「今日はFAKEの荷物持ちから始めて・・・（笑）」

この日はおなじみFAKEの結成１０周年記念イベント。ていうかちょっと見た感じメンバー全員私と同じくらいの年にしか見えない（下手したら１０代と言っても通りそう？！）ので、１０年もバンドやってるって感じがしなくて今回のイベントはちょっと驚きだったんですけど（爆）。そして、マウピにとっては今回のライブは２ヶ月半ぶりの本拠地仙台でのライブ。東京のライブを観れた私はラッキーだったけど、地元のファンの人達はだいぶ待ちかねていたんじゃないのかな？
マウピのライブは一人で観ることがほとんどだった私ですが、この日は、マウピHPで知り合いになったかずみちゃんに初めてお会いしまして、一緒にライブ観ることになりました。

今日のSEも洋楽（ダンスミュージックみたいだけど、曲名は知らない）。SEをバックにメンバーがステージ上に現れると、場内には「いぇーい！」という歓声が。久しぶりのマウピを待ちかねていたのかな？　ちなみに、半月前にマウピを観たばかりの私も一緒になって「いぇーい！」って言ってました（笑）。
いつもはステージに登場するなり「いぇーい！」と元気な第一声を発する雄祐さん、今日は無言のままギターを手にしました。そしてそのまま１曲目「さよなら　ありがとう」。こういう始まり方もなんかかっこよくていいッスね！
「こんにちはっ、マウスピースです！　盛り上がっていきましょう！」
「さよなら　ありがとう」が終わったところでようやくこの一声、そして続いてノンストップで２曲目「恋のかけら」。この曲をライブで聴くのは私は初めて！　まだHPからダウンロードした音源しか聴いた事ないのです。だから余計に感動！　曲調はすっごく元気なのに、歌ってる内容はすごく切ないところが何とも言えません。

「今日はこんなにたくさんの方々にマカナに来ていただきまして、大変嬉しく思ってます。最後まで応援よろしくお願いしまーす！　・・・今日は、言わずと知れたFAKE１０周年記念ライブということで。そんなわけで僕らも今日はFAKEの荷物持ちから始めて・・・（笑）って、『今からやるんかい』ってかんじなんですけども（笑）、今日は楽しくやっていきたいと思ってますんで、よろしくね！」
約２ヶ月半ぶりの本拠地でのライブってことで、ここで先月の東京遠征の時のおみやげ話なんかもはさみつつ、話題は今日の主役・FAKEの話に。
「いやー、FAKEファンはあったかくていいよね！　さっき楽屋で『FAKEと一緒にやるのちょっと苦手なんだよねー、FAKEファン冷たいんじゃない？？』って話をしたら、『いやいやいや、FAKEファンみんな性格いいッスよ！　僕ら性格悪いッスけどね』って（笑）。しかも耕輔が言ってたからね！（笑）」
自分で言うかい（笑）。いや、でもほんと、FAKEのファンの人達はみんなノリも良さそうでいいかんじッス。
「僕らも、１０年というかそれ以上やってきてるわけなんですけども（笑）、どのバンドにも負けないのは心を込めて歌う事ぐらいしかないので、精一杯心を込めて歌いたいと思います」
「（笑）」（←一部から笑いが・・・）
「いいじゃんっ、今日ぐらい！　かっこつけたってさぁっ！！（笑）」
柄にもないセリフ？を笑われつつも（笑）マウピが心を込めて披露した次の曲は「Your Song」。時折目を閉じながら大切そうに歌う雄祐さんになんだかドキドキです。そして、曲が終わった時に「ありがとっ！」っていうその可愛らしさが・・・くーーーっ！！（←壊れ気味）

ここでライブ告知。８月末にTHE PRIVATES、９月にはまたもOYSTARSとの対バンが決まったみたい！！　プライベーツは２年前のカウントダウンライブでドミと同じイベントに出てたのを観てちょっと気になるし、オイスは６月にやったメロディオンズ企画に出てたのを観て結構気に入ってしまったし、ワタシ的には外せないってかんじです。
「１０月って決まってないよね？」
「・・・まぁ僕らも築館まつりに出たいなぁ、と（笑）」
出た！（笑）　FAKEいじりが・・・。
「（笑）そうそう、僕は今日FAKEが一緒だと言う事で、昨日仕事がてら築館に行って来まして。とりあえずごはんを食べに行こうと思って、４号線沿いにある『ふうりん』（←耳で聞いただけなのでどんな字を書くかは不明）っていうラーメン屋に入ったんですよ。そこでとりあえず僕はみそラーメンを注文して、何気に壁を見たらウド鈴木のサインがあって『ウドさんご来店』って書いてあったんだけど、その隣に『FAKE耕輔さんご来店』ってサインがありまして（笑）、『やっぱこの人達は築館じゃナンバー１なんだな、すごい！』と思ってしまいました（笑）」
それはマジですごいなー！（笑）　このライブの後、ネットで栗原郡の情報ページみたいなところを見たら、「人気バンドFAKE」としっかり名前が載っていました・・・。実はかなりすごいバンドなんだなぁ。
「そう言えば、今小泉Jr.が人気だね！　『２１世紀の裕次郎オーディション』受けてて落ちたっていう（笑）」
「そうそう！　俺思ったんだけど、今あんだけ小泉Jr.が騒がれてるじゃん？　と言う事は、俺ら記憶にないんだけど、石原良純ってデビューした時絶対騒がれてたと思わない？？（笑）」
「・・・あー・・・キツイよねー・・・（笑）」（←さりげにキツイ一言（笑））
「ハンサムハンサムって騒がれてたけどさ、どこがハンサムなのかちょっと教えてくれってかんじじゃない？？」（←ストレートにキツイ一言（爆））
「ここだけの話、僕裕次郎オーディションに応募してまして」
えぇっ？！（驚）　めちゃめちゃびっくり！！・・・って別に「信じられない」って意味じゃないけど（爆）。客席にも同じようにどよめきが・・・。しかも、
「FAKEの禎晃君（ドラム）と一緒に応募しまして（笑）」
禎晃さんも？！（笑）　どよめきが一瞬にして笑いに（笑）。さらに、
「二人とも年齢制限で落ちたという（笑）。悲しい思い出です」
そういうオチかー！！（笑）　ていうか年齢制限で落ちたりしなかったらどのくらいのところまで行っていたのか私は非常に気になるところです。雄祐さん、結構いいとこまでいけたんじゃない？？　いや、マジで。
と、言ったところでMCとは何の脈絡もなく（爆）先月の赤坂で初披露された新曲「ひまわり」を本拠地仙台で初披露。そしたら、もう既に赤坂で聴いた時とはアレンジもキィも変わってるー！！　なんか、前に聴いた時より元気良くなってる感じがします。でもって、雄祐さんの声も無理なく出てる感じがします。何だかすごく良くなってる！！　こうやって、曲が成長していく場面に立ち会えちゃうのってなんだか貴重だよね。

そして、あっと言う間にラストの曲。ノンストップで、萱場さんが「Hello! I Love You」のイントロを叩き出します。
「今日はどうもありがとうね！　ラストになりました、みんな、嘘でもいいっ、僕を愛してほしい！　ここにいるみんな、俺を愛してほしい！　俺も愛すからお前も愛せ！！　愛が欲しい！！」
あー、やっぱりこのセリフ好きだー！　そして、この曲歌ってる時の雄祐さんすごく好きー！　多田兄弟のサビでのユニゾンも好きー！　ていうかこの曲自体が好きー！！　今日は「♪だいじょぉぶっ！」の振り付けもかずみちゃんと一緒になってやっちゃいました。FAKEのファンの人達もすごくノリよくて、マウピファンのうちら以上？（←ダメじゃん！（爆））　とにかく、今回は久しぶりの仙台ライブでのびのびしたマウピを、感想言い合える友達と一緒に観れてとっても楽しかったのでした！

マウピのライブ終了後。THE VIRUSというパンク系のバンドの後に、トリでFAKEが出演しました。私とかずみちゃんはマウピが終わってから後ろの方で観てたんですが、FAKEの出番になってちょうどうちらの真ん前に多田兄弟が陣取りまして（笑）、FAKEのメンバーをひやかし気味に大騒ぎして盛り上がっていたところに私達は「アニキ」を感じて（笑）後ろで笑っていたのでした。