気づかぬふり…

   

涙がこぼれ落ちないように

空を見上げたら大きな雲が逃げてった

思い出を背負い込んで

前だけ見て歩くのが一番理想だよね


忘れようをしても簡単にはいかなくて

目を閉じれば今でもハッキリを君の笑顔


毎日通る夕暮れの公園 初めてのキスの場所

声を上げて泣き出しそうになるから 見て見ぬふり…


次はもっといい娘にめぐり合うよなんて

頼りない言葉で自分を誤魔化してる


忘れようとすればするほど頭の中君だらけ

今は自分に嘘をつくことしかできなくて


僕にくるまり眠り落ちる 愛しさを覚えた

まだ隣にいるやさしい影に 気づかぬふり…


雪崩ののような後悔に全身を飲み込まれ

身動きもできなくて立ち止まって凍えて


失くしたものの大切さに本当は気づいてる

過ぎた時間はもう二度とは取り戻せないことにも

今すぐ会って抱きしめたいあの公園でもう一度

どうせ叶わぬ思いならば 気づかぬふり…

愛していないふり…

   
 

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