80年代前半に天才ジョン・マット・ランジ大先生と黄金時代を築いたものの、彼と手を切ってからの中盤以降、サウンドはショボく調理され、命の極上リフすら陰を潜めた作品が続き、AC/DC命の時間を過ごしたワシ的にはヒジョーに悲しい年月だったのが中後半。もっともその期間の作品も聴き込んでくと、買いのメロは随所にあったんですけどね。
ってことで90年代初頭に出たライブアルバム、再びシーンに存在をアピールし、続いて発表した「ボールブレイカー」ではいいメロを満載させて完全復調。で、その次にあたるのが本作なんっすけど、とにかくこのタイコ、これっすよ、これ♪ ジョーシキ打ち破ったランジ大先生のサウンド&バランスを忠実に再現しておりまする。ボスッと鳴る四分の巨大バスドラ、ドスッと響く四分のビッグスネア、余計なオカズ一切無しのプレイ(^^; これを中心に置いての両サイドギターと小さ目の唄&意識させない中で鳴り続けてるベース おぉぉ〜AC/DCだけのサウンドじゃぁ〜〜\(^O^)/ もちろん曲の方もキャッチーなものがズラリ♪
ところでブライアンさんの芸術的なファルセット・スタイル、黄金時代の攻撃的ハイトーンから、見事に美しく枯らしたことで、とっても耳に優しいインストゥルメントになっちょりまする。
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