おすすめアルバム(ゲール語篇) |
珠玉のゲール語歌唱集
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eist / イシュト(1999) 収録アーティスト:アルタン、シェイマスベグリー&メアリーブラック*、ヴァンモリソン&チーフテンズ、ブライアンケネディ&モイアブレナック*、モーラオコンネル、クラナド、フランシスブラック*、ポールブレディ*、シネイドローハン*、メアリーブラック*、ジョンスピラーン、モレードニゴーナル、ケイトブッシュ、クリスティムーア* (*は未発表新録曲を収録) Dara Records TORTV 105 CD / Music Plant RUCD018 | |
eist aris / イシュト2(2000) 収録アーティスト:カパーケリー、アルタン、ポールブレディ*、マレード/トリーナ&ミホールオドーナルwith メアリーブラック*、チーフタンズwithメアリーチェイピンカーペンター、マレード/トリーナ&ドーナルラニー、マイケルマックゴールドリックwith カレンマシスン、ジョンスピラーン、ドロレスケーン*、シェイマスベグリー&フレンズ*、ブライアンケネディ*、リアムオメンリィ*、クラナド、フランシス&メアリーブラック* (*は未発表新録曲を収録) Dara Records TORTV 1123 CD / Music Plant | |
現在、一線級で活躍中のアーティストのゲール語での歌唱曲を集めた企画盤シリーズ。半数を占める未発表曲が企画盤ならでの顔合わせや大御所によるものなのも嬉しい。古代ケルト語の流れを汲むゲール語(アイルランド語)は年々話される機会やエリアを「英語」に奪われながら憲法上はアイルランドの第一言語であり、専門のラジオ/TV局が作られるなど民族のアイディンティティの拠り所となる使命を負わされている。民族独自の言語はその民族の歴史を背負っている。物語りや歌を口承で伝えてきた民族だけにその響きは雄弁かつ幽玄であり、メロディを持つとき、その言霊はもっとも力を発揮するのであろう。いずれも現代的な演奏をバックにした歌たちではあるがたまらなく美しく悲しみ深い声を届けてくれる。なんて難しいこと書いちゃったけど聴いてて気持ちイイんっすよコレ。
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