しめじ

 

 

しめじは漢字で湿地、または占地と書きます。

湿った森の中を埋めつくすように群生するからなのでしょうか。

淡い灰褐色をしたしめじは、一年中見かけるようになりましたが、やっぱりキノコは秋に食べたいもの。

食物繊維が多く、低カロリーなので、ごばんといっしょに食べても安心です。

ゴマ油でじゃこ、野沢菜、そしてしめじをちゃちゃっと炒めて、酒、醤油で味付けします。

それをあらかじめ炊いておいたあったかいごはんに混ぜるだけです。

あまり炒めなくても、ごはんの熱でしめじのふっくら感がこわれずに保たれます。

お酒を飲んだ後のお腹に入れるとふうっと落ち着きますね。

ご飯はその人によって食べる量が違うもの。

できたらMy飯茶碗があるといいですね。

毎日使うものだから、自分の手の大きさに合ったもので、気に入った形をさがします。

2杯分はゆうに入る大ぶりのものは、ごはんがくっつかないように中にだけ釉薬が塗ってあります。

外側は渦巻き柄でざらざらとした手触り。

ベージュに朱の手書き十草の茶碗は実は1.5杯分は入ります。

個性的な大きめの飯茶碗はどんぶりと違って趣があります。

それにしても今日は混ぜごはんだからもう一杯入りそう。

飲み直すより、食べ直しましょうか。

月を愛でながら食欲の秋です。