ジューダスのアルバムは、毎度々々佳曲にあふれ、そこに世界的至宝とも言えるロブさんの唄が入るんだもん、20年もの長きに渡って鋼鉄神の座に君臨し続けれたのはトーゼンのこと。ベスト盤もたくさん出てるようだけど、どうせヒット曲を集めたお皿を聴くのなら、世界トップクラスのライヴ・バンドらしく、生演テイクを参考にさせていただきましょ。
このアルバムは、80年代以降に発表された作品たちからの構成で、70年代末に発表されたライヴ盤と比べ、あらゆる面でスケールアップしておりまする。唄屋がいわゆるカリスマで、おまけに2人のギター屋がどっちも優れたソリストとなりゃ、リズム隊との兼ね合いをどうすんのかが見どころになるんだけど(笑)、ワシ的にはもうちょっと太鼓を出して欲しかったかなぁ。
ところで、いつも不思議に思うんだけど、唄やギターに1泊とか2泊遅れのリピート・ディレイをかける時って、テンポ設定はどうやってんでしょ? タイコ屋にヘッドフォン渡してドンカマ流せばいいんじゃろが、鋼鉄バンドのライヴじゃぁそりゃちとカッコ悪い。パフォーマンスも大事だしね。かと言って人間のすることだから、毎回ある程度テンポ変わって当然だと思うし...誰か教えて〜
|