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皆さん、こんにちは。このホームページは日本語の初級文法を整理するためのページです。初級といっても覚えなければならないことは山のようにあります。もっとシステマティックに覚える方法はないのかと思っている人は多いと思います。混乱した頭を整理してください。
(と、こんなにむずかしい日本語で言っても初級の人にはわからないかもしれませんね。本当はこのホームページを韓国語で作るつもりでしたがコンピューターの知識がないのでできませんでした。でも、日本語教師の方やボランティアで日本語を教えている方にも少しはお役に立てるのではと思って、とりあえず、日本語で作ってみました。自作の資料もありますので授業などで使ってください。・・・と言いましたが、表がコピーできない。もちろん、インターネットから直接コピーすることはできますが、ワードに載せることができない。無理に載せても表にならない。これは痛手をくらいました・・・。いろいろと不備な点がとても多いです。なるべく早く直しますのでもうしばらくお待ちください。)
目次
1 資料編
・・・ 印刷後、コーティング(パウチ?ラミネート加工?)していつも持ち歩くと便利です。(と思っていましたが表がワードに載りません。1ページ分をA4用紙一枚になるようにうまくレイアウトしたんですが、私のワープロでは。両面コピーの後コーティングして下敷きのかわりに使うととってもグーな代物なのですが。)・です・ます表と文末の整理
・・・ 文末がわからないと言う人のために。文末は会話の基本です。
・普通体の表とその使い途
・・・「基本形」「ない形」「た形」「ない形のた形」重要度100%です。しっかり覚えてくださ
い。どうして重要かというと・・・見ればわかります。・その他に覚えなければならない形の表とその使い途
・・・「可能形」「受け身形」「使役形」「使役受け身形」
「意志形」「命令形」「仮定形」「て形」「副詞形」
「ます形」「基本形」「ない形」「た形」。これだけ覚えたら後は形の苦労は「ほとんど」
ありません。
2 文末の整理
・・・ 「です」とか「ます」とか「でしょう」とか「ましょう」とか・・・
3 覚えなければならない形の整理とその使い途
・・・ 使い途がわからなければ覚える気持ちになれませんね。
¥¥¥¥¥¥¥(ページの変わり目です)¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
1 資料編
① 「です・ます表」
|
単語例 |
現在形 |
否定形 |
過去形 |
否定形 |
五段動詞 |
はなす きく (ある) |
× |
あ段+ないです |
× |
あ段+なかったです |
い段+ます |
い段+ません |
い段+ました |
い段+ませんでした |
||
一段動詞
|
みる たべる |
× |
|
× |
|
|
|
|
|
||
くる する |
|
× |
こ+ないです し+ないです |
× |
こ+なかったです し+なかったです |
き+ます し+ます |
き+ません し+ません |
き+ました し+ました |
き+ませんでした し+ませんでした |
||
い形容詞
|
あつい おいしい (いい)(ない) |
+です |
|
|
|
× |
|
× |
|
||
な形容詞
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すきな きれいな |
|
|
|
|
× |
|
× |
|
||
名詞
|
にほんじん |
+です |
+じゃないです |
+でした |
+じゃなかったです |
× |
+じゃありません |
× |
+じゃありませんでした |
・でしょう ・・・ 「と思います」推量・推測の表現です。
・でしょう? ・・・ 「私は〜と思います。あなたもそう思いますか。」同意を求める表現。
「私は〜と思います。本当にそうですか。」確認の表現。
・でしょうか ・・・ 「あなたも答えを知らないとは思いますが、どう思いますか。」相手も答えを知らないと思う時、相手に負担を与えない、配慮
した質問。
「ですか」の丁寧な言い方
・ましょう ・・・ 「let's」 誘うときの言い方です。
「do it!」教師などが生徒を誘うように「がんばりましょう」などと言いますが、がんばるのは生徒だけです。結局は「がんばって
ください」という意味です。
・ましょうか ・・・ 「一緒に〜するのはどうですか。」
「私が〜してあげるのはどうですか。」
・んです ・・・ 「!、!、!。〜です。〜ます。」いろいろな使い方があって、ちょっと難しいです。
・んですか ・・・ 「!、!?、〜ですか。!、!?、〜ますか。」見たり聞いたり知っていたり、前提となる情報がある場合に使います。
・普通体 ・・・ 「パンマル」です。これに終助詞が付くといろいろなニュアンスが加わります。
・普通体+終助詞
・・・ 「ね」基本的には「あなたもそう思いませんか。」とか「私の話を聞いてください。」です。
「よ」基本的には「私の意見を聞いてください。」です。
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②「普通体の表」
|
単語例 |
基本形 |
ない形 |
た形 |
ない形のた形 |
五段動詞 |
す はなす だす く きく かく ぐ およぐ いそぐ う あう おもう つ まつ もつ る のる (ある) む のむ よむ ぶ あそぶ えらぶ ぬ しぬ く いく |
|
あ段+ない |
|
あ段+なかった |
一段動詞 |
おきる いる たべる ねる |
|
|
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|
くる する |
くる もってくる する デートする |
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こ+ない し+ない |
き+た し+た |
こ+なかった し+なかった |
い形容詞 |
あつい おいしい (いい)(ない) |
|
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な形容詞
|
すきな きれいな |
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|
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名詞
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にほんじん |
+だ |
+じゃない |
+だった |
+じゃなかった |
② 基本形 動いな名注 〇××× 〜ことができる 〇××× 〜には(目的) 〇×× 〇×× 〇××の 〜まえに ③ ない形(「〜ない」の部分を付けて) 〇××× 〜ないでください 〇××× 〜ないで 〇〇〇〇 〜なくて 〇〇〇〇 〜なければならない(〜なければいけない 〜なくてはならない、〜なくてはいけない) 〇〇〇〇 〜なくても 〇〇〇〇 〜なくてもいい 〇〇〇〇 〜ないほうがいい ④ 基本形・ない形 〇×××* 〜つもり 〇××の* 〜よてい 〇××× 〜ことにする 〇××× 〜ことになる 〇××× 〜ようになる 〇××× 〜ように(目的) 〇××の 〜ために(目的) 〇〇〇〇 〜と(条件) 〇〇 〇〇なの 〜うちに 〇〇なの 〜ことがある 〇〇なの 〜ことがない ⑤ た形(「〜た」の部分を付けて) 〇××× 〜たばかり 〇××× 〜たほうがいい 〇××× 〜たらどうか 〇×××* 〜たまま 〇××× 〜たあとで |
⑥ た形・ない形のた形(「〜た」の部分を付けて) 動いな名注 〇××× 〜たことがある 〇〇〇〇* 〜たり〜たり 〇〇〇〇* 〜たりする 〇〇〇〇 〜たら ⑧ 普通体 (動詞・い形容詞・な形容詞・名詞の基本形・ない形・た形・ない形のた形の全部、計16の形、を使います。例外はな形容詞・名詞の基本形、計2の形、だけです。) ・普通体とです・ます体 〇〇〇〇 〜から 〇〇〇〇 〜し 〇〇〇〇 〜が 〇〇〇〇 〜けど(けれど、けれども) ・普通体だけ 〇〇〇〇 〜と思う 〇〇〇〇 〜そうだ(伝聞) 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇 〇〇なな 〜ので 〇〇なな 〜のに 〇〇なな 〜のだ(んです) 〇〇なな 〜のかもしれない 〇〇なの 〜名詞(連体修飾) 〇〇なの 〜とき 〇〇なの 〜あいだ 〇〇なの 〜ようだ(様態・比況) 〇〇なの 〜はず 〇〇なの 〜ため(原因) |
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「その他に覚えなければならない形の表」
|
可能形 |
受け身形 |
使役形 |
使役受け身形 (長い形) |
使役受け身形 (短い形) |
五段動詞 |
え段+る |
あ段+れる |
あ段+せる |
あ段+せられる |
あ段+される |
一段動詞 |
|
|
|
|
× |
くる
|
こられる
|
こられる
|
こさせる
|
こさせられる
|
× |
|
意志形 |
命令形 |
仮定形 |
て形 |
副詞形 |
五段動詞 |
お段+う |
え段 |
え段+ば |
動詞は「た形」と同じ活用 (た→て、だ→で) |
× |
一段動詞 |
|
|
|
× |
|
くる
|
こよう
|
こい
|
くれば
|
× |
|
い形容詞 |
× |
× |
|
|
|
な形容詞 |
× |
× |
|
|
|
名詞 |
× |
× |
+なら |
+で |
× |
表1と表2にありますが「ます形」「基本形」「ない形」「た形」
|
ます形 |
基本形 |
ない形 |
た形 |
五段動詞 |
い段+ます |
|
あ段+ない |
(五段、す→した、く→いた、ぐ→いだ、う・つ・る→った、む・ぶ・ぬ→んだ、いく→いった。一段→+た。くる→きた、する→した。) |
一段動詞 |
|
|
|
|
くる
|
きます
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|
こない
|
|
い形容詞 |
× |
|
|
|
な形容詞 |
× |
|
|
|
名詞 |
× |
+だ |
+じゃない |
+だった |
① ます形(「〜ます」をとった形で) 動いな名注 〇××× 〜ましょう 〇××× 〜ましょうか 〇××× 〜ませんか 〇××× 〜に行く(目的) 〇××× 〜たい(〜たがる) 〇×××* 〜ながら 〇××× 〜やすい 〇××× 〜にくい 〇××× 〜なさい 〇××× 複合動詞(〜はじめる 〜つづける等) 〇××× お〜になる(尊敬語) 〇××× お〜する(謙譲語) 〇 〇 |
⑦ て形(「〜て」の部分を付けて) 〇××× 〜ている 〇××× 〜てある 〇××× 〜ておく 〇××× 〜ていく 〇××× 〜てくる 〇××× 〜てかえる 〇××× 〜てしまう 〇××× 〜てみる 〇××× 〜てから 〇××× 〜てばかり 〇××× 〜てください(+ませんか) 〇××× 〜てほしい 〇××× 恩恵の授受表現 (〜てあげる、〜てくれる、〜てもらう) 〇〇〇× 〜てたまらない 〇〇〇〇 〜て(接続) 〇〇〇〇 〜ても 〇〇〇〇 〜てもいい 〇〇〇〇 〜てはいけない |
可能形(かのうけい)・・・一段動詞活用。「〜ことができる」も同じ意味。一段動詞に「ら」がないこともある。
受け身形(うけみけい)・・・一段動詞活用。
使役形(しえきけい)・・・一段動詞活用。
使役受け身形・・・一段動詞活用。五段動詞には長い形と短い形がある。「す」で終わる動詞は長い形だけ。
意志形(いしけい)・・・「行こう」は独り言か誘い掛け。「行こうと思う」で使う。
命令形(めいれいけい)・・・この他に「〜なさい」もよく使う。
仮定形(かていけい)・・・否定の「〜なければ」もよく使う。重要です。
て形(てけい)・・・動詞は「た形」の活用と同じ。しかし、い形容詞・な形容詞・名詞は「た形」と全然違います。
副詞形(ふくしけい)・・・「+なる」・「+する」の形でよく使う。重要です。動詞の時は「〜ように」を使う。
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2 文末の整理
|
単語例 |
現在形 |
否定形 |
過去形 |
否定形 |
五段動詞
|
はなす きく
|
× |
あ段+ないです |
× |
あ段+なかったです |
い段+ます |
い段+ません |
い段+ました |
い段+ませんでした |
||
一段動詞
|
みる たべる |
× |
|
× |
|
|
|
|
|
||
くる する |
|
× |
こ+ないです し+ないです |
× |
こ+なかったです し+なかったです |
き+ます し+ます |
き+ません し+ません |
き+ました し+ました |
き+ませんでした し+ませんでした |
い形容詞
|
あつい おいしい
|
+です |
|
|
|
× |
|
× |
|
な形容詞
|
すきな きれいな |
|
|
|
|
× |
|
× |
|
名詞
|
にほんじん |
+です |
+じゃないです |
+でした |
+じゃなかったです |
× |
+じゃありません |
× |
+じゃありませんでした |
a 基本
・文末には「です系列」のものと「ます系列」のものがあります。・動詞は「ます系列」が基本です。
・い形容詞・な形容詞・名詞は「です系列」と「ます系列」のどちらもよく使いますが、否定の時は「ます系列」の方が丁寧な感じがします。
・「です系列」と「ます系列」をそれぞれ眺めていると法則性が見えてくると思います。但し、な形容詞の過去と名詞の過去は変則的に変わっているので少し覚えるのが難しいかもしれません。
b 動詞なのに「です」が付いている場合
・上の表にもありますが「ない形」に「です」が付いているケースはなさないです
・「んです」や「のです」のように「ん」や「の」が付いているケース
いくんです、いかないんです、いったんです
いくのです、いかないのです、いったのです
「ん」や「の」の前は普通体です。普通体であれば動詞でもかまいません。
・「でしょう」や「でしょうか」のケース
いくでしょう、いかないでしょう、いったでしょう
「でしょう」や「でしょうか」の前は普通体です。動詞でもかまいません。
c 「でしょう」や「ましょう」の意味
・でしょう ・・・ 「と思います」推量・推測の表現です。・でしょう? ・・・ 「私は〜と思います。あなたもそう思いますか。」同意を求める表現。
「私は〜と思います。本当にそうですか。」確認の表現。
・でしょうか ・・・ 「あなたも答えを知らないとは思いますが、どう思いますか。」 相手も答えを知らないと思う時、相手に負担を与えない、配慮した質問。
「ですか」の丁寧な言い方。
・ましょう ・・・ 「let's」 誘うときの言い方です。
「do it!」 教師などが生徒を誘うように「がんばりましょう」などと言うががんばるのは生徒だけです。結局は「がんばってください」という意味です。
・ましょうか ・・・ 「一緒に〜するのはどうですか。」
「私が〜してあげるのはどうですか。」
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3 覚えなければならない形の整理とその使い途
本当はここに「使い途」とその韓国語訳、例文を付けるつもりでしたが・・・。でも、まあ使い途は前のページに書いてありますから・・・まあ・・・。
4 お詫び
コンピューターの知識がないためにこんな形で公表することになってしまいました。本来ならもっと使いやすい形にしなければならないんですが・・・。私のワープロの中ではかなりイケている形になっていたのですが・・・。・・・と言い訳タラタラ。では、なぜこのような形になってしまったかという経緯を説明いたしますと、まず時間がない。というのも、これは学校のレポート課題。本当は韓国語で韓国のサイトに載せるつもりでいましたが、韓国のサイトに日本語を載せるにはそれなりの知識が必要です。でも、それはない、私には。
言い訳の二つ目、外国で日本語の OSを使っていると死ぬほど不便です。かといって、その国の OSも語学力の不足のためよくわかりません。というよりもお金の問題。このか弱いパソコンに OSをもう一つ入れるだけの力はなさそうだし、かといって最新のパソコンを買うにはビビンパプにして500杯以上のお金。それに加えて、もちろんながら、コンピューター用語?もよく分かりませんから大変です。まあ、自業自得ですが。
しかし、しかし、こんな私でもホームページが作れました。このサイトのホームページ作成法?の1段階目を楽勝でクリアした後、2段階目でつまずいてしまいました。どこか遠くに捨てられたような気分でしたが、そこはレポート提出間際の力業。アドバンスエディター?で編集しろとこのサイトではおっしゃるのですが、よくわからないので日本語が書いてある部分に「本文」を無理に挟み込みました。とりあえず一件落着。
というわけで、これからも皆さん宜しくお願い致します。まだまだネタはたくさんあります。なんとか更新していきたいと思っています。
これからは内輪の話。皆さま、ちょっとすみません。・・・。先ずはやはり、イーハンソプ教授、先生のおかげでホームページを作るまでになれました。信じられないくらいの進歩です。本当にありがとうございました。そして、ソンウンジュ氏、韓国語と日本語の対照研究に多大なる協力をしてくれていることを心より感謝しています。サランヘヨ。最後に、私がついこの間まで勤めていた某外国語学院の皆さま、現在通っている某大学院の皆さま、カムサハムニダ。
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小田 泰弘 | ||
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男性 | ||
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韓国のソウル | ||
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