Japanese Traditional Martial Arts (拳法)
1999年度早慶戦優勝記念写真
私は高校2年生の時、初めて慶應高校拳法部の門を叩きました。以来、格闘技の魅力に取り付かれ、現在は慶応義塾体育会拳法部に所属中であります。そして、これまで 5年以上を日本拳法 (略して日拳)の練習に費やしてきました。厳しい練習の結果、今現在は日本拳法二段の免許を取得しております。
しかし皆様方にしてみれば、「日本拳法?一体なんだ、それは?法律の日本憲法とは違うのか?」と言った感じでしょう。そこで、Let's say ! ”What's Nihonnkennpo ?”
解説の援部君(国士舘大学風)
押忍、失礼します。
日本拳法とは、現在人気沸騰中の総合格闘技(パンチ、キック、投げ技、関節技、という格闘における全ての要素を含む格闘技 )にジャンル分けされるのであります。
日本拳法において特筆すべきは、特有の防具を身にまとうことで、これらをフルコンタクト(実際に打撃を当てるルールのこと)で安全に行う事ができるという点であります。
ぶっちゃけて申しますと、ボクシングとテコンドーと柔道を合体させたような競技なのであります。
その優れた実戦性は、自衛隊における徒手格闘技に採用されていることからも明らかであります。日本武道全般及び、アマチュア格闘技の中において、実戦における戦闘能力という点に置きましては、他の追随を許さないのは確実と言えるのであります。
世間的にはまだマイナーでありますが、強く、激しく、楽しく、そして感動できる、素晴らしい格闘技であります。参考までに下の写真をご覧になっていただければわかりやすいかと・・・。
団体戦における試合風景
おまけ
回し蹴り(round kick)
⇒
おまけ2
1999年度東日本大学選抜選手権大会における、慶應大学拳法部の歴史上初の、中央大学拳法部(全国大会優
勝経験も有る超強豪チーム)を団体戦で破るという快挙、の詳細を掲載します。
慶應大学 中央大学
先鋒 ×四之宮(二段) ○田川(三段)
中段回し蹴り 1−2 面蹴り、面突き
次鋒 ○貞末(初段) ×根城(三段)
胴膝蹴り、上段回し蹴り 2−1 面突き
参鋒 ○福田(三段) ×五十嵐(三段)
胴膝蹴り 1−0
中堅 ×神吉(三段) ○鈴木(三段)
0−2 押さえ面突き、押さえ面突き
参将 ○富沢(三段) ×山田(三段)
面突き、面突き 2−0
副将 ×古尾谷(三段) ○春山(三段)
0−2 面突き、胴蹴り
大将 ドロー、久保(二段) 原(三段)
0−0
代表者決定戦
○富沢(三段) ×田川(三段)
胴突き、面突き 2−1 面膝蹴り
3勝3敗1分け、代表者決定戦の末、慶應大学の勝利!!!
最終結果:東日本大学選抜選手権大会3位