エイプリルフールについて思う




エイプリルフールとゆうわけのわからん物が、日本で普及し始めたのは一体いつごろなのでしょうか??どこかのアメリカ野朗がもたらしたのは間違いないのですが、それにしてもくだらんものを日本に移植したなあ〜なんて思います。そもそも、なんの為にウソをつくのか??一年間ウソをついてはいけない代わりに4月一日だけウソをつく、、、、ってのはおかしい思いません?だって、一年のうちの4月1日だけを除く364日、ずっとウソをつかず真面目にコツコツやってきてる子が4月1日になって突然、「俺は実はロリコンです 命掛けてマジです 昨日妹とやりました」なんて言ってしまったら、今日はエイプリルフールだからね、と言ったところで絶対に通用しません。毎日ウソをつかない日々を送ってきた彼は、そのせいで人から真面目な奴だなと思われているので、周囲の人からの目は頭が狂ってしまったとしか見れないでしょう。そして彼はきっと、永久にロリコン野朗だと思われ続けるでしょう。4月1日だけのウソのつもりが、ウソが事実と認識される。学校と云う閉鎖的社会においては完全にアーメン状態です。ほんとご愁傷様って感じです。だとすればエイプリルフールとゆうのは「4月1日だけなら、ウソをついていいんだー」と思っている純真な子をハメル大人のイタズラではないでしょうか??

エイプリルフールといえばある人の不幸の経験談を思い出してしまいました。








ウソの被害者である彼は、4月1日に服を買いに行ったそうです。めったに買いに行かない服。わざわざ電車に乗って三十分の場所をうろついていると突然携帯電話が鳴りました。自宅にほど近い幼馴染からの着信。なんの違和感もなく、何気なく電話にでるやいなや
















「おい!!お前の家燃えてるぞ!!今どこにいるだ??」




「黒い煙が上がってってるって!!」





「お前大丈夫か??!!」





と突然怒涛のように言われました。一瞬動揺したそうですが、今日はエイプリルフール。十分、気をつけていた彼は何を言われてもまったく信じなかったそうです。賢明な選択です。

しかし数分後にまた電話がかかってきました。違う幼馴染からの着信。これには彼も動揺しました。ドキドキしながら電話に出ると、





「おいお前の家燃えてるぞ!!どこにいるだ???」



「ヘリコプター飛んでるって!!!なんか中継されてるぞ!!!」


「早く帰って来い!!!服なんて買ってる場合じゃねえ!!!」



と言われ、彼の額から汗が噴出しました。やべえ・・・・まじでやべえ・・・、顔面真っ青になってしまった彼は家族に電話しました。けれど通じません。まさか・・・・・・・最悪の事態が予想されます。猛火の中で苦しむ親の顔、兄の顔・・・。そう思うと、もう買い物どころの騒ぎではありません。どんなことをしてでも早く帰らなくては!!!急いで帰り、事態を把握せねば!!



すぐさま電車に乗り、駅につくやいなや額に汗して自転車立ちこぎ!!一刻を争う事態。今まで育ててくれた、親の顔が思い浮かぶ。。。。逆上がりが始めて出来た時、ひたすらほめてくれた母。日曜大工で木工のイスを作った、父の頼りがいのある大きな背中。。。一緒に野球をした兄。。。時にはケンカもした。殴り合いになることもあった。負ける都度、死んじゃえと思った。あんな風に思ってしまったことを悔いた。もう二度と戻れない。もう二度と我が家には帰れない・・・・


徐々に家が近づいてくる。

もし だれか死んでたらどうしよう・・・・さまざまな不安を抱きながら家に着いてみると

























家全然、燃えてませんでした





















思いっきり健在でした!!!
















エイプリルフールなんて死ね!!!!!!!!でも家族の大切さが身にしみたのでそれはそれでよかったです    
                    愛知県在住Sさんの実話より