TOP>>
index>>
CD「The PHANTOM of the OPERA」ORIGINAL CANADIAN CAST
■アンドリュー・ロイド・ウェバー作ミュージカル「オペラ座の怪人」オリジナルカナダキャスト
主要曲のみのハイライト版 制作はアメリカです。もちろん ブックレットは 英語オンリーです。
■実は 聴く前 かなり不安だったのです。ちゃんと 声 聞き分けられるカシラ と。
■自分内データとしては ロンドンキャストCDだけしか 無いので ロンドンキャストCDとの
違いを 語っておりますが どちらが上手いとか そーゆーコトではなく 単に あたしの感じた
コトを 語っているだけです。歌の 上手い下手は ハッキシ言って 良くワカリマセンです。
■1.オークショニアのセリフ「Lot666」から「gentlemen?」まで
オークショニアの前口上なんて どれも同じに 聴こえるんじゃないかと 心配しながら 聴き
始めたら ロンドンキャストCDと 全っ然チガウので ビックリいたしました。声も 違うけど
話し方が 全く違うのです。抑揚の付け方も違うし スピードは とてもゆっくりです。ココまで
違えば そりゃあ あたしでもワカルわ てなカンジです。最後の「ジェントールメーン?」が
上がり調子で 何度 聴いても ちょっと笑えたりします。や でも 結構 好きです。
■3.「ハンニバル」
ロンドンキャストCDで ほとんどカットされていたハンニバルの歌が 通しで聴けます。でも
コレ 入れるんだったら リトルロッテ 入れてくれた方が 嬉しいなあ とか思ったり。
■4.「Think of Me」
微妙に 歌詞が違います。なんか ちょっと色っぽいカモです。てゆーか 賢そうに 聴こえます。
ラウルのセリフも 微妙に違います。2度目の「ブラボ!」が ちょっと ヤです。←失礼な
■5.「Angel of Music」
「Insolent boy!」の「Insolent」や「basking」あと「Ignorant」とかに ピアノが 被っているのが
なんか 好きです。クリスティーヌの「カムトゥミー ストレーンジ エンジェール!」までしか
入ってナイので ラウルの「クリスティーヌ!エーンジェル!」が 聴けないのが 残念です。
■6.「The Phantom of the Opera」
CDのせいかも知れないのですが ファントムが パワー無く 聴こえます。おじいちゃんみたい。
他は そんなコト無いのだけど この歌は クリスティーヌのが なんだか力強く 聴こえます。
■7.「The Music of the Night」
コレは おじいちゃんには 聴こえないけれど そんでも なんだか あっさりしていて なんか
「あしながおじさん」なイメージです。(どーゆーファントムだ?) 単語が 3コ程 歌詞が
違うのですが ソレだけでも とても色っぽく 聴こえるのです。ロンドンキャストCD歌詞も
好きだけど この歌詞 すごく好きです。あと「The Music of the Night」は やっぱり「ナーイト
タイム シャーペンズ」からなのデスカ。その前の「アーイハーブ ブロート ユー」からじゃあ
ダメなのデスカ。あの部分は「The Point of No Return」のメロディだから 削られるんですね…。
続いてるんだから 入れてくれても 良いじゃないデスカ。あの部分も含めて 好きなんです。
■8.手紙をもらうシーンから「プリマドンナ」
なんだかですね。ラウルが 青年 てカンジじゃあナイのです。そんで 両支配人が なんとなく
若そうで 3人が 同年代みたいに 聴こえるのです。寧ろ ラウルが イチバン 偉いカンジに。
マダムギリーも 若そうです。カルロッタが 更にピアンジと仲良しです。セリフが たくさん
ハモってます。「プリマドンナ」での 両支配人熱唱パートのメロディが 微妙に違って 結構
好きだったりします。
■9.「All I ask of You」
やっぱし ラウルの声が 低いってゆーか 落ち着いてるってゆーか 青臭くないのです。なんか
「クリスティーヌ ザッツオールアイアスクオブユー」なんて おじさまの様に 聴こえますヨ。
全体的にメロディの スピードが 早い気がします。
■10.ファントムの「I gave you my music」から1幕ラストまで
笑い声を 入れていないのデスヨ。ファントムの エキセントリックな 笑い声を。つまらんです。
「ゴー!」は 声の響き具合が なんだか ファントムが 落ちていくみたいに 聴こえます。
■12.両支配人のセリフから「マスカレード」
「マスカレード」のコーラスが 始まる前に 木管ぽい楽器で かわいいイントロが 入ってます。
コレ かなり好きです。あと 結構 細かく歌詞が 違うので 面白いです。
■13.ドンファン練習直後のクリスティーヌの「The Phantom of the Opera」の出だし部分
コレって そんな重要なんかなあ?「リトルロッテ…」からは 入ってないから すごい短いし。
だったら マスカレード直後を 入れてくれれば ファントムが もっと聴けたのになあ。
■14.「Wishing You Were Somehow Here Again」
やっぱり クリスティーヌ 賢そうです。「ヘルプミーセイグッバイ」を 2回 繰り返すので
決意も 堅そうです。
■15.ファントムの「Wandering child」から3人でのやりとり
「エージェルオブミュージック!」が ファントムとクリスティーヌの デュエットになっていて
ラウルは「カムトゥミーエンジェルオブミュージック」の 後から参加です。「エーンジェルオブ
ダークネス!」でなく 突然 歌い出すので なんかイヤです。(←イヤもナニも そーゆー構成
なんですヨ) あと 結構 ポインツな「ステイバック!」のセリフが 無いのも なんだかなあ。
なんか 青臭くない分 ファントムと対等な ラウルです。ファントムは 上がり調子一直線で
「アポーンユーボース!」と一気に 言うので 血管 切れそうに 聴こえます。
■16.「The Point of No Return」から地下室へ向かうトコロまで
ロンドンキャストCDより 余裕があるよーな 感情的なよーな「The Point of No Return」です。
どっちなんだ?とゆーコトは 置いといて 息を吐きながら歌う「パースト」は 色っぽいです。
ファントムの「アスク オブ」の後 色々 他のヒトのセリフは 入れないで音楽だけに なって
いるのですが 悲鳴だけは 入ってます。レコーディングに メグしか 来られなかったとか?
■17.地下室のシーン ラストまで
クリスティーヌが とても感情的です。ファントムも 激しいです。「ディスフェイス云々」は
泣けて 「ピティカムズ云々」は 一転 力強いカンジです。ラウルも 感情的で ファントムと
売り言葉に 買い言葉みたいな調子です。そんでも 怒濤の競演は「チョウズ」とか「ウィン」が
きれいに重なっていて 息ピッタリです。うろたえファントムは 妙にセリフが 多いのデスガ。
「All I ask of You」が 同じ歌詞部分を 微妙にパートを 変えて歌ってます。そんな 小技を…。
でも やっぱり マスカレードからは 泣かされるのです。あー胸が いっぱいになる…。色々
言っておりますが コルム・ウィルキンソン氏のファントムも やっぱり ステキなのでした。