第六回  ハロウィーン

10月31日はハロウィーンです。それに先駆けて、町並みもハロウィーン一色になっています。日本にはない習慣なので、ちょっとしたハロウィーンの説明をしますと、

古代ケルト暦では111が新年で、10月31日は万聖節(All Saints' Day)の前夜祭=大みそか、にあたります。この日は死者の霊が家に戻ってくる日なのです。またこの日は、新年=万聖節の前日と言うことでお化けなどが暴れまわる日でもあります。例えば、ほうきに乗った魔女が黒猫をつれてやって来て、悪さをするのでご用心。そこから生まれた習慣が、「Trick or Treat!」(なにかちょうだい。くれないといたずらするよ!)と叫びながら、お化けの仮装をした子ども達が近所の家をまわってお菓子をもらい歩く、というものなのです。大抵の家は、入り口にjack-o'-lantern(ジャコランタン:かぼちゃをくり抜いて、中にろうそくを灯したオブジェ)を置いています。それが「来てもいいよ!」の合図なのです。

まあ、日本でいうとお盆にあたるのでしょうか?しかし、お盆だからといって日本ではお墓参りはしても、みんなで幽霊の仮装をしてパーティはしませんよね。全くおもしろい習慣です。

さて、ハロウィーンということで、寮の友人達とホーンテッドハウス(お化け屋敷)に行っまいりました。UWから車で20分ほてどのところにあり、巨大な倉庫をハロウィーン用のホーンテッドハウスに改造しものです。雨が降っているというたのに大人から子供まで仮装した人々の行列が並んでおり、中に入るまでも待たねばならないという大盛30分以上況でした。(行列は行列でも、狼男、魔女、ゾンビ、モンスター、などなど独自の仮に身を包んだ人々の行列で装す。)

肝心のホーンテッドハウスはというと、なかなか凝った造りです。全長徒歩10分ほどです。さすがエンターテイメント好きのアメリカのお化け屋敷、という感じでした。一緒に行った寮の女の子2名は終始、驚き叫んでいました。(それにしてもそこまでは怖くないだろ・・・。)

ちなみに寮でのイベントとして、中世風の学生寮をお化け屋敷にして楽しむイベントや、大学のプールの中で映画「ジョーズ」を見る、などのイベントがありました。