所、働き
⑤気管支の軟骨がどこまであるか、何軟骨か?
⑥平滑筋がどこまであるか? 神経支配と働き
⑦呼吸部、嗅部の上皮の組織学的違い
⑧呼吸部上皮下に発達しているもの
⑨血球の大きさ(赤血球、リンパ、好中球など)
→上皮の大きさを判断できるらしい

解答
①気管支、動脈、肺胞(Ⅰ、Ⅱ型)
②多列円柱上皮(goblet cell;線毛+)、気管支腺、平滑筋、脂肪組織、硝子軟骨、動脈など
③偽重層円柱上皮(goblet cell;線毛+) 
 異物を咽頭に向かって運ぶ
④Ⅰ型
・・・扁平で内腔に接している。        分圧差に応じて、細胞から血液に酸素が入り、血液から肺胞へ二酸化炭素が出て行く。ガスの拡散の働き
  Ⅱ型
・・・大型の細胞で丸い核。内腔に突出していう。肺胞壁が交わるところにある。        Septal cellの表面活性剤の作用。表面張力を低下させて肺胞の拡張を容易にする。
⑤(Histology P.589) Segmental bronchusまで(気管支枝)、硝子軟骨
⑥起きている時→交感神経→拡張
 寝ている時→副交感神経→収縮
⑦嗅部は嗅神経があるため、明るく、核の中に核小体が見える
⑧静脈叢
⑨赤血球7〜8μm
小リンパ7〜8μm
  好中球12μm
鼻腔の上皮にはリンパ球があるから、上皮の大きさが推定できる