WalrusのCD案内〜こいつを参考にしよっ
ダム・ヤンキーズ...ダム・ヤンキーズ
2002/5/5更新(前回4/29)___通算No.073
よくあるビッグ・ネーム同士の合体ってことで、それぞれの歴史で爆発させて来た個性をいかにトータル性を構築させて1枚のお皿にブチ込むかが勝負になるのは、この手の話であればアタリマエっすよね。いいんぢゃないっすかぁ、これ。違和感ないし、一体感も伝わってるし、何より各人が楽しんでる雰囲気がしっかり録られてるようですし。

さて聴いてみると、1曲目からナイト・レンジャーしてる(笑)。とは言えこのバンドにはビートルズのマッカートニーがおるらしい。やたら高い声でハモリっ放しのヤツ(^^; 誰だぁ? とにかく主線喰いまくりのハモは初期ビートルズっぽくて面白いわさ。
曲の方はそうね、コンポーザとして期待されながら加入したジャックさん、持ちネタ不足だったのか、インスピレーションのスイッチが入らなかったんか、イマイチの感は隠せませんですなぁ。彼をわざわざ入れたのなら極上のポップメロを期待しちゃいますけんの。

ということで、スーパーバンドのギターテクを素直に楽しむスタンスに割り切って聴くことで、面白いお皿にも肩スカシのお皿にもなりえる1枚でしょうか(^^;

Damn Yankees
by Damn Yankees
H/R(アメリカ)
1990年発表
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Produced by Ron Nevison
全10曲(計45m49s)
1.Coming of age
2.Bad reputation
3.Runaway
4.High enough
5.Damn Yankees
6.Come again
7.Mystified
8.Rock city
9.Tell me how you want it
10.Piledriver(The love song)