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b a c k



2001年1月29日

today is …

くるり 『ばらの花』
 (VICTOR/VICL-35225 ['01])

 「僕らお互い弱虫過ぎて/踏み込めないまま朝を迎える」という、なかなか距離の縮まらない男女を描いた歌詞。スーパーカーの古川美季さんがヴォーカルで参加しておりますが、これによって岸田繁という男のモノローグで終わるのではなく、同じ気持ちを抱きながらも同じく踏み込めないでいる女性の姿までも表現しきってます。


 『ワンダーフォーゲル』よりもさらにシンプルに、そして『春風』よりもさらにセンチメンタリズムを増大させた、くるりの新曲『ばらの花』。シンプルなギターのカッティングに美しいエレクトリックピアノ、そして「共感」と「自戒」を私に与える歌詞。…いやぁ、これは良いわ。マイッタマイッタ。

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 THE FOXと7 O'Clock Shadow、実はあれ以来全然聴いてません。1月7日のテキスト、ちょっと褒めすぎだったかなぁ。なんだかね、『ばらの花』の素晴らしさに触れたら、ちょっと反省の気持ちがわいてきましたよ。いやぁ、ホントにマイッタマイッタ。

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 ケリー・チャンの新譜『大日子』をHMVにて試聴。ディスコ?テクノ?ユーロビート?わわわ、これはもしかしたら凄い作品かも…って、あれ?後半はいつものケリーだ…。うーん、なんだかとても微妙な作品。

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 かっちゃん、sasakidelicさん、yasukiさん、お返しのCDありがとうございます。感想は改めて書かせていただきますね。



2001年1月25日

today is …

COKEBERRY 『こころのうた』
 (PONY CANYON/PCCA-01179 ['98])

 先月紹介したThe Applesの前身バンド、と言っていいのかな?COKEBERRYの2nd。先日ようやく入手できました。
 黒田隆憲の書くビートルズ直結の美しいメロディーとプロデューサー鈴木惣一朗による絶妙な音の配置。これだけ書くとマニアックな印象をうけるかもしれませんが、作品全体の雰囲気はどこか突き抜けた感じがあり、とてもクリアで聴きやすいです。
 でもなぜでしょう、ヴォーカルのミーマはそれほど情感こもってないし、サウンドもちょっと違うんだけど、聴くたびに川村結花の『Lush Life』と近いような印象を受けるんですよ。ま、どっちも素晴らしい作品だし、これに結論を出さなくても良いとは思うんですが。

 私は田中亜矢が好きなのです。愛してるといっても過言ではない、とさえ思います。ええ、断言できますよ、もちろん。もう、世界中を敵にまわしても構わないです。あ、これは単なるたとえですよ、たとえ。というか嘘、嘘。言い過ぎ。

 でまぁ、もしですよ、「私のどこが好きなの?」と彼女に聞かれたとしますよ。そしたらきっと私は「むむぅ。」と口ごもってしまうと思うのですよ。だって理由なんてないわけですから。しかし「馬鹿だなぁ、理由なんてあるわけがないじゃないか。」なんて気どってみたところで彼女は納得しないわけですよ。ま、そんなこと聞かれもしないとは思いますけどね。あ、単なるたとえですよ、たとえ。でまぁ、例えばそう聞かれたとして、その場を繕うような言い訳じみたこと言えるわけないじゃないですか。ましてや「いやぁ金延幸子に似ているからねぇ、だから好きなんだよ。」なんて言ったら、「私は単なる代用品なのね!プンスカ!」と怒られてしまいますよ。いや、田中亜矢が「プンスカ!」はないとは思いますけどね。…うーん、でも困ったなぁ。いや、例えばの話ですから、困る必要はないんですけどね。

 で、でもですよ、もし聞かれたらどうします?やはりあなたは「金延幸子に…」って言います?私にはそんなこと、言えないですよ。

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 先日、さかなの掲示板でNeil Youngのトリビュートアルバムがリリースされるということを知り、早速そのサイトへ行ってみると、参加アーティストの中に田中亜矢の名前が。「田中亜矢がNeil Youngって…、もしかしたらそのまんまなんじゃないの?」と思いつつ、デモがダウンロードできたのでとりあえずその「Only Love Can Brake Your Heart」を聴いてみると…。

 そのまんま、でした。

 でもね、これで分かりましたよ。私は彼女の「声」が好きなんだということが。いや、正確に言えば「声が作り出す空間」なのかな。ま、どっちにしても「声」に惹かれているのです。だって、この「そのまま」なサウンドを、何度も何度も繰り返し聴いてしまうのですからね。よし、これで…。

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 「じゃぁ、私の声のどこが好きなの?」

 「馬鹿だなぁ、理由なんてあるわけないじゃないか。」

 …ダメじゃん。



2001年1月20日

today is …

Daryl Hall & John Oates
 『Abandaned Luncheonette』
 (ATLANTIC/19139-2 ['73])

 ヒット曲「She's Gone」を含む9曲すべてが名曲、なんて書くのはちょっと大袈裟ですかね。

 雪道でハンドルを取られ車をぶつけて修理代が12万円かかったのも、上の階の水道管に亀裂が入って天井から水漏れしてきたのも、買い物帰りに滑って転んで頭を打ったのも、すべてはこの寒さのせいなのです。さらに、右足踵のしもやけがいつになっても直らないのも、きっと寒さのせいなのでしょう。もしかしたら、上司行きつけのバーで57歳のママさんとチークダンスを踊る羽目になったのも、この寒さのせいなのかもしれません。ん?ひょっとすると、帰宅して玄関前でNHK受信料の集金人とはち合わせしてしまったのも、この寒さのせいなのかな?うん、きっとそうなんでしょうな。

 皆さんには何かいいことありましたか?私は毎日が楽しいです。

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 あんなMDを作ったせいでしょうか、最近我が家のステレオから流れてくるのは70年代初頭のソフトなロック(SoftRockじゃないよ)ばかりなのです。

 Paul McCartney 『McCartney』
 Daryl Hall & John Oates 『Abandaned Luncheonette』
 The Mamas & The Papas 『People Like Us』
 America 『Holiday』

 中でも最近なんとなく購入したDaryl Hall & John Oates、彼ら(特にJohn)の作る曲の素晴らしさもさることながら、Arif Mardinによる洗練されたホーン/ストリングス・アレンジがなんとも心地よく、聴いているといつの間にか身体をゆっくりと左右に揺らしている自分がいたりします。むむぅ、彼らが「ブルーアイドソウル」と呼ばれたゆえんはこんなところにあったのですねぇ。Todd Rundgren、Al Kooper、Laura Nyroが好きな私には、かなりのツボでしたよ。

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 daisyYahoo!に登録されちゃいました。んー、いいのかなぁ、こんなページで…。



2001年1月16日

today is …

新居昭乃 『降るプラチナ』
 (VICTOR/VICL-60549 ['00])

 この作品からも1曲入れようと思ったんだけど、なんだかしっくりこなかったのよ。


 2人のトモダチから、それぞれにライブのお誘いが。1つはバンバンバザール、もう1つは鳥肌実。…うーん、この振幅の大きさ、いったい何なんでしょ?もっとも、どっちも(どちらのトモダチとも(笑))行きたいと思う私の節操のなさもどうかとは思うけどさ。

 とりあえず、2月2日の鳥肌実は行こうかと思ってます。うん、ちょっと楽しみ。

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 セレクトMDができました。

 テーマは「outer space ( nirvana )」、選曲は以下の通りです。先週降り続いた雪の影響なのでしょうか、なんともしんみりした曲が並んでしまいました。「メリハリがなくて退屈だよ!」「女の子が少ないよ!」「やーいやーい、気どってんじゃないよ!」とお嘆きの貴兄、次回ご希望とあらばもっとポップなヤツを作りますので、今回はこれでお許しを。

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 01. O.S.T. 「One Flew Over The Cuckoo's Nest (opening theme)」
 02. さかな 「Miss. Mahogany Brown」
 03. 福間未紗 「風車」
 04. mademoiselle SHORTHAIR ! 「Again」
 05. The Roches 「Hammond Song」
 06. Nav Katze 「Like A Virgin」
 07. Damon & Naomi 「The New World」
 08. コケッシーズ 「ジェニー」
 09. Gorky's Zygotic Mynci 「Wrong Turnings」
 10. Bonzo Dog Band 「Readymades」
 11. John Fahey 「America」
 12. Barry Black 「I Can't Breathe」
 13. O.S.T. 「One Flew Over The Cuckoo's Nest (closing theme)」

 (テープの場合、01から07がA面、08から13がB面になっています。)



2001年1月11日

today is …

THE ROCHES 『THE ROCHES』
 (Warner Bros./3298-2 ['79])

 Suzzy、Maggie、Terre、3姉妹によるデビュー作は、パンク/ニューウェイヴ全盛の中で生まれた清く美しいアコースティックギターサウンド。私はこの作品こそがネオアコの元祖だと思ってます。プロデュースはなんとRobert Fripp。

 『relax』2001年2月号「特集|ヤン富田」にはヤンさんの新作ソノシートが封入されていますよ!!!。うーん『relax』、なにげに凄いですよ!!!。だけど、「特集」とか書いておきながら、20ページ弱の紙面のほとんどが写真のみっていうのはどうかと思いますよ!!!。ていうか、レコードプレイヤーの調子が悪くてソノシートが聴けないんで、ちょっと自棄になっている私なんですよ!!!。

 …どなたか聴かれた方がいらっしゃいましたら、感想をお聞かせ下さい(泣)。

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 編集MD。「今の気分で適当に」と思っていたのですが、その気分とやらを一元化するっていうのはなかなか難しいものですね。「いい大人なんだから取捨選択はできないと…」とは思いつつも、あれもこれもといろいろと入れたくなってしまいます。

 ということで現在鋭意制作中。もう少し(そしてあまり期待せずに)待っててくださいね。

 なお、5個作るのも10個作るのも手間はさほど変わりませんので、欲しいという方がまだいらっしゃいましたら、遠慮なさらずにメール、もしくはbbsにてご連絡下さい。



2001年1月7日

today is …

THE FOX 『NU-BATIK』
 (UMMO Record/UOCA1006 ['00])

 『Chlidish Soup 1997』で彼女たちを聴いたときは単なるエキセントリックなバンドという印象しかなかったTHE FOX。あれから3年経ってかなりこなれてきたのでしょうか、本作では非常に安定した演奏でとぼけたポップスを聴かせてくれています。ジャズっぽい曲あり、ボサノヴァっぽい曲あり、サンバっぽい曲ありと、一言では表現しにくい作品ですが、こういうものが実は普遍的に響いてくるから音楽って不思議ですよね。


 夜空に輝く無数の星は、それぞれが異なった大きさ・明るさで、日々刻々と位置を変えながら、私たちに微笑みかけてくれています。だけど私は、乱数表で決められたようなそれらの配置に時々困惑してしまうのです。「この星は何だっけ?」、「あの星はどこにあるんだろう?」。もう少し整然と輝いてもいいのかもしれない、そんなことを思ったりしたことはありませんか?私は今日、突然そんなことを思いました。

 思い立ったが吉日。私は自分の部屋に散らばった「音楽を奏でる」星たちの整理整頓しました。なんたってもう、どこに何が置いてあるのか、自分でも分からなくなってましたからね。

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 7 O'Clock Shadow『Microdiver』とTHE FOX『NU-BATIK』を購入。

 7 O'Clock Shadowは寡作pal@popのプロデュース作品。pal@popというと、Chappie藤田陽子が思い出されますが、本作はそれらよりも音響テクノ度は高く、例えてみればmouse on marsの可愛らしい&無邪気な部分を抜き出してきたような、そんな感じに仕上がっております。アノラックな女性ヴォーカルも初々しくてなかなか良いですよ。ただ、STEREOLAB「PING PONG」のカバーはご愛敬、かな。個人的には。

 さらに週刊「福間未紗」(?)ということで、『フェスタ・マニフェスト』、といきたいところですが、今週は『ドロップス・ウィル・キス』。宇宙四部作を完全に無視した購入順序に我ながら笑ってしまいますね。

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 一応こんなページもやってるのですから、彼女たちのインフォをたまには書かないとね。

 2月2日、下北沢CLUB Queで開かれる「ジャパニーズガールズの21世紀」というイベントにデイジーが出演します。このイベントには他に、ストロオズエクレール、藤本左起代、イノトモ、さらに(未確認ですが)DJで空気公団が登場、「なんで私はこんなに遠くに住んでいるんだろう」と自分を責めたくなるような豪華ラインナップですよ。興味のある方は是非足を運んでみてくださいね。



2001年1月4日

today is …

坂本真綾 『しっぽのうた』
 (VICTOR/VIDL-30506 ['00])

 年末に購入した『マメシバ』を紹介しても良かったのですが、前作のシングル『しっぽのうた』のほうが新年に相応しいような気がしましたので、なんとなく。おもちゃ箱をひっくり返したような可愛らしいこの曲を聴いていると、嘘か真か明るい未来が見えてくる(ような気がする)のですね。
 しかしあれですね、坂本真綾をアニメショップでしか手に入れることができないという仙台の状況。いい加減どうにかしてもらいたいものですよ。

 あけましておめでとうございます。

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 私の21世紀の幕開け。それはデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンの「サークル/ライン〜最後の平和を我らに」でした。躍動感のあるこの曲を聴き、今年は昨年にも増して「ポジティヴ」にいろいろな物事に接していきたい、と改めて思った次第でございます。相変わらず拙いHPですが、皆様、今年も宜しくお付き合い下さいませ。

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 さて、本日1月4日は仕事始めでございます。エンジンのかかりきらない新年初日とはいえ、気を抜いている暇などはございませんのよ。お決まりのご挨拶を終えた後に私がしたこと。それは20世紀(というか数日前)にやり残した仕事なのです。わーい、新世紀は前世紀としっかり繋がっているんですね。…むーん。

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 とはいえ、やはり「ポジティヴ」に、そして前向きに。