FIRST SEMESTER

グリオンホテルスクールは、半年を一学期し、合計7学期まで修了して卒業する事が出来ます。現在みつこは2学期生です。 ここではみつこが1学期中に勉強した教科についてお話します。 基本的に専門学校なので選択肢は少ないのですが、 個人によって少しだけ受ける教科が違ってくるようです。 一学期生は学期が始まると、まず数学と英語のテストを受けさせられます。 数学のテストは中学校3年生の春の中間テストくらいのレベルです。え?!って思うくらい簡単です。 ただし、出題は英語。フランス語の授業(全体のコース)を希望した生徒はフランス語でなので、 苦手の方は関連して数学のテストも難しくなってしまいます。数学のテストに合格すると、その生徒は外国語 (フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語が主な選択肢です。人数が沢山集まれば、その他の外国語を)選択することができます。 残念ながら不合格だった生徒は、数学の授業をとることになります。 それから英語のテストです。英語のテストは基本的には英語のクラスの能力分けテストです。 基本から上級レベルまで全部で4クラスあります。このテストに合格した生徒は、その授業を取らなくてもかまいません。
以下みつこが取った教科です。

SEMESTER 1
PROFESSIONAL DEVELOPMENT

Craft Based Learning in Service and Kitchen
Introduction to Hospitality
Principles of Food and Beverage

ENTERPRENEURSHIP

Basic Accounting

CULTURE AND GENERAL EDUCATION

French
Information Technology
Study Skills and Personal Development
Sport

Craft Based Learning in Service and Kitchen
FOOD&BEVERAGE(以下F&B)のサービスの仕方、調理の仕方、また衛生管理の基礎を実習で学びます。 学年の人数によって変化するようですが、私達の場合は二週間のサービス特訓、二週間の調理場特訓となりました。
Introduction to Hospitality
このコースの目的は生徒がホスピタリティ産業の始まりとその成長を理解するところにあります。 まずは世界のホテルとレストランのスタイルを学び、 後にその専門的なキャリアについてどのような要素が必要なのかを勉強していきます。
Principles of Food and Beverage
この教科では、F&Bにかかわるさまざまな部門に関する基本的な知識を学びます。グループ作業が多々あり、 その中で、衛生管理、料理のコースの決め方、料理の原価と売上価格のまとめ方を調べていきます。後半はワインの授業になります。 ワインテイスティングもあります。 今年の期末テストは48種類のワインのラベルから色、味、葡萄の品種、原産国、原産地、フードハーモニーなどを自己で検索し、 テストに臨むというものでした。
Basic Accounting
簿記の授業です。このコースは生徒が簿記の機能と目的を理解するためのものです。 半年間の間に、財政の貸借表の計算の仕方、また変化の記録の仕方、決算の出し方を勉強しました。
French
フランス語。私は基本コースを取りました。難しいですが、自分の力で文章が完成したときにはうれしかったものです。 基本コースではその名の通り、基礎を勉強します。教師はスイス人の女性でした。(つまりは、フランス語のネイティブスピーカーということです。)
Information Technology
コンピューターハードウェア、ソフトウェアMicrosoft Word, Excel, Powerpointへの導入です。 生徒は授業を受けながら、文書の新規作成、ワークシートの作成、データの保存、プレゼンテーション組み立てを理解し、 作成していく技術を学びました。この授業は将来的にかなり役立ちそうなので、面倒なときもありますが、お気に入りのクラスです。
Study Skills and Personal Development
自己管理法を学びます。
Sport
筋力をつけるためのものです。基本的には学校内にあるジムで行ないます。 40分ほど筋力トレーニングを行なった後、自由にスポーツを楽しむことが出来ます。 たまに教師は生徒を連れてレマン湖のほとりまで降りて行きます。 そこからシオン城まで往復5kmのランニング、またスイミングプールへ連れていってくれることもあります。