廃盤


1.Eagle
2.Thank You For The Music


解説
アバがまだビヨルンとベニーと言われていた頃に来日した折、僕は彼らに会ったことがあります。
他のアーティストと違い地味でもの静かな感じでしたが、僕のインタビューに丁寧に答えてくれて
とってもいい感じの青年だなーという印象を持ち、以来ファンになったのですが、まさかこんな偉大な
グループになろうなんて・・。そして今や世界中の誰もがアバを知っていると言っても過言ではないでしょう。
でも、僕はまだ不満なのです。もちろんアバ自身も・・・。そう、アメリカと日本でのアバの株が優良であることは
間違いないのですが、必ずしも素晴らしいわけではないのです。そこで、アバの今年の目標はアメリカと日本の
2大市場征服に当てられることになり、アメリカでは既に大々的なプロモーションが組まれアバが大スターの座に
君臨するのも、もう時間の問題でしょう。日本はというと・・・。そこでオーストラリアツアーの模様をフィルムに
収めたアバ・ザ・ムービーが全国で封切られますネ。ストーリーはシドニーのラジオ局のDJアシュレーがアバの
密着インタビューを撮ろうとして様々なアクシデントにぶつかりながらも猪突猛進し、最後には天にも上る気持ちと
天にも上る場所(?)で撮り終えるというもの。アバを追いかけまわしたDJアシュレー扮する俳優ロバートは
この映画出演後、逆に追い掛け回されるハメになったとか。それにしてもスクリーン上のアバのステージは
素晴らしいものです。ぜひとも映画をご覧になってアーティストとしてのアバの魅力と実力の程を自身の耳と眼で
お確かめになってください。そしてアバの人気がもっと上昇すれば秋頃には生のステージが見られるかも。
アバは彼らの頭文字をとって付けられたグループ名なのですが、スウェーデンには同じ名前の酢漬けニシンの
缶詰会社があるそうです。
アバを日本で酢漬けニシンの缶詰にせず、大海を自由に泳ぎまわる生き生きとしたニシンにしてほしいのです。


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