第十回 マイケル家での冬休み
とても長く感じた秋学期もようやく終わり、待ちに待った冬休みがやってきました。約2週間の休みの後、1月2日から授業が再び始まり、冬学期に突入します。冬休みはホストファミリーのマイケル家と過ごします。
さて、この冬休みはひたすら遊び回りました。連日映画を見に行き、帰宅してはレンタルした映画を見て、ホストブラザーとシスターとゲームをし、近所の家に食事に招待されてはお腹一杯食べ、といった具合です。
特筆すべきは、この休み中に、レインに勧められた「HarryPoter」という名前の本を読破したことでしょう。「HarryPotter」はアメリカにおいておそらくその名前を知らない人を探す方が難しいほどの人気を誇るベストセラーです。ちなみにHarryPotterとは主人公の少年(彼は魔法使い)の名前で、ジャンルとしてはファンタジー系に分類されます。現在最新刊の第4巻が出版されていますが、著者の構想としては全7巻になるらしいです。とりあえずレインの持っている4冊、合計約2000ページを冬休み中に読破しました。UWでの厳しいリーディングで鍛えられたためか、一日5時間程のペースで、苦痛を感じることなく読み進めることが出来ました。
また、ホストグランドマザーのアグネスの住んでいる老人の為の住居施設でピアノのリサイタルをしたことも良い経験になりました。住居施設にあるホールのピアノを使って、30人程の観客の前で一時間ばかり演奏をしました。
UWで勉強ばかりしていた期間中とはうって変わって、ひたすら遊んだり、色々な人達と交流を深めるというのはまた別の意味で素晴らしい経験になりました。
とりあえず冬休み中の写真の掲載をしていますのでご覧下さい。
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