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高齢者体験(シミュレーターを使って)


青野厚子

 福祉協議会から高齢者体験シミュレーターを借りて、お年寄りになってみました。体が動かない、目がよく見えないなどの高齢者の特徴をを体験することにより、たいへんさを理解し、やさしい気持ちで接したいという感想を生徒達は持ちました。


授業前に「お年寄りが困っていることは、何か?」生徒に予想を書かせた。その結果が書かれたプリントを配る。

説明1 この前、みんなはお年寄りが困ることを、このように予想しました。今日は、本当にこの予想が当たっているのか、実際にお年寄りになってみましょう。

準備されている物
高齢者体験シミュレーター 14セット
軍手(各自持参)
財布と小銭 7セット
値札をつけた商品 7つ
原稿用紙 14枚 
鉛筆
感想文用紙(生徒の予想結果が載った物)

説明2   老人体験シミュレーターの使い方を実際にモデルの生徒にシミュレーターシミレーターながら説明した。(7分)
1 両足首に重りをつける。 
2 両膝にサポーターをつける。
3 ベストを着る。(背中に背負う。)
  ベストのポケットに重りを2個ず つ入れる。
4 手首に重りをつける。
5 肘にサポーターをつける。
6 ゴーグルをつける。
7 手袋をつける。
8 ステッキを持つ

事前に3人グループ(または2人)を 作っておく。 1番から3番を決めておく。

説明3 次に何をするのか説明した。(3分)
グループ1〜7は、この部屋で、値札を読んで、財布からお金を出す。(終わったら歩いて新校舎の会議室へ)
グループ8〜14は、新校舎の会議室まで歩いて行き、そこで、原稿用紙に自分の名前を書いてかえって来る。
(終わったらもどってきてこの部屋で買い物体験)
これを3人のグループなら3回くりかえす。 
(グループの全員が終わったら、この部屋にもどり、感想を書く。)

生徒は、グループごとに、シミュレーターをつけて買い物体験、廊下を50メートルほど歩く、原稿用紙に自分の名前を書く、という3つの活動を行い、感想を書いた。

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