「プライベーツ最高！！」

この日はTHE PRIVATESのイベント。プライベーツは２年前のカウントダウンライブで観た時すごくいいかんじだった記憶があったので、今日また観れるのがとても楽しみでした。その他の出演バンドも、メロディオンズと度々対バンしている最近巷で話題のR&Bバンド・スクービードゥと、前回に引き続きFAKE。マウピはそんなメンツの中のトップバッターでした。ほんとはFAKEがトップバッターのはずだったのが、ボーカル耕輔さんとドラムス禎晃さんが仕事の都合で間に合わないと言うことでこの順番になったらしいです。
どうやら、マウピのメンバー揃って昔からプライベーツのファンだったそうで、今回の対バンはかなり特別な気持ちで臨んだんじゃないかな・・・。

今日のSEはTOKIOの「カンパイ！！」。いつものようにSEをバックに雄祐さんを除くメンバー３人がステージ上に登場。そして残る１人の雄祐さんはなんと、曲に合わせてに客席後ろから人の間をぬって登場！（笑）
「おいっす！　こんにちわマウスピースですっ！」
１曲目は「キミニアイニイコウ」。今日はしょっぱなからテンションあげてるかんじです。

「今日は、年甲斐もなく（笑）実に緊張したライブですが、最後まで応援よろしくお願いしまーす！　・・・ほんとに、リハーサルからこんなに緊張感を持ってマカナに入ったのは、長い間やって来て今日が初めてじゃないかと思うくらい（笑）緊張してます。そりゃそーだよねー！」
「そりゃそーだよー！　僕らの世代ってほんとプライベーツ大好きで大好きで、そりゃーもーCD聴きまくったさ！　高校１年の時に僕はイズミティ２１までライブを観に行ったこともあったさ！（笑）　そのくらい好きで。で、さっき楽屋で（ボーカルの）延原さんが焼き肉弁当食ってるのを見た時にはねー・・・」
「あー、かっこよかったよねー！」
「あん時には『ロックスターは焼き肉弁当！』だと思いましたけどねー！」
そうなの？（笑）　いやしかし、ロックスターは焼き肉弁当かどうかは別として、延原さんが焼き肉弁当食べる姿はかっこいいかも・・・（笑）。
「じゃ、早速いっちゃおうかなっ？　今日はまだこの時間だとプライベーツファンの人は少ないと思いますけども・・・」
すると、後ろの方から「そんなことないよー！」と声が。
「もう来てる人もいるみたいですけども（笑）」
「あっ、やべっ！！（汗）　じゃあですね、先程本人達の許可も得ましたってことで、この曲を聴いてください。『君が好きだから』！」
出だしから雄祐さんのブルースハープで始まるイントロに、私は思わず目を輝かせちゃいました！　で、歌もかわいいし、リズム隊の音がまたいいかんじ！　マウピの曲とは違う雰囲気だけど、マウピがやると見事にハマる、そんなかんじのこのプライベーツナンバーは、後から知ったんですが、どうやらこの曲が彼らのデビュー曲みたいですね。一発で気に入っちゃいました♪　演奏している本人達も、ちょっぴり緊張したような面持ちながら、「プライベーツ最高！！」なんて叫んだりして、すっごく楽しそう！
でも何かこの後のMCで雄祐さんが言ってた話だと、この時客席後ろの方で延原さんが観てたらしいです（笑）。本人に観られながらコピーやるのはそりゃあやりづらかったでしょう・・・（笑）。
そして、そのままノンストップで「大丈夫」へ。なぜかこの曲はほっと安心したような気持ちで聴いてました。私まで緊張しながらさっきの曲を聴いてたんだろうか（笑）。

ここでライブ告知。９月のOYSTARSとの対バンと、１０月にもう一本。
「１０月１３日、多田兄弟の誕生日の次の日！（笑）」
「多田兄弟バースディ記念ライブを、LIVE HOUSE ennでせこくやります（笑）」
おおー！　誕生日の翌日！　ふと２年前に初めてドミンゴスを観に行った時のことを思い出した私・・・。あの日はミッちゃんの誕生日ライブだったなぁ・・・。（←脱線）これはお祝いも兼ねて絶対観に行かなくちゃね！　ていうかそうでなくてもここんとこずぅっと観に行ってるけど（笑）。
「それと、今日のマウピ通信にも書いてありますが、俺と野村のドラマ出演が多分（笑）決定！　いぇーい！！」
このドラマっていうのはNHKの単発ドラマなんだけど、要祐さんがこのドラマのスタッフのバイトをしていて、雄祐さんと野村さんがエキストラとして出演したというのがちょっと前からマウピHPの掲示板では話題に上がっていて。しかもこのドラマ、全国放送と言うことで、絶対私も観なくては！　と今から意気込んでいるわけであります（笑）。
「ところで今日は遠くから来た人っているんスか？」
突然要祐さんがそう切り出したので、福島県という半端遠距離（笑）から観に行っていた私は手を挙げようか迷ってたんですが結局挙げず・・・。他のお客さん達もいまいちここで手を挙げていいのか迷ったような雰囲気。
「あー、なるほどね（笑）やっぱねぇ、こういう雰囲気の時に駆け引きトークっていうのはいけないとは思いながらも今日はこれやるつもりでここに来たから、しゃべらせてもらうよ！（笑）　・・・じゃあね、小泉派より扇千景派って人は手を挙げて！（笑）」
雄祐さんに「つまんないMC始まったぞ（笑）」とつっこまれつつ、要祐さんの駆け引きMC（？）はさらに続く（笑）。
「月曜の１０時から『フレーフレー人生』観てる人は？・・・あー、いないね（笑）。じゃあ、築館に行ったら必ず『神田バナナ』で果物買ってるって人は？（笑）　お父さんが『JAくりっこ』の職員だって言う人います？？（笑）　FAKEのメンバーに『ピンクのコアラ』（←古川市にあるラブホらしい（笑））に誘われそうになった人います？？？」
・・・って、いつのまにかFAKEいじりになってるじゃないスかっ！（笑）　そして、脇で「つまんない」とつっこんでいた雄祐さんは、その時誰よりもその話にウケていた（笑）。
「あのねぇ、彼はですねぇ、今日FAKEと一緒と言うことで築館町まで行ってネタ作りしてきたんですよ（笑）」
地元ネタって強烈にウケるからねー（笑）。５月に郡山にレピッシュが来た時も、MAGUMIさんが「うつくしまふくしまっっ！！」って言っただけでバカウケだったからねー（←またも脱線）。
「そうそう！　僕らの『メロディメーカー６９』っていうミニアルバムを後ろ（＝物販ブース）で売ってます！　もしまだ持ってない人がいたら、ここか、スーパーレコードか、あとは築館町のスズデン（←FAKEのボーカル・耕輔さんのおうちで経営している電気店）でも売ってますんで（笑）」
「あのねぇ、俺この前ネタ作りのために築館まで行った時に、スズデンではどんな商品を置いてるのかと思って見に行ったら、ちゃんとマウスピースのCD売ってるんですよ！　でももっとびっくりしたのは、なぜか桂銀淑のサインが飾ってあったのがねぇ・・・（笑）」
耕輔さんのお父さんが桂銀淑のファンなのではないの？（笑）　でも、電気屋さんとかってなぜか演歌歌手のサインとかあったりするよね（笑）。そして、要祐さんのスズデン突撃報告はさらに続く。
「前に耕輔が俺に『築館来てくださいよー、そしたら遊びましょうよー』って言ってたから、俺耕輔に電話したのよ。『あ、もしもし耕輔？　俺今スズデンの前にいるんだけどー』って。そしたらそれから数秒間があった後『・・・マジすか？（笑）　俺今寝てたッスよ』て言ったきり全然出てくる気配なし！（笑）」
「窓から顔出すこともなく？（笑）」
「そうそう（笑）。『じゃ今行きますよ』っていうセリフを待ってたんだけど、『今日俺これからスタジオなんすよねー』って言ったまま全然来る気配なしで（笑）・・・」
「あー・・・結局それが言いたかったんだね（笑）」
「うん。満足（笑）」
いつの間にかFAKEいじり（ていうか耕輔さんいじり？　いや、チクリ？（爆））のMCになってる・・・（笑）。でもそんなMCが爆発的にウケてるってとこがFAKEの人気の高さというか知名度の高さをうかがわせるよねー。いや、でも今日はFAKEのファンの人もたくさん観に来てるんだから当たり前か（爆）。 「今日はプライベーツの皆さん、そしてFAKE、スクービードゥと非常に見応えのある４バンドが出演するわけなんですけども・・・このメンツで２５００円は俺安いと思うのね。『稲川淳二の怪談ナイト』の４５００円に比べたらそりゃあもう全然（笑）。絶対後悔しない２５００円になると思うんで、今日は最後まで楽しんでいってください！　・・・じゃ、残り少なくなりましたが、残り２４曲（笑）張り切っていきたいと思います！」
２４曲もあるのかい！！（爆）　いや、それがホントならうちらはめちゃくちゃ嬉しいんですけど？？（笑）　そんなわけで残る２４曲しょっぱな（笑）は「Hello! I Love You」。ここでこの曲出してくるとはかなり意外だった！　てことはラストは何なんだ？　と思っていたら、「MY GIRL」でした。そう来ましたかー！
ライブ冒頭で「僕らに与えられた時間を淡々とこなしていきたいと思いますので（笑）」と言っていた雄祐さんだったけど、終盤になってみたら、「淡々と」どころかいつも以上じゃないかってくらいのハイテンションでした！　それでこそマウピだよね！！

この後FAKEが演奏して、その後は初めて観るスクービードゥ。これがもうめちゃめちゃかっこよくってねー！！　最近R&Bブームだっていうけど、本当のR&Bっていうのはこういうもんだ！！　って、思ったね。震えが来るくらいかっこよかったぁー。絶対にまた観たい！
そして、この日のトリはもちろんプライベーツ。１回しか観たことなかったうえに、１年８ヶ月ぶりだったからすごく楽しみだったんだけど、これまたほんとにかっこよくってねー！　前に観た時とは衣装も変わって（多分前に観た時はごく普通の格好だったはずだけど、今回はスーツ！）、音楽も前よりちょっとごつごつしたかんじがして。前に観た時にめちゃめちゃ印象強かった、お客をぐいぐい引っ張るような延原さんのテンションはあの時のままでした。やっぱこの人達今もかっこいいなぁって。
雄祐さんの言ったとおり、こんだけ楽しくてこの値段は安かった！　しかも、マウピからチケット買った人に至っては特別価格の１５００円だったんだよね。これだけのライブを１５００円で観る事なんてこの先そうないと思う。ほんっと今回は、マウピに感謝！　これだけのライブのチケットをこれだけの安値で売ってくれて、しかも自分達もすごく気合いの入ったライブを見せてくれて。本当に最高でした！！