WalrusのCD案内〜こいつを参考にしよっ
モトリー・クルー...モトリー・クルー
2002/3/30更新(前回3/24)___通算No.067
いいよ、これ! 大好き♪ この唄屋、ワシのツボに入りまくりなのだ。ムチャクチャ気持ちいいよぉ〜(笑)

モトリー古来のファンとしては、このアルバムの発表を以て大いに混乱したんでしょうねぇ。このバンドは一般的な鋼鉄バンドのジョーシキ的イメージとは正反対で、ベースとタイコがフロント、唄屋とギターが裏方ですけんの(笑) とは言え、唄屋がヴィンスでなければこうまで大成功を収めることは叶わなかったろうことも事実で、これだけ強烈な音源がメインパートであれば、バンドがどういうジャンルにトライしたって、金太郎アメよろしく、すべてモトリーになってしまう...歓迎すべきことではあるものの、「根底から変わってみたい」って方針になった時は、これが悲劇に直結するのね。いや、これがホワイト・スネイクとか、オジーとか、唄屋だけのカリスマ性を看板にしてるバンドはもちろん、ガンズとかエアロみたいに唄屋の存在感が強大過ぎるバンドなら、唄屋更迭はあり得ない上での検討に入れるわけだけど、モトリーとなると話は違って来るわけで。

結果としてこのアルバムに起用されたジョン・コラビって唄屋は、この1作限りで解雇。ってこたぁニッキー・シックスのソロ・プロジェクトとして作られるべき作品だった、という結論だけが残る。この作品のタイトルは何だったんだろうか
まぁとにかく。特に優れた曲は残念ながらこれに限り入ってないものの、それを承知の上で一聴の価値あると思うなぁ、ジョン・コラビの唄。ワシは大好きです

Motley Crue
by Motley Crue
H/M(アメリカ)
1994年発表
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Produced by Bob Rock
全15曲(計75m48s)
1.Power to the music
2.Uncle Jack
3.Hooligan's holiday
4.Misunderstood
5.Loveshine
6.Poison apples
7.Hammered
8.'Til death do us apart
9.Welcome to the numb
10.Smoke the sky
11.Droppin' like flies
12.Driftaway
13.Hypnotized(From quaternary)
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14.Baby kills(From quaternary)
*
15.Living in the know(From quaternary)
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*印は日本盤のみのボーナストラック