いいよ、これ! 大好き♪ この唄屋、ワシのツボに入りまくりなのだ。ムチャクチャ気持ちいいよぉ〜(笑)
モトリー古来のファンとしては、このアルバムの発表を以て大いに混乱したんでしょうねぇ。このバンドは一般的な鋼鉄バンドのジョーシキ的イメージとは正反対で、ベースとタイコがフロント、唄屋とギターが裏方ですけんの(笑) とは言え、唄屋がヴィンスでなければこうまで大成功を収めることは叶わなかったろうことも事実で、これだけ強烈な音源がメインパートであれば、バンドがどういうジャンルにトライしたって、金太郎アメよろしく、すべてモトリーになってしまう...歓迎すべきことではあるものの、「根底から変わってみたい」って方針になった時は、これが悲劇に直結するのね。いや、これがホワイト・スネイクとか、オジーとか、唄屋だけのカリスマ性を看板にしてるバンドはもちろん、ガンズとかエアロみたいに唄屋の存在感が強大過ぎるバンドなら、唄屋更迭はあり得ない上での検討に入れるわけだけど、モトリーとなると話は違って来るわけで。
結果としてこのアルバムに起用されたジョン・コラビって唄屋は、この1作限りで解雇。ってこたぁニッキー・シックスのソロ・プロジェクトとして作られるべき作品だった、という結論だけが残る。この作品のタイトルは何だったんだろうか。
まぁとにかく。特に優れた曲は残念ながらこれに限り入ってないものの、それを承知の上で一聴の価値あると思うなぁ、ジョン・コラビの唄。ワシは大好きです。
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