13日目

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投稿者:フリオ教師 - 投稿日時:2004年07月25日 18時35分54秒
引用

私の育った町、三条と見附が被災した今回の水害は、私にとっては
人ごとではありません。
何かしなくてはという思いが強く、できる限り協力をしていき
たいのですが・・・平日は仕事、昨日も三者面談でなかなか・・・。

1週間たって、またこちらにきてみましたが、復興はまだまだ。
三条の競馬場跡地は、大きなゴミの山ができていました。


先週は見附、今日は三条のボランティア活動に参加しました。
先週は両親と一緒に、十日町からきた人とチームを組んで
後始末の手伝いをしました。

今日は8人のパーティーを組んで出動しました。
顔も名前も知らない人たちと。
新潟市、阿賀野市、六日町、白根市、地元三条の人達とともに
作業しました。

行くことになった場所は、母校三○高校の校門の目の前の家でした。
チームを組んだ人の中にも三高出身者がおり、先輩・中輩・後輩
などと言いながら、現場に向かいました。
母校の様子もすさまじく、毎日通学した通学路は、ゴミの山でした。
グラウンドも荒れに荒れていました。
懐かしさのかけらもなかった。

お邪魔した家は、床上180cmまで浸水し、150cm位の
ところから壁がすべて崩れ落ちていました。
泥も床上10cmくらいまで積もっていたそうです。

泥のくみ出し等は終わっていたのですが、掃除がぜんぜん
追いついていません。
たわしやスポンジで一生懸命こすっても、泥と消毒用の
石灰の固まりが全く落ちません。
しかも、床板を剥いだあとで足場が悪いので、作業がはかどり
ません。水をくんだバケツを片手に、平均台を移動している
ようでした。綱渡りのような感覚で掃除していました。

今日一日では最後まで終わらず、中途半端で解散しました。

水害から早2週間がたとうとしていますが、こんな現状では
まだまだ被災者があたりまえの生活を送るまで時間がかかり
そうです。
1ヶ月ではきかないのではないでしょうか?

私の学校では、募金活動を始め、夏休み前わずか2日間で2万円
以上集まりました。ボランティア活動に参加したいという生徒も
いるのですが、生徒にしてみればお金も交通手段もないので、
せめてもの募金だそうです。

もし可能ならば、復興に少しでも力を貸していただければと
思います。

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