パソコン構築記
第一回 1999.05.12 計画 |
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第二回 1999.05.20 注文 |
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給料も入ったので、いよいよ計画を実行する。
まずStartで必要な物を注文する。店頭で買っても良かったのだが、ケースとかを持ち帰るのも面倒なのであえて通販にした。
マザーボードやvideoカードは後で購入予定。
SLOT370変換ボードはDualセレロンにするつもりは無いが一応Dual対応を選択。
audioカードは後で買い直すかもしれない。
メモリは後々の事を考えて速い物を選択。
ケースは250Wで充分と思うが、大きい事はいいことだと言う事で300Wにする。
品名 | 金額 |
Intel Celeron 300A-H (PPGA) *450M保証 | \11,700 |
SPEED MASTER2 SD 128MB (Micron-133M) | \23,800 |
Quantum CR-8400A (U-66 8.4G) | \18,900 |
TEAC FD-235HG | \3,700 |
Labway X-Wave192 (PCI) | \4,300 |
N/B CP-64HFB (大型FAN) | \1,800 |
ソンチャー TQ-700MK3 (ATX 300W仕様) | \20,500 |
SVEC PN-1000-TX (PCI 100Base) | \4,300 |
MSI MS-6905D (Ver 1.1) *Dual対応 | \2,500 |
値引き | -\2,000 |
送 料 | \1,800 |
消費税 | \4,555 |
合計金額 | \95,855 |
第三回 1999.05.22 追加購入 |
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通販で買わなかったマザーボード他を買いにビックカメラに行く。たぶん隣のOAシステムプラザとかの方が安いと思うけど、今ビックではポイント10%中なのでこちらにした。
マザーボードはAOpenのAX6BC Type-R V-specを選択した。最近のマザーボードはクロックをBIOSで設定できる。昔はクロックアップするのに一々ケースを開けてジャンパーを設定して、動いたと思ってケースを閉じると空気の流れが変って動かなくなったりとか、色々面倒だったが今ではBIOSで設定するだけでOK。さらにオンラインで動作中にクロック切り替え出来るフリーソフトまであるようだ。
DVDはPioneerDVD-113のDVD Video再生ソフト付きを購入。
問題はVideoカード。どうやら今は新しいVideoカードの出始めらしい。ゲーマーでもないので、そこそこ2D/3Dが速ければいいので、悩んだ挙げ句Matrox
Millennium G200を選択した。
キーボードはローマ字入力者なのでMitsumiの104キーボード。ポインティングデバイスは奮発してロジクールのトラックボール。
忘れてはならない、Windows98 OEMバージョンも購入。
通販の品も届いたので後は組み立てるだけ。
第四回 1999.05.23 組み立て |
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1.セレロンとSLOT370変換ボードを組み立てる。
これは単純にセレロンの向きに注意して入れるだけ。入れたら、セレロンに薄くシリコングリスを塗ってMPUクーラーを取り付ければOK。
2.マザーボードとSLOT370変換ボードを組み付ける。
マザーボードのSLOT1にSLOT370変換ボードを差し込む。簡単な作業であるが、ここで問題が発生。マザーボード付属のSLOT1ガイドとSLOT370付属の固定アダプタの形状が合わない。しょうが無いので固定しない事にした。ちょっと不安だけど、大きな振動さえ与えなければ大丈夫だろう。
MPUクーラーの電源も接続する。
次にDIMMをマーザーボードに取り付ける。
3.マザーボードをケースに取り付け
マザーボードの穴の位置にネジを取りつける。
電源コネクタをマザーボードに取り付ける。(AT電源と違ってマザーボード用電源コネクタは1個しかないので簡単)
ファンとかLEDとかSW関係のケーブルをマニュアル通り取り付ける。
4.HDD、FDD、DVD-ROMをケースに取り付け
HDD、FDD、DVD-ROMはネジの形状に注意して取り付ければOK。
電源ケーブルも接続する。
マザーボードと各ドライブ間をIDEとFDDのケーブルで接続する。ここでIDEのケーブルが1本しかないことに気がつく。あいにく手持ちのケーブルも無い。1本でもOKなんだけど、HDDとDVDは分けておきたい。しょうがないので買い出しへ。
5.カードの取り付け
VGAカードのみを取りつけて、一つ一つ動作を確認しながら他のカードを取りつける人もいるだろうが、おいらは面倒なので最初から全部のカードを取りつける。
まずはMillennium G200をAGPスロットに差し込む。
少しSLOTを空けて、Audioカードを差し込み、DVD付属のAudioケーブルでDVDとAudioカードを接続する。ここでまた問題発生。Audioケーブルのコネクタ形状がAudioカードのコネクタと違う。付属のケーブルは両端ともATAPIだが、カード側は少し小さ目の(サウンドブラスタ用?)コネクタだ。しょうがないので買い出しへ。(もちろんIDEケーブルと一緒に買い出しに行く)
100BASE-TXのEthernetカードを差込む。
6.電源ON
電源ケーブルを接続し、背面のSWをON、正面のPower SWをONする。
煙が出ていないかとか、変なにおいがしないか、ファンやLEDは正常かをチェックする。
※大体ここまで実質1時間もかからない。ほぼ本体の組み立て完了。
第五回 1999.05.23 Windows98導入 |
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1.FDISK/FORMAT
そのままWin98 OEM CD-ROMを入れて立ち上げれば自動的にFDISK/FORMATを行うが、パーテーションを分けたいので、Win98セットアップFDから立ち上げる。
まず、FDISKで6GBと残りの2つの領域を作成する。CドライブをFormatしょうとするが、メモリが足りないと怒られてしまう。CドライブのFormatはWin98のインストーラーに任せることにする。DドライブはFormatできた。
2.Win98をハードディスクにコピーし、セットアップする
Win98 CD-ROMの内容をDドライブに全てコピーする。インストールはCD-ROMから行わず、このコピーから行う。こうしておけば、今後新たなアプリケーションをインストールする際、Win98 CD-ROMを要求されなくて済む。
後はDドライブのWin98 Setupを実行すればOK.
3.ドライバーの導入
ビデオカードやオーディオカードに付属しているドライバーをセットアップする。
※以上でWindows98のインストールは完了。絵もまともにみれるし、DVDもOK。ただし、ここで問題が発生。音は出るのだが、Win98終了時にスピーカーからバンとデカイ音がする。やはり、オーディオカードはサウンドブラスターが無難なのかな?
第六回 1999.05.23 クロックアップ |
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MPUにセレロン300Aを選んだのはもちろんクロックアップ有利だから。PCを自作しようとか考えてる人なら誰でも知っているが、最近のMPUは内部倍率が固定されている。セレロン300Aの内部倍率は4.5倍であり、FSBが66MHzなので約300MHzとなる。この場合のクロックアップとはFSBを100MHzとかにして、450MHzで動かそうということだ。これがセレロン333とかでは内部倍率が5倍になり、FSBを100MHzにすると500MHzになってしまい、クロックの上げ過ぎで動かない可能性が高くなるわけだ。
作業は簡単。このマザーボードは16種類のFSBに対応しており、BIOSでFSBを変えればいいだけ。
で、何の問題もなく450MHzで動いた...かと思ったが、10回に1回くらい立ち上げでこける事がある。電圧を上げてみたが同じだった。(Startで450MHz保証だったから買ったのに)
ま、そんなにスピードにこだわってる訳じゃないので、FSB83MHzの374MHzで我慢する。そのうちカトマイの450MHzあたりが安くなったら交換しよう。
第七回 DVDビデオの予定 |
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