■□■□■□■ 2005年 ■□■□■□■
 長年のプレドニン服用、多発性筋炎治療の為の増量で、骨粗鬆症がひどくなり、筋肉もすっかり弱ってしまい、
 ぎっくり腰から、無理をして動いたら、胸椎を圧迫骨折してしまいました(2月)。
 
 自宅療養中、何回もぎっくり腰・圧迫骨折・肋骨骨折を繰り返し、ついにベット上の生活になってしまい、
 ストレスからか、2度目の帯状疱疹を発症してしまいました。

 そして、帯状疱疹後神経痛にも悩まされること。。。
 帯状疱疹後神経痛の発作的激痛は耐えがたく、初めてブロック注射のお世話になりました。

 少しよくなってきた5月中旬頃、またまた腰椎の圧迫骨折で動けなくなってしまい、9月上旬まで入院。
 (入院中も圧迫骨折してしまい、完治はしなかったです。)

1月  ≪整形外科≫
 ●1月19日●
 障害者年金の現況届を書いてもらうために受診。

 去年より手の可動範囲が更に狭まっていた。
 スワンネック・Z型変形・尺側偏位・指の関節脱臼
 そして腱(1本)も切れているのに、
 まだ箸を使えると言ったら、先生はビックリした。
 まともに動くのは、左手の親指だけだった。
 両膝の人工関節の方は、問題無し。
 感染症で何回も手術した右足の膝の皮膚の癒着は
 しょうがないと言われた。

スワンネック変形 尺側偏位 Z型変形
 スワンネック 尺側偏位 Z型
曲がった指を横から
見ると、白鳥の首の
ように見える。
腕の小指側の骨を尺骨
といい、尺骨側へ偏る
という意味。
親指の曲がり方がZに
似ているところから
ついた名称。

 ●1月27日●
 タンスの引出しを開けようとしただけで、ぎっくり腰
 になってしまった。
 痛みがどんどん強くなり、動けなくなってしまい、
 地元の総合病院へ救急車で行く。
 
 私の腰のレントゲン写真を診て、若いドクターは
 さんざん首を傾げていた。
 画像が見え難いらしいのと、私の病歴や服用しているプレドニンの
 量を聞いて判断しにくかったみたいだ。


 MRを撮らないと骨折かぎっくり腰かの判断できない
 からと入院を勧められたけれど、
 治療は安静にして寝ているだけと言われたので、
 痛み止めの注射をしてもらい、家に帰る事にした。

 お尻に打つと言った痛み止めの注射がブロック注射
 だったので、断固拒否。
 ブロックは神経に打つから上手なドクターじゃないと
 痛いし、恐い。
 
(過去の入院中に患者さんからさんざん聞かされたし、見てきたから)
 替わりに術後に使うというレペタンという痛み止めの
 座薬を使った。
◆レペタン座剤 0.2mg◆
 痛みを和らげる座薬。

 薬の効果が出て、痛みも我慢できるようになったので
 帰ろうと思ったら気分が悪くなり、
冷や汗も出てきて
 
目を開けていられなってしまった。
 ベットで休ませてもらっていたけれど、
 一向によくならず、吐き気までもよおしてきた。
 
 内科の若いドクターがやって来て、
 「一過性のめまいだから」とめまい止めの点滴を2本
 打つことになった。
 夕方、やっと家に帰れたけれど、座薬が効き過ぎたの
 では?と思った。
 ≪リウマチ・膠原病科≫
 ●1月5日●

 プレドニンの量が減る度に具合が悪くなり、
 寝込むことを訴えたら、20mgを切る頃から
 副作用の方が強く出るので、減量後の1〜2日間は
 大人しくしているよう言われた。
       
 背中やお尻の発疹(ブツブツ)は、薬によるニキビ
 だと、先生は発疹(ブツブツ)も見ないで即答。

 前回の血液検査の白血球の数の多さ(13200)が
 気になったので質問したら、
 プレドニンを飲んでいると増えてくるから、薬が
 減らないと下がらない。
 CRPの値が上昇してないから、大丈夫だそうだ。
 薬の量が10mg以下にならないと色々な副作用は
 落ち着かないらしい。

 カビのお薬(イトリゾール)は中止になる。
       
 先生から 血圧が高いから注意する事、
      風邪をひかない事、
      プレドニンを16mg(2mg減量)に減らす
 と言われた。
 
 血液検査のデーターをいつももらってくるけれど、
 あまりに詳しい情報はいらないかもしれない。
 (かえって不安感が増すかも・・・)
 
 実際、私は検査の度に悪くなっていくリンパ球、
 白血球の中身の割合を現すLy、Segの数値が
 心配になってきた。
 ※感染症の原因・程度を知る目安



























2月  ≪整形外科≫
 ●2月8日●
 ぎっくり腰の痛みが治まらないので、再度、地元の
 総合病院へ行く。
 坐骨骨折でお世話になった担当医の日を選んで行った
 のに、診察室に居たのは、救急車で運ばれた時に診て
 もらった若い先生だった。
 
 レントゲンの結果、よくならない痛みの原因は、
 胸椎の圧迫骨折と言われた。
 ぎっくり腰になった27日のレントゲン写真には無く、
 その後潰れてしまったというのだ。

 長く服用しているプレドニンのせいと言われたけれ
 ど、何か対処法は無かったのだろうか?

 今回も治療法は、なるべく動かないで
 安静に寝ているだけ、、、と言われたので、
 痛み止め等の薬はもらわないで帰ってきた。

 更に潰れた胸椎がくっつかないのが1番心配なので、
 痛みが続くようだったら、再度来る様にと言われた。
































































 ≪リウマチ・膠原病科≫
 ●2月2日●
 顔にまで広がった発疹は、薬の影響によるもので、
 プレドニンが10mg以下にならないと消えない。

 時々、胃液が逆流したり、お腹が張って苦しいと
 訴えたら、薬の影響でそういうことはあるからと
 胃薬のアシノンカプセルがタケプロンOD錠に
 替わった。

◆タケプロンOD錠 15mg◆
 胃酸分泌を抑え、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・
 逆流性食道炎などの症状を改善する。

 美容院は?と聞いてみたら、
 科学的な物質で頭皮に刺激を与えると、病気が
 悪化してしまうので止めた方がいいと言われた。

 
(実際に髪の毛が全部抜けてしまった人もいるらしい)

 喉の腫れは、血液検査の結果、甲状腺とは関係
 なく、やはり脂肪の固まりで、エコーを撮る必要
 はないそうだ。

 コレステロールの数値が前回よりも更に上がり、
 数値も高い(300)なので、メバロチンの量を
 増やされてしまった。
 
 この薬は「横紋筋融解症」という副作用が稀に
 出ることがあり、
 私の病気は筋炎なので、経過に注意していくと
 言われた。

 間質性肺炎の方は、落ち着いているそうだ。
       
 プレドニンは16mgから14mgに減った。
 次回からは、用心して1mgずつ減らしていく予定。

 プレドニンの影響で、眼圧が高くなっていた。
 右目 21 左目 25 (20以下が正常)
 幸い、まだ視野に影響は出ていない。


◆キサラタン点眼液◆
 緑内障や高眼圧症により、
 高くなっている眼圧を下げる。

 ●2月9日●
 強い胃の痛み、胃液の逆流で薬が飲めないので、
 プレドニンを点滴してもらう為に外来受診。

 朝の血圧 152/104  体温 36.3℃

 病院は前もって電話してたお陰で、そんなに
 待たずに診てもらえた。
 先生は「今、流行りの胃腸にくる風邪かも?
 そうだったら2〜3日は苦しむよ」
 とおっしゃった。
 熱もなく、喉も痛くない。
 しかもその風邪の特徴の下痢もしてない。
 胃が痛いだけなのに?
 長期間、強い薬を飲んでいるので、胃をやられたと
 本人は思っていた。

 血液検査の結果、CRPが1.3と上がっている以外は
 特に心配無さそうなので、
 プレドニンを点滴で摂取し、吐き気止めをもらって
 帰ってきた。

◆プリンぺラン錠 5mg◆
 胃や腸の働きを高める作用、吐き気や嘔吐
 を抑える作用があり、
 胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆のう・胆道
 の病気などによる胃腸症状を改善。
 
 ●2月23日●
 今回からまた診察前に血液検査あり。
 (メバロチンという薬が増えた為か?)
 9日に診てもらった時にCRPの数値が1.3と
 上昇していたので、心配だったけれど、
 今回は0.2と落ち着いていたので、安心した。
 
 コレステロールの数値も、標準値より少し高め
 くらいまでに下がっていた。
 
 薬(メバロチン)が増えたこともあるし、今回は
 食事にもかなり気を使った。
 副作用の「横紋筋融解症」の心配も今のところ
 ないそうだ。

 腎臓も肝臓もOKだし、貧血も無し!
 筋炎の方も落ち着いて、数値は標準値内!! 
 
 気になる動悸(血圧のせいか?)・右足の痺れは、
 病気のせいか、寒い季節のせいかわからないので、
 様子をみましょうと言われた。
 
 血圧が少し高めなので、塩分控えめの食事にする
 ように指示される。
 
 プレドニンが1mg減って、13mgになった。

 眼圧の方も安定し、両目とも正常値の16になった。 
3月  ≪皮膚科・麻酔科≫
 ●3月24日●

 帯状疱疹後神経痛の疑いがあり、専門の皮膚科に
 行く。
 神経を和らげるビタミン剤とボルタレンが出る。
 
 ボルタレンは、8時間、間を開けて使用し、
 痛みがひどい時は1日3回使ってよいと言われた。

 
◆メチコバール錠500ug◆
 神経の障害を改善し、しびれ、痛み、麻痺
 などの症状を改善する。
◆ボルタレンサポ25mg◆
 炎症やはれ、筋肉や関節の痛みを軽減する。
 解熱にも使用。
 
 ●3月26日●

 あまりの激痛に我慢できず、再度、病院に行く。
 
 皮膚科の先生は、色々な薬を飲んでいるし、
 以前、処方した薬以外に痛みを止める薬はないと
 言う。

 そんなに我慢できないなら、プレドニンを30mg
 飲むか?と言われた。
 
やっと12mgまで減らしてきたのに、そんな簡単に言わないで!
 
 ネット上の知人からペインの話を聞いていたので、
 麻酔科を紹介してもらうように頼んだ。
 
帯状疱疹の勢いが盛んな時にやっても効果がないと言われた。
 麻酔科の先生は、よく話を聞いてくれ、治療法も
 丁寧に説明してくれた。
 
 私は仙骨の神経がやられているのだそうだ。

 痛み止めのブロック注射を受ける前に、
 血液の固まり具合を調べる為、血液検査をする。

 結果は後日になるので、今日はとりあえず
 レーザー治療のみで帰宅。

 ●3月28日●
 
1回目のブロック注射(麻酔科)。

  ●3月30日●
 皮膚科の先生にペインを受けた話をすると、
 今の治療法はわからないと言った。
 また、ボルタレン以外の鎮痛剤は?と訊ねたら、
 麻薬しかないと答えた。

 2回目のブロック注射(麻酔科)。
 ≪リウマチ・膠原病科≫
 ●3月11日●
 
左の腰から足の裏にかけて、帯状疱疹ができる。
 お薬5日分と塗り薬を処方してもらう。


◆パルトレックス錠500◆
 単純ヘルペスウイルスおよび
 帯状疱疹ウイルスの増殖を抑え、
 単純疱疹および帯状疱疹を治療。
◆ゲンダシン軟膏◆

 皮膚の細菌を殺す働きがある。
 
 ●3月18日●
 帯状疱疹の悪化を心配して、プレドニンの減量を
 先生は躊躇したが、検査結果の数値がよいので、
 1mg減らし、12mgになる。
 コレステロール値は、相変わらず高い。

 帯状疱疹の痛みは半年も残る人がいると言われた。

 ●3月30日●

 間質性肺炎の数値が上がってきた。
 帯状疱疹が引金になって上がることもあるらしい。

 膀胱炎にもなってしまい、踏んだり蹴ったりだ。
 
圧迫骨折で痛いから、トイレを我慢していたせい・・・

 










 










4月 ≪整形外科・麻酔科・皮膚科≫
 ●4月2日●
 ブロック注射 週2回受ける事になる(麻酔科)。
 3回目で、まだ強い痛みや麻痺感はあるけれど、
 発作的激痛はおきなくなってきた。

 痛みを和らげる軟膏と安定剤を処方してもらう。
 
安定剤は使わずに、我慢できた。
◆カプサイシン軟膏0.025%◆
 帯状疱疹後の神経の痛みや糖尿病による
 手足の痛みを和らげる。
◆デパス錠0.5mg◆
 気持を落ち着かせ、不安、緊張を和らげる。
 寝付きをよくする働きもある。
 また、筋肉の緊張を和らげる。

 ●4月6日●
 4回目のブロック注射(麻酔科)。
 先生に、痺れは残るかもしれないと言われた。
 
 圧迫骨折の痛みを取るには、もっと多量の薬を使う
 と言われ、我慢することにした。

 帯状疱疹は冷やさずに暖めた方がいいので、入浴や
 ホカロンで患部を暖めるといいと言われる。

 皮膚科では、あまりにも待たされ続け、腰の痛みも
 限界になり、薬だけもらって帰ってきた。

 ●4月9日●
 
5回目のブロック注射(麻酔科)。
 注射は、週1回になる。
 
 先生から発作的激痛の逆戻りはあるかもしれないが、
 対応も早く、やられた個所が浅かったので、
 治りは順調と言われた。
 ただし、仙骨の神経がやられたので、左足のどこかに
 痛みや痺れが残ってもおかしくないそうだ。
 
 プレドニンを飲んでいる人は、
 こういう激痛が出ることがけっこうあるらしい。
 (大の大人が声をあげて、泣き叫ぶそうだ)
 また、普通は痕もグズグズと治りにくく、
 私はきれいに治ったし、熱も出なかったから、
 いい方らしい。
 (熱が出たら、入院だったそうだ)
 
帯状疱疹が出た位置も、私の場合、めずらしかったらしい。

 ●4月13日●

 6回目のブロック注射(麻酔科)。

 皮膚科的にはもう治療法はないので、
 次回は1ヶ月後。
 ビタミン剤と痒み止めの塗り薬(オイラックス)、
 ボルタレンを処方してもらった。

 整形外科で、背中を叩いての触診で、
 圧迫骨折ではないと言われた。
 
(私があまり痛がらないし、車椅子に座っていられるので)
 念の為にレントゲンを撮ったら、
 腰椎の1.2.3が圧迫骨折していた。 

 骨が影のように薄くなっているとも言われた。

 治療法は、寝ているだけしかないそうだ。
 それでもコルセットは必要ないと言われ、
 ベルトを購入。

 ●4月16日●
 7回目のブロック注射(麻酔科)。

 ●4月25日●
 8回目のブロック注射(麻酔科)。
 麻酔科の方で、腰のレントゲンを撮ってもらう。
 レントゲンの結果、腰に新たな骨折はなかった。

 ブロック注射をする時、ズーンという痛みを
 感じなくなった(よくなってきた証拠らしい)。

 私の帯状疱疹は軽い方で、神経が70〜80%残っていた
 ので、これくらいで済んだそうだ。
 プレドニンを飲んでいると、普通はまだまだ激痛の
 最中だと言われた。

 整形外科の先生は、
 筋肉が体を支えられなくなってきているので、
 車椅子から立ちあがるだけでも、腰を痛めてしまう
 のだと言った。
 
 動けなくなる心配を訴えたら、まず、ベットで
 座る練習から始め、痛くなくなったら、
 立つ練習をするように指示されたが、
 腰が固まるまでは、大人しくするようにと言われる。

 一人でするのは難しいので、訪問リハビリを
 薦められた。
 
 無理に痛みを我慢せず、ボルタレンは炎症を抑える
 作用もあるので、1日2回使っていいと言われた。 
 ≪リウマチ・膠原病科≫
 ●4月16日●
 CRP・筋炎の数値は、いい感じで安定。
 LDH、MMP-3の数値が、ちょっと高いのが気になる。
 コレステロール値は、やっぱり高い。

 プレドニンを1mg減らし、12mgになる。
 前回の減量で、帯状疱疹後神経痛になったのでは?
 と思っていた私は、とても不安だった。

 膀胱炎は薬を飲まなくても大丈夫と言われ、
 水分をたくさん摂るように指示された。
 
でも、数値は前回よりも悪くなっていた。

 

















































 
 




















5月  ≪整形外科・麻酔科≫
 ●5月2日●
 9回目のブロック注射(麻酔科)。
 ベットに横になる時、支えるからと言ったのに、
 支えてくれなかった。
 私は、ベットにドスンと転がってしまった。
 看護師さんは、
 「あら、勢いがついちゃったわね」と笑っていた。
 
 それでなくても、今日は血圧が高く、
 ふらふらしてたのに、また数値が上がってしまった。

 肩甲骨の辺りが痛く、咳も出て息苦しかったので、
先生に言ったら、レントゲンを撮ることになった。
 麻酔科だから、診てくれないと思っていた。

 結果、肋骨は折れていなかった。
 咳込んで、筋肉を痛めたのだろうと言われた。
 間質性肺炎の方も、古い跡はあるけれど、
 白い影は広がっていなかった。

 順調によくなっているので、次回は、2週間後。





 ≪リウマチ・膠原病科≫
 ●5月7日●
 リウマチ・筋炎の数値は安定。
 
 最近、ちょっと息苦しいと思っていたら、
 間質性肺炎の数値が、988(kl-6)になっていた。

 5日前に麻酔科で撮ったレントゲン写真では、
 肺はそんなに白くなっていなかった。
 (過去の影は別として)

 胸の音を確かめた先生は、今は大丈夫!と言い、
 しばらく経過をみることになった。
 
 ただし、血圧も相変わらず高いし、
 ネオーラルを増やすかプレドニンを増やすか
 検討しましょうと言われてしまった。

 膀胱炎はよくならず、薬を5日間分処方された。

◆クラビット錠◆
 細菌による感染症の治療に用い、感染症の
 原因菌を殺す。

 眼圧も薬を止めたにもかかわらず、両方とも
 18と問題なし。
9月  ≪整形外科≫
 ●9月21日●
 受診前に膝・腰・首のレントゲン写真を撮る。
 
 レントゲン写真を見て、
 首は亜脱臼しているけれど、この程度なら心配ない。
 
 腰は何箇所か、退院時に撮った時より沈んでいるし、
 骨はふ菓子のようで、中がスカスカだと言われた。
 
いつになったら止まる私の骨粗鬆症・・・

 両膝の人工関節は写真ではあまり問題がないけれど、
 (あまり歩いていないから)
 左の曲がりが悪くなり、55度しか曲がらない情態。
 
入退院を繰り返し、動かせなかったから、膝の皮が癒着していた。
 
 そして、左足は右足をかばって歩くので、
 腱が炎症を起こしていた。
 
 今のままではアクトネルだけでは足りないと、
 先生はホルモン治療(?)を勧め、婦人科を紹介して
 くれた。
 

 骨の新陳代謝を助ける働きがある女性ホルモン(エストロゲン)は、
  閉経後に激減するので、閉経後の女性は骨粗鬆症になりやすいそうだ。


 ≪耳鼻科≫
 耳は鼓膜のパイプも乾いているし、異常なしと
 言われる。
 どうして聞えがおかしいのだろう?
 しばらく様子見。

 ≪婦人科≫
 問診の結果、「肝臓弱い」「皮膚弱い」、さらに
 「脳梗塞を起こした事がある(血栓体質)」で、
 骨の為のホルモン治療はできないと
 言われてしまった。
  
 かなり期待していたのに、がっくり・・・
 
 骨を強くするビタミンKの薬が処方された。
 
◆グラケーカプセル 15mg
 
骨粗鬆症の人の骨の量を改善し、
 腰の痛みを軽くする。

 ≪リウマチ・膠原病科≫
 
●9月15日●
 診察前に、血液・尿検査(6本採取)。
 結果は、CRP、アミラーゼ、総コレステロール、
 白血球数が標準より少々高めだったけれど、
 後は順調。
 
 降圧剤が3種類になったら、上が100〜110台で
 ふらふらすると言ったら、とりあえず薬の量を
 元に戻して、毎朝、薬を飲む前の血圧を測り、
 様子を見ることになった。
 
 薬のアルファロールをやめ、エルシトニンの注射も
 しなくていいと言われた。
 
 
エルシトニンは、痛みが強い時には効果があるけれど、
  骨粗鬆症を治すわけではないと最近、判明したらしい。


 そして、プレドニンが1mg減って8mgになった。
 薬が減るのはうれしい。

 ●9月29日●
 血圧が高い日が続き、病院に行く。
 予約外なので、受診する先生はいつもと違う。

 先生にここ2週間の血圧の状態を話し、
 薬を出してもらう。
 前回中止した薬の半分の量で、様子見という事に
 なった。

◆ノルバスク錠 2.5mg◆
 
血圧の高い人の血圧を下げる。
 狭心症の発作(胸がしめつけられる感じ、胸痛)
 を抑える。











10月  ●10月13日●
 
≪耳鼻科≫
 目眩は相変わらずあり、パイプを入れた左耳も、
 音がこもったように響いて聞えると先生に言った。
 原因がわからず、またしばらく様子見となる。

 ●10月19日●
 
≪婦人科≫
 13日の血液検査の結果を聞く。
 
内科の血液検査に、骨粗鬆症の検査を追加してもらっていた。
 
 骨の中のカルシウムは、血液中にそんなに流れ出て
 いない(通常の範囲内)。
 アクトネル(骨量を増やす薬)が効いていると思って
 いいし、
 ビタミンKの薬(骨量改善薬)も出ているので、
 あとはプレドニンが減ってくれば、骨粗鬆症も
 改善されると言われた。 
 



 ≪リウマチ・膠原病科≫
 
●10月13日●
 昨日から喉が痛いと思ったら、CRPの数値が
 上がっていた。
 アミラーゼ、MMP-3、総コレステロール、好中球、
 白血球の数値も高かった。
 
 起床時の血圧も高いので、降圧剤のノルバスクを
 朝・夕飲むことになった。
 
 心配だった間質性肺炎は、レントゲン写真上では
 前回とあまり変わっていなかったけれど、KL-6の
 数値は上がっていた。
 KL-6の数値だけではなんとも言えないそうだ。

 骨のホルモン治療の話をしたら、その治療法は
 今はあまり行われていないそうだ。

 
 検査結果がイマイチなので、今回はプレドニンの
 減量は無し。

 手足の痺れは、首が亞脱臼しているせいだろうと
 言われた。
11月  ≪整形外科≫
 ●11月2日●
 診察前に、腰(4枚)と首(6枚)のレントゲン写真
 を撮る。

 腰の骨は、9月21日に撮った写真と比較して、
 変わっていなかった(骨が固まってきた)。

 電子カルテに「多発性圧迫骨折」と打ち込みながら、
 先生は、こんなに圧迫骨折をした人は、見た事ない
 って言った。
  
 骨折箇所は、腰椎1・2・3・4・5と胸椎11・12の
 計7箇所。

 頚椎の方は、2枚の写真を見て、きれいだから
 心配ないそうだ。
 
6枚も撮ったのに、2枚だけしか見ないの?
 痛みの原因は、立ち上がったり、動く時に力が入り、
 それで筋肉が痛くなるらしい。

 肘は、寝ていても痛くなったら、手術と言われた。
 ただムチランス型のリウマチだから、難しいらしい。
≪リウマチ・膠原病科≫
 
●11月9日●
 アミラーゼ、MMP-3、IgM、白血球の数値は
 標準より高いけれど、
 CRPの数値も下がり、筋炎の数値OK、
 間質性肺炎の数値も前回より下がったので、
 プレドニンが1mg減って、7mgになった。

 びっくりしたのは、今までずっと200以上の
 コレステロール値が、196になったこと。

 血圧の薬は、これから寒くなるし、
 上が90以下にならなければ、大丈夫だから
 今のままでと言われた(減量無し)。
 
 帯状疱疹後神経痛の為に飲んでいる薬が
 朝夕の2回になった。
 
 それから、インフルエンザの流行が怖かったので、
 予防注射のことを聞いてみた。
 注射はできるので、する?と言われたけれど、
 かかってもすぐ治療すれば大丈夫というので、
 お断りした(副作用とかも心配だったので)。
12月 ≪耳鼻科≫
 ●12月8日●

 入院中からずっと聞えがおかしくて、
 ちっとも善くならない左耳を診てもらう。

 耳に入れたパイプはきれいに入っているし、
 今のところ、問題は無いと先生は言った。
 そして、パイプは耳が治るまで入れておいてください
 と言われた。

 この耳はもう治らないんですか?と聞いたら、
 難しいという返事。
 原因は、入院中になった滲出性の中耳炎からくる
 ものらしい。

 2ヶ月後、再診。
 慣れるしかないと言う事なのだろうか・・・






















 ≪リウマチ・膠原病科≫
 ●12月8日●

 風邪の症状もなかったのに、CRPの数値が2.0と
 上がってしまい、プレドニンの減量は無かった。
 
 筋炎の方は、少し上がったけれど、良い数値。
 間質性肺炎の数値はまだ標準より高いけれど、
 下がってきた。
 他に標準より高いのは、アミラーゼ、MMP-3、
 白血球にPLT(血小板)。
 先生はCRPの上昇は、最初、肋骨を痛めたせい
 と言ったけれど、
 痛めた日から日にちが経っているので、
 それが原因とは考えられないと訂正した。
 
 プレドニンを減らしたせいかもしれないし、
 免疫抑制剤が少ないのかもしれないと言い、
 思いきって薬を替えてみようかと提案された。
 (今のネオーラルからプログラフに)
 
 血圧の薬ノルバスクを飲むと、動悸・脈の乱れが
 出ることを相談した。
 
 動悸のしない新薬が出たから替えてみましょうと
 言われたけれど、
 2個も薬を替えるとわからなくなってしまうので、
 今回は血圧の薬を替えて、次回に免疫抑制剤を
 検討する事になった。
 
 インフルエンザの予防注射。
 私のように肺に疾患がある人は予防注射をしたほう
 がいいと言われ、受けることにした。
 ただし、プレドニン(まだ多い)や免疫抑制剤を
 飲んでいるので、普通の人より抗体がつきにくい
 らしい。
 
◆カルブロック錠 16mg◆
 
血圧の高い人の血圧を下げる。



◆◇◆ 2005年の検査結果(リウマチ) ◆◇◆
項 目 CRP 白血球数 ヘモグロビン GOT GPT クレアチニン
標準値 陰性
0.7mg/dl以下
4000〜
  9000
男14〜17g/dl
女11〜15g/dl
8〜40単位 5〜35単位 0.3〜1.0mg/dl
月 日 C反応性タンパク試験
炎症の強さをみる為の測定
細菌による感染や炎症によって
増える
10,000以上では感染症を疑う
血色素ともいう
貧血の時に減る
肝臓の細胞が壊れることによって、
血液中に見られる酵素

(薬の副作用チェック)
血清中のクレアチニンは
腎機能の指標
1/05 0.5 12200 12.9 20 22 0.46
プレドニン16mg・ネオーラルカプセル50mg
2/02 2.8 10300 13.6 19 24 0.44
プレドニン14mg・ネオーラルカプセル50mg
2/23 0.2 12700 12.9 21 22 0.59
プレドニン13mg・ネオーラルカプセル50mg
3/18 0.4 12000 14.0 18 18 0.53
プレドニン12mg・ネオーラルカプセル50mg
3/30 0.6 11900 14.1 18 20 0.56
4/16 0.3 10300 14.3 18 22 0.48
プレドニン11mg・ネオーラルカプセル50mg
5/07 0.3 12000 14.5 20 27 0.49
5/20 0.2 8600 13.7 19 18 0.38
6/03 0.2 10600 14.0 21 23 0.35
プレドニン10mg・ネオーラルカプセル50mg
6/29 1.5 10600 12.4 18 20 0.38
7/23 0.6 10400 12.6 15 14 0.40
プレドニン9mg・ネオーラルカプセル50mg
8/22 2.6 10500 12.8
プレドニン8mg・ネオーラルカプセル50mg
9/15 0.5 11400 12.6 20 19 0.43
10/13 1.2 11900 12.5 20 17 0.43
11/09 0.6 10200 12.0 20 14 0.43
プレドニン7mg・ネオーラルカプセル50mg
12/08 2.0 10000 12.0 19 13 0.46


◆◇◆ 2005年の検査結果(多発性筋炎) ◆◇◆
項 目 CK値 KL−6 LDH 抗ds-DNA コレステロール
標準値
(院内)
0〜140IU 0〜499U/ml 115〜280IU 0〜20U/ml 150〜219mg/dl
月 日 クレアチンキナーゼ
筋肉の中にある酵素で筋肉の破壊を測定
糖蛋白抗原
間質性肺炎の活動性の指標
線維化の過程に関与
する物質

LDH
(乳酸脱水素酵素)
肝細胞の損傷で血中に逸脱する酵素
SLEの治療指標 血中に含まれる
コレステロールの総量
1/05 36 489 310 300
プレドニン16mg・ネオーラルカプセル50mg
2/02 28 298 296
プレドニン14mg・ネオーラルカプセル50mg
2/23 29 251 227
プレドニン13mg・ネオーラルカプセル50mg
3/18 24 602 278 247
プレドニン12mg・ネオーラルカプセル50mg
3/30 22 631 312 255
4/16 29 998 296 265
プレドニン11mg・ネオーラルカプセル50mg
5/07 19 955 280 231
5/20 24 794 312 214
6/03 27 898 274 238
プレドニン10mg・ネオーラルカプセル50mg
6/29 28 749 255 236
7/23 16 203 211
プレドニン9mg・ネオーラルカプセル50mg
8/22
プレドニン8mg・ネオーラルカプセル50mg
9/15 19 937 230 231
10/13 23 678 206 226
11/09 26 661 212 196
プレドニン7mg・ネオーラルカプセル50mg
12/08 28 218 190


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