WalrusのCD案内〜こいつを参考にしよっ
レザレクション...ハルフォード
2003/7/17更新(前回7/11)___通算No.145
わっはっはのは〜 笑っちゃイカン。笑っちゃイカンけど、こう気合いを入れまくられると、ぽかんと口あけて圧倒されてるうちに、笑っちゃいますぜぃ。オープニングの「れ〜ざぁ〜れ〜くしょぉ〜ん」の絶叫。来た、来た、来た〜って感じ\(^O^)/

これだけ個性的な唄屋だから、どうしても「何かが根底からガラっと変わるような要因」が無い限り、これはジューダスのアルバムと何が違うんだ?となりませう。「若い生き血と交わり合うことで何かを見出したい」って分かったような、イマイチわからんコンセプトの元に結成されたFightを経て、ついにと言うかやっぱりと言うか、歩み出したのが自身の名を冠したソロ・プロジェクト。気合いも入ろうというものだす。で無きゃ、ジューダス抜けた意味も、Fightをストップさせた意味も無うなりますけんの。

でもそんなこんなはどうでもいいってのが本音でしょか。ファンとしては細い糸を極限までのテンションで張ったようなスリリングで攻撃的なウルトラハイトーンが聴ければ、それでアルバム調達した目的は達せれちゃうんだし。と、表面的なことに目が行きやすくなるけれど、個々の楽曲のまとめ方はさすがどすえ。恐らくリズム隊にもギター屋にも「あーしろ、こー演れ」の細かい指示は出さずに、自由に演らせてるのでせう。その上に自身の世界資産的ボイスをただ乗せるだけでなく、芸術的な部分、商業的な部分、うまくブレンドさせてることに、プライドと自信をとっても感じまする。でもジューダスにいても出来るオンガクじゃないかなぁ...(^^;

Resurrection
by Halford
H/M(イギリス)
2000年発表
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Produced by Roy Z
全14曲(計56m10s)
1.Resurrection
2.Made in Hell
3.Locked and loaded
4.Night fall
5.Silent screams
6.The one you love to hate
7.Cyberworld
8.Slow down
9.Twist
10.Temptation
11.Drive
12.Saviour
13.Sad wings
*
14.Hell's last survivor*

*印は日本盤のみのボーナストラック