■ ■ ■ ■ ■ ■ かしこいリフォーム作戦 ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
私の3回の体験から、失敗しないリフォームをする為のチェックポイントを書いてみました。
 ■1回目のリフォーム(和室を洋室に変更・廊下のクロス張替工事
 知っているところの方が安心だし、面倒じゃないかな?って思って、依頼したけれど、、、
 自分の希望を伝え、後はすべてお任せの、正式な見積も契約書もない信頼だけで進めたリフォーム。
 いい職人、いい材料を使ってもらい、勉強はしてもらったけれど、予算オーバー。
 それに自分のイメージとは、ちょっと違っていた・・・

 
 知人や身内に頼むと、クレームを言いづらいし、後々のお付き合いに影響する。        


 ■2回目のリフォーム(洗面化粧台・トイレ・キッチンの水栓金具と押入の改造)
 自宅マンション全体の給排水工事が始まった時に、その工事を請け負っていた大手の会社に依頼したけれど・・・
 挨拶廻りに来たちょっと態度がデカイ若い営業マンは気にいらなかったけれど、
 名の通ったマンション販売会社だし、大丈夫、安心できると思いました。

 

 ところが、実際にリフォームを請け負うのは、下請けの某フランチャイズに加盟している工務店だったので、
 2回目からは、最初に会った営業とは違う人が来て、打合せをしました。
 
 これが年配の物腰の柔らかい人だったけれど、実際は最悪の営業マンだった!!
 調子はいいが、・時間を守らない(時間だけじゃなく、約束した日に来ない)
        ・ウソはつく
        ・一式いくらの見積書(細かい見積を請求したけれど、持ってこない)
        ・クレーム処理が、いい加減(養生のミスでついた後が、今も床にくっきりと残っている)
フローリング
 水廻りと一緒に依頼した押入の改修なんか、信じられない!
 採寸した図面はなくすし、出来上がった寸法は間違ってる、
 寝室なのに養生もしないし、完工は大幅に遅れた!!
 なのに、請求書にはびっくりするほどの金額が書いてあった。
 
(水廻りの金額を勉強したかわりに、こっちに計上したとしか思えなかった)
     
 

              カーペットで隠せば、目立ちませんよと言われた床→


 あまりのひどさにメーカーの課長に苦情の電話を入れたら、一緒に挨拶にはきたけれど、
 「早急に対処します」の言葉だけで、後はぜ〜んぶ下請け任せだから、解決するわけない。

 市役所の苦情課に相談して、工務店の社長に抗議の手紙を出したけれど、こちらも反応無し。 
 最終的に、支払い額を少し下げてもらったけれど、とても妥当な価格とは思えなかった。
 2度とかかわりたくない業者でした。


 
■大手の会社だからといって、安心はできない。      
 第一印象は大事!調子のいい営業マンはダメ!!         観葉植物1  観葉植物2  観葉植物3


 ■3回目のリフォーム(浴室)
 いろいろ学習した私。3回目は、設備機器から業者選びまでネットを利用しました。
 設備機器は、各メーカーのHPで見て、検討したい機器のカタログを請求。
 業者は、優良業者紹介というリフォームサイト(サイト管理者の確認も忘れずに!)にアクセスして、
 最初は匿名で数社と商談しました。(匿名で商談できるのがいいですよねぇ〜)

 あとは下記のチェックポイントを踏まえて、商談を進めていきました。
 2社に見積を出してもらったのですが、初回の打合せで、業者を決めていました。


 決め手は、・打合せに営業担当(若い女性)と設計担当(若い男性)の二人で来た事。
      ・言葉使い、接客態度は◎だし、二人とも有資格者で、
      ・服装もきちっとしていて(私はスーツフェチです)洗練されている。
      ・見積を出すにあたって、天井裏まで開けて、現場の確認をした。     

 清書した見積書が契約書の代わりだったのが、唯一の不安だったけれど、
 助成金の件で、役所に何回も足を運んでくれたり、ご近所の挨拶回りもきちんとやってくれ、
 
問題はなかったです。

 施工もしっかりしていて、3回目にして、やっと満足のいくリフォームが出来ました。
 換気扇の件でちょっとトラぶったけれど、クレーム対処も素早くやってもらって大満足です♪

 

 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 必  見 !! ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
 ■失敗しないマンションリフォームのチェックポイント
 
 
○マンションリフォームを得意とする業者を選択
  
一戸建ての場合は「建築基準法」、マンションの場合は、更に「管理規約」があり、制限が多い。
  

 
○施工の管理体制の確認

  
下請けに丸投げされて、手抜き工事されたらたまんない。
  
 
○何軒か業者を訪問して、チェック
  
私は出来ないので、業者のHP(もはやHPは会社の顔)を見て、施工例やセンス等をチェック。
  専門知識を持つ資格者(インテリア、福祉住環境コーディネーター等)がいるかも、チェック!

  
 ○数社に計画の相談
  
応の早さ、電話の応対の仕方、メールの文章などチェック。
   (これらの教育が出来てない会社は、かかわらないほうがいい)

 
☆お風呂やキッチンなどをリフォームする場合は、ショールームで実物を見た方がいいですよ☆
 ○2〜3業者に見積を依頼
  
最初から1つの業者に絞らないで、同じ条件で見積を出してもらう。
  
  
今の時代、見積は無料で出してくれるけれど、どこまで無料でやってくれるか、一応、確認しておこう。


  見積依頼の際には、実際に現場を見てもらう。
  この時、実測をしないで(経験だけで)診断する業者は、
要注意!
  後で追加工事が増えたり、予定変更になったりとトラブルの可能性大。

  
≪担当者を要チャック≫
  身だしなみはちゃんとしているか(業者側もこっちをチェックしてる)、時間にルーズではないか、
  こちらの話をちゃんと理解してくれそうか、きちんと説明してくれそうかチェック!!

  アフターケアはどうなっているか聞くのも忘れないようにしよう。
  身障者なので、役所に行ったりと小回りの効く対応をしてくれるかも重要ポイント
 
 
 
そう言えば、福祉関連の業者に依頼したら、来週(3月中旬)行くと言って、
  いまだに(5月下旬)電話の一本もしてこない信じられない業者がいた。

  ○打ち合わせ記録はとっておく
  
ベストは、複写出来る用紙に打ち合わせ記録をとってもらい、担当者の判を押した写しをもらっておく。
   

 
○契約時の注意                                            
  その場ですぐに契約はしないで、一日置いて、書類に間違いがないか念入りにチェックする。
  
疑問点は、よぉ〜く聞いて確かめておきましょう。

   
ご近所の挨拶回りをしてもらえるのかどうかの確認も忘れずに!
                 (マンションの場合は、両隣に加えて、上下階とその両隣まで)

  

  ○職人さんとの接し方
   
10時と3時の休憩時間にお茶を出す(コーヒー缶などでもOK)位で十分だと思います。
   時々はお茶菓子を出して、話をしたりしてコミュニケーションをとりましょう。
   
仲良くなるといいことがあるかもしれません。 

  ○引き渡し
  
 工事が終わったら、竣工検査に立会い、依頼通りに出来ているか確認する。
    この時に、機器の使い方の説明もしてもらえます。
   

    工事代金の支払いは、この検査が終わってからにします。


   ※契約書類や保証書類は、まとめて保管しておきましょう。



 ☆★値引き★☆

  
浴槽などの商品の仕入価格や職人さんに支払われる賃金は、
   ほとんど変わりはないので、業者さんは会社経費を削って、
   値引きを行なっています。
  
   だから私は、同じ条件なのに、 すご〜い値引きをする業者は、
   手抜きの心配や施工後のメンテナンスに不安を覚えてしまいます。

   またフランチャイズ店の場合は、
   ノベルティを支払わなければならないので、
   会社経費が余分にかかっていることを頭に入れておきましょう。

   ★
 決算月が狙い目 
   3月は会社の決算月なので、値引きは期待できると思います。    

   施工は、業界が暇な2月や8月にすると、職人さんの確保が出来て、
   とっかん工事の心配がないでしょう。


観葉植物観葉植物観葉植物


 

 ☆★助成金★☆
   
 
■重度障害者住宅改善整備
  
  対象者:下肢又は体幹の障害程度が1.2級の身体障害者手帳所持者

  内 容:重度障害者の日常生活における利便を図るため、
      居室、便所、浴室、玄関、台所等住宅の一部を障害に応じ、
      使いやすく改造する場合に、一件あたりの基準額の範囲内で
      その2/3が補助されます。
    
   (市長村によって違うので、福祉課で相談してください)
 ■居宅介護住宅改修費の支給(介護保険)

  原則は1回。
  引越しや介護度が、3段階以上重くなった場合は、再度、
  支給が受けられます。

  支給限度額:20万円(利用者は料金の一割負担)

  ≪対象となる住宅改修の範囲

     手摺の取り付け    床段差の解消
     滑りの防止及び移動の円滑等のための床材の変更      
     引き戸等への扉の取替え
     様式便器等への便器の取替え
     その他これらの各改修に付帯して、必要となる住宅改修

            (市役所から頂いた資料から、抜粋しました)



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