ライナーノーツを見ればクドイほど書いてあったことだけど、それを見ずに、また何の予備知識も持たずにこのアルバムを聴くと、おぉ〜♪になれまするぅ。ただそのあと「うんうん、いい感じ〜」なのか「おいおい...」なのかは好みが分かれるところでしょが、ここまで彼はとっても聴きやすいオンガクしてましたけん、そういう意味じゃそう違和感ないかも知れない。とは言えやっぱ1曲目イントロのピアノリフはやっぱり「おぉ〜♪」でせう(笑)
かなりドロドロした経緯が後日談として残った作品だったそうっす。初回プレスのみルイス・オースティン氏のミックスによるもので、神の亜米利加進出のために急きょ、リリース後にあのジャッグ・ダグラズ氏のリミックスを命じられ、全曲差し替えられたお皿となって現在に至る、と。初回プレス盤を手に入れたわずかの人にはお宝となったことでしょが、今ワシが手にしている復刻CDには右記の通りボーナストラックとして5曲のオリジナルバージョンが収められちょりますけん、聴き比べることが出来まする。ワシ的にはなるほど、亜米利加で売るために手を加えられるってのはこういうことなのかぁの好例として、素直に受け入れれたけれど、本人はどうだったんでしょねぃ。ただこの唄屋はやっぱイカン。それはこのアルバムの評価をどうしても下げてる。
ところで例えば1曲めなんっすけどね、このイントロギターリフ、録り直しをしたのかなぁ。オリジナルテイクの中盤から持って来たわけじゃないでしょ? まさか? そうなのかしら??
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