WalrusのCD案内〜こいつを参考にしよっ
悪魔の招待状...AC/DC
2003/3/13更新(前回3/7)___通算No.124
実わ、ワシにとって初めてフルレンスで聴いたAC/DCさまというのがこれでおました。ナンだか知らないけど、聴いてないまま時間を過ごしてしもたもんで。このあと「バック・イン・ブラック」「地獄のハイウェイ」と遡って聴き、とにかく音楽ライフが一変しやしたぜぃ。「ナンでじゃ? ウソだろ?」と笑われるかも知れない。だけど今以ってこの時受けた衝撃は忘れられませぬ。
正確に言えばAC/DCが、と言うより、ジョン・マット・ランジ先生が創り出したこの音とミックスバランスにチビリまくったわけだす。超バカでかなスネア、ほとんど聴こえないシンバル、完全に楽器隊の一部化されたボーカル、すべてが今までの自分の中にあったジョーシキをバラバラにしてくれましたンよ。もちろん左右の乾いた、でも腰と艶がありまくるギターもね〜。

で、これを実際に自分のミックスに応用してみるも、いや〜難しいですわ、こりゃ。唄をただ小さくするだけでは奥に引っ込んじゃって、聴いてて(唄モンなだけに)欲求不満にになっちゃうし、タイコをこれでもかってほどデカくすると、ギターの存在感がホンっト無くなる。唄にはエキサイタをカマして乗り切っても、ギターがねぇ...。そんなこんなで模倣に以降1年くらい費す若い時代がありやした。あっはっは
それと忘れてならないのが、極端な曲間の短さ。これもスリリングなテンションを持続させるにゃ、今やジョーシキの手法だけど、ランジ先生が全世界へ浸透させたとワタシぁ信じておりまする(^^;

For Those About To Rock/We Salute You
by AC/DC
H/M(オーストラリア)
1981年発表
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Produced by John 'Mutt' Lange
全10曲(計40m04s)
1.For those about to rock(We salute you)
2.Put the finger on you
3.Let's get it up
4.Inject the venom
5.Snowballed
6.Evil walks
7.C.O.D.
8.Breaking the rules
9.Night of the long knives
10.Spellbound