ROYAL HUNT




--LAND OF BROKEN HEARTS--



--Clown in the Mirror--



--MOVING TARGET--

1.LAST GOODBYE 2.1348 3.MAIKIN’A MESS 4.FAR AWAY 5.STEP BY SYEP 6.AUTOGRAPH 7.STAY DOWN 8.GIVE IT UP 9.TIME

3rdアルバム。4thアルバムを聴いてから買ったのだが、これはこれなりに楽しめた。ほとんどが気に入っている曲であるのだが、…何故かあんまり聴かない。たまに聴いても、一、二度聴くと他のに替えてしまう。ウォークマンに入れて聴こうとも思わない…。退屈なわけではないのだが、ずっと聴いていようとは思わない。こう書くとそんな物なのかと思われてしまうが、いや、これは聴くべきものだと思う。恐らく、印象に残りすぎて、もう聴かなくても頭の中で曲がリフレインしているのであろう。(笑)

お薦め度:★★★★



--paradox--

1.THE AWAKENING 2.RIVER OF PAIN 3.TEARING DOWN THE WORLD 4.MESSAGE TO GOD 5.LOMG WAY HOME 6.TIME WILL TELL 7.SILENT SCREAM 8 IT'S OVER

 4thアルバム。シンフォニックハードロックとでも言うべきもので、喩えてみれば賛美歌みたいな音楽である。(あくまで喩え) アルバム全体で一曲とも言える作品。ロイヤルハントで初めて買ったのがこのアルバムだったが、最初に聞いたときは、“なんじゃこりゃ”って思った。(笑) だが、金を無駄にするのが嫌だったため、何度も(無理をして)聴いた。すると驚いた事に、“最高やんか、ロイヤルハント!!アンドレアンダーセンって天才!!”と思うようになりました。(笑) 今では、最高に気に入っているアルバムであり、どんな事があっても手放せないアルバムである。また、“買ったアルバムは(もったいないから)何度も聴いてみる”と言う教訓を教えてくれたアルバムである。(笑)
 特に好きな曲を挙げると、やっぱり3と6かな。3はやっぱり勢いがある点が良い。6は最初とサビと最後がいい…って、全部やん!…失礼。4もなかなか。歌詞も好きだ、この曲は。まあ、結局の所、全ての曲が好きなのだが。
 それにしても、こんなにすごいアルバムつくって、次はどうするのだろうか…。あんまり期待せんとこ。(笑)

お薦め度:★★★★★+α



--PARADOX CLOSING THE CHAPTER--

1.AVA MARIA GUARANI 2.THE AWAKENING 3.RIVER OF PAIN 4.TEARING DOWN THE WORLD 5.MESSAGE TO GOD 6.LONG WAY HOME 7.TIME WILL TELL 8.SILENT SCREAM 9.IT'S OVER

 paradoxのツアーの時のライブを収めたもの。これの大阪公演に行ったのだが、その時は私の初ライブ体験でもあって、翌日まで大興奮!!とにかく、ライブは最高であった。それを(公演場所は異なるけれども)収めたCDとビデオが発売すると言うので、これまた大感激。ビデオを見てさらに感激。あまり、ライブビデオとかは見た事が無いので良くはわからないのだが、映像はかなり楽しめた。CDもなかなか良かったが、1は余計かなと思った。
 限定版で普通のお店には売ってないが、中古店に行くと必ず(笑)売っているので、欲しい人はそちらをあたってください。ビデオなんかいらないと言う人は、CDだけの再発版があるのでそちらを。

お薦め度:★★★★



--FEAR--

1.Fear 2.Faces of War 3.Cold City Lights 4.Lies 5.Follow Me 6.Voices 7.Sea of Time

 ボーカルがジョンウェストに変わった5thアルバム。ジョンのボーカルは全く違和感もなく、それどころかジョンのほうが私は結構好きだったりする。全く問題無しのメンバーチェンジだったと思われる。後、嬉しい事にアランソーレンセンもサブメンバーから正メンバーになった。これで、完全になったロイヤルハントには何処までも進化していって欲しい。
 このアルバムは、4thほど堅苦しいことなく、また3rdほど軽くも無く、何回も聴くには本当に最適なアルバムであろう。所々に心を動かされる旋律があり、全体的な音も調和されており、音響効果(と言うのだろうか?)も効果的に使われており、今までのなかで最高傑作になったと思われる。しかもジョンの歌い上げ方がD.C.よりも上手かったりするので更に良い。ハードな曲ではJKのギターが冴えているし、曲自体も今までよりのかっこ良くなっている。これは、間違い無く買いでしょう。
 一曲目は長めのイントロの後、アコギとシンセをバックに落ち着いた感じでジョンが上手く歌い上げているのだが、途中からちょっと聴いただけでわかるロイヤルハント特有のギターのリフが出て来てだんだんと盛り上がり、最後はジョンも力強く歌い上げて終わるという感じである。
 二曲目は最初からスティーンのベースとJKのギターリフが良く聞こえる特徴的な楽曲。ハードめの曲である。ジョンはヴァースでは落ち着いて歌っており、そしてブリッジで力強く歌うので、それがとても耳に残るのである。また、JKのギターソロが今までのロイヤルハントには無かったもので、だがとても調和していて、新鮮に聞こえるというもの。これは一聴の価値あり。
 三曲目はサビの部分がとても好きな曲。ゆったりとしたペースでこれまたロイヤルハント特有のリフがバックに流れ、ジョンが歌っているというもの。途中のギターソロもとても冴えている。
 四曲目。来ました!ロイヤルハントのハードめの曲は何時もすごい出来だと思われる。今回もその期待を裏切らず、最高の出来であると思われる。二分強のイントロの後、ヴァースをジョンが心をこめて落ち着いた感じで歌っている中、ギターとキーボードがユニゾンしたリフを響かせるのが耳に残る。そして、短いブリッジで盛り上げておいて、コーラスは全体的に力強くなる。コーラスがまた良い旋律で、ライブに行ったら全員で合唱する事間違い無しのもの。サビは全員覚えていきましょう。その後、勢いのついたままセカンドヴァースにうつり、そのままの勢いで曲は終わりまで続く。だが、サビの本当に良いこと。何回繰り返されても、何回聴いても素晴らしいと思う。
 五曲目。かなり落ち着いた曲で、綺麗な曲。JKのロマンティックなギターソロが聴ける。ジョンはやはりこういう曲が得意なのか、どの曲よりも感情的に、そして美麗に歌い上げている。この曲も何度聴いても素晴らしい。本当に最高である。
 六曲目は再びハードな曲。他に比べると単調な曲であるのだが、それでもいろんな装飾や、間奏などを聴くとどんなバンドでもできるというものではない。やはり、単調であってもそれを充分聴かせることができるというのは並大抵な事ではできないと思うのだ。
 七曲目。最後の曲。イントロのキーボードだけの部分が何かラピュタに出てきたような…と思ったのは私だけであろうか。……。ゆったりとした曲です。はい。だが、やはりそれだけでは終わらないんだよ、ロイヤルハントは。ボーカルメロディがやはり良い!ジョンも上手い!JKのロマンティックなギターソロも聴ける!本当にアンドレはすごいと思う。
 一言でいうと、これは買いだ!!!ということです。

お薦め度:★★★★★+α

参考:ANDRE ANDERSEN
参考:D.C.COOPER