長距離通勤者の悲哀 その11

正しい高速道路の走り方

高速道路を使用して通勤をはじめてからはや一年半がたちました。

迷ったり、分岐しそこなって在らぬほうにいったり、車線変更に戸惑って後ろの車に鼻面でつつかれそうになったりいろいろありましたが、今日はほんの少しだけ慣れてきたわたしの思う正しい高速道路の走り方についてお話したいと思います。

具体的にお話したほうがあげたほうがわかりやすいと思いますので、時はいつもの帰宅時間である21から22時ころ、場所は常磐道としましょうか。
常磐道と申しますのは、片側三車線で、比較的カーブも起伏も交通量も、ついでにパトカーもオービスもないという非常に走りやすい道です。難をいえばかなり暗い。首都高6号に入るまでは照明が全然無いですな。

それでは高速に乗ってみることにしましょう。

交通量少ないから入り口からの合流はスムーズです。合流したら、ウインカーはそのままつけっぱなしでさっさと最右側の追い越し車線まで突っ込みましょう。あ、後ろはよく見てね。たまにぶつかりそうになりますから。

そしたら踏み込む。前に誰か出てくるまで、踏み込む(笑)。

前方にリアランプが見えましたね。
ありゃ、遅そうですね。
かましにいきましょうか?

いくら楽しく踏み込んでいてもですね、前の遅い車に詰め寄るときは、一気に行っちゃいけません。走行車線を観察しましょう。
遅いクルマが追い越し車線に出てくると言うことは、走行車線にもっと遅いクルマがいる、あるいは、大型が走ってる場合が多いですね。
そうしますと、こういうクルマを嫌っていきなり追い越し車線によろめき出てくるクルマがいたりする。
・・・ぶつかりますから。はい。

走行車線にやばそうなクルマはいない。いい感じで追い越し車線のヤツの後ろについた。・・・と同時によけてくれちゃうクルマも多いです。さんきゅー!と言って抜いていきましょう。

さて、前のヤツが動かない場合。
走行車線があいてないのにあおるなんてそんな下品なことをしてはいけません。人格が疑われます。

走行車線の様子をうかがいつつ、前のクルマをよく見てみましょう。

窓ガラス越しに前が見えますか?もし見えなければリアにまでフィルムはってるんですね?ちょっと怖いですね。
シャコタンだったり、下品なスカートはいてたり、でっかいはねはやしてたりしませんか?すごく怖いですね。
こういうクルマにからむと、その後ずっとからみ返されます。怖いですね。

かなり遠方の路線以外の他県ナンバーじゃないですか?初心者マークや落ち葉マークつけてませんか?車線変更したくても怖くてできないぞ状態の人をあおるのは人非人ですよ。

さらにバックミラーを見てみましょう。後ろから迫ってくるヤツはいませんか?いたら速攻走行車線によけましょう。自分があおられるのはごめんだし、うまくいきゃ後ろのやる気のあるヤツが前のトロイのどけてくれます。

走行車線もあいている。前のクルマの前も結構な距離あいている。
でもヤツはどかない。

うふふふふ。

よくあおりながら蛇行してるクルマがいますね?あれはわたしはしません。下品ですから

まずは、軽くパッシング。
どかない。

ちょっと右によって、しっかり相手のサイドミラーに自分のクルマを映りこませておいて、右ウインカー。
どかない。

なにさらしとんねん!邪魔やゆうとんのがわからんのかい!

などとクルマの中で叫んで中指なんて立てちゃっても無駄ですからやめましょう。

こういうときはスマートな方法をとりましょうね。それが正しいやり方です。

問答無用で左からぶち抜く!

んでヤツの鼻面近くに車線変更しなおす!

おどれおそいんがわかったかい!あ?

ああさっぱりしましたね。


あーあ下品になっちゃったなぁ・・・

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