■□■□■□■ 2003年 ■□■□■□■
 退院してからも、感染症再発の恐怖がいつも頭のどこかにあって、ちょっと足が痛くなったり熱感を感じたりすると
 とても不安の日々です。

 左手の甲が腱が切れる兆候なのか、崩れた軟骨が神経にさわるのか、激痛が走って動かせなくなり、
 何度か病院に行きました。
 また両足首も階段を使用すると激痛が走り、数日間とても辛い日々になってしまいました。
 
 ◆人工関節再置換手術後、変わったこと◆

  ・当然のことだけれど、歩ける距離が大幅に短くなった。
  ・着座している時、右足の膝から下が外側に広がる。
  ・大腿四頭筋を切ったせいもあるのか、右足の浮腫みがひどくなった。
  ・立ちあがる時は、左足からでないと困難(足の長さが約1cm違うので)。
  ・曲がる角度が70度前後になったので、右足はどんなことをしても自分で靴下を履けなくなった。
  ・階段の上がり降りが、以前に増して困難になった(無理すると足首を痛めてしまう)。

 10月 車止めにつまづいて、右足の親指を骨折。
     下旬に眼振によるめまい・高血圧で4日間入院。
 11月 椅子から落ち、右坐骨骨折で入院。
 年末のカウントダウンライブはキャンセル、ベットで寝たきりの年越でした。。。


横着者で1〜5月までの検診記録をつけていませんでした(検査結果は下記にあります)。
6月  ≪整形外科≫
 手術した右足は、順調と言われた♪
 足の熱感は使いすぎによるものだって言われる。
 手の方はどうしようもないらしく、
 指の関節が脱臼して食い込んでるし、
 腱が切れるのも時間の問題らしい。
 指をまっすぐ伸ばす手術をしたら、
 握る事ができなくなり、車の運転は無理と
 言われた。
 パーの手になりたいけど、
 クルマの運転が出来なくなるのは困る。
 
 骨を強くする薬
(フォサマック錠 5mg)が出る。
 朝起きたらコップ1杯のお水ですぐ服用。
 服用後、30分間は飲んだり食べたりは『禁』で、
 横になってもいけないと言われた。
 ≪リウマチ・膠原病科≫
 先月の検査結果で、CRPが0.7から1.0に上昇。
 今日の検査で数値が上がるようであれば、
 リウマトレックスを増やすと言われた。
 肝臓、腎臓は大丈夫、膠原病の数値も下がって
 きていると言われたのに。。。
 あとコレステロール値は、まだ高かった。
 
 めまいがあるので、念の為、25日にCTを撮ることに
 なった。




 
7月  ≪整形外科≫
 I先生(膝・股関節専門の先生だけど)に
 手のリハビリのことを聞いてみた。
 私の手は、リハビリをしても無駄と言われた。
 地元の先生も言っていたけれど、
 ヘタをすると骨が砕けてしまうらしい・・・
 
 肝心の手術した右足は、順調でした。
 先生もおしゃってたけれど、

 当時を思えば、本当に自分の足で歩けるのが
 不思議だ。
 先生には無理をしないようにと念を押された。

 先月出た骨を強くする薬を飲んだら、
 胃の調子が悪く痛みがひどいので、中止になる。



◆フォサマック錠◆
 骨のカルシウム分(骨量)が少なくなって
 骨全体がスカスカになってしまう病気に対し、
 骨の量を増やして治療する。

 ≪リウマチ・膠原病科≫
 先月の血液検査の結果、CRPの数値が下がったので
 リウマトレックスは増やさず、2mg/週のまま。
 
 SLEのDNA抗体も22台に下がり、
 心配しなくてよいと言われた。
 肝臓、腎臓も心配ないと言われたが、
 確実にGOT・GPTは上がって標準値を超えている。
 薬の副作用だろうか??
 
 血圧の薬(2錠のうちの1錠)を替えてもらう。
 その薬で心臓がバクバクする人はいないと
 言うけれど、私は寝ても覚めても
 ドキドキがして気持ち悪かった。
 
 コレステロールが260台。
 美味しい物の食べ過ぎと言われるが、
 和食中心で質素だと思う。。。
 運動してないからか?

 CTの結果は異常なし。
 血管が詰まっていそうなところがあるけれど、
 '57年に撮った時と変わってないから
 大丈夫と言われた。

8月  ≪整形外科≫
 最後の手術から1年経ったのでレントゲン写真を
 撮る。
 右足の曲がる角度は70度で順調だし、
 人工関節もきれいに入っていると言われた。
 ただ、右足の関節を入れ換える時は大変だと言う
 先生の言葉が気になる。

       
2000年に両膝人工関節置換手術した左足
左足1左足2

       
 2002年に人工関節再置換手術した右足
右足1右足2

 10年後位には義足の技術が素晴らしく進んで、
 反対の足の動きを察知して勝手に動く夢のような
 義足が出来るらしい。
 (内蔵されたコンピューターで)
 人工皮膚も見た目にはわからない位、よいものが
 できるらしい。
 再々置換手術は相当難しく、
 治癒にも時間がかかるので、そういう選択肢もある
 と先生は話してくれた。
 けれど、手はそこまで技術が進まないらしい。







 ≪リウマチ・膠原病科≫
 7月の検査結果は、SLEのDNA抗体以外
 全ての数値が下がっていて、成績優秀。
 DNA抗体も22から28に上がった程度なので、
 心配はないとのこと。
 気をつけなければいけないのは、
 血圧・コレステロールが高い事だと言われる。

 先月のCTの頭の血管のことが気になっていて、
 再度、質問した。
 リウマチになって血管も炎症を起こしているので、
 管自体が腫れて、血の流れが悪くなり、
 頭がぼぉ〜としてスッキリしないのも、
 動悸がするのも、血圧が高いのも、
 みんなそこからきているらしい。

 薬が替わってから目が前より乾いて調子が悪いので
 先生にお聞きしたら、テノーミン(血圧の薬)で
 目が乾いたりする副作用はない。
 それはシェ-グレンの症状だし、
 血圧を下げないといけないから
 薬は必ず飲んでくださいと言われた。
 
 変形して、曲がらなくなった指のことを尋ねたら、
 もう治らないと言われた。
 2年間、CRPの数値(0コンマ台に)を
 押さえられないと、5年以内に変形してしまう
 と先生はおっしゃった。
 
 当初の高い数値(最高14.8でいつも7〜8だった)を
 考えれば、今の状態になってしまったことも納得。
 色々試した抗リウマチ剤も効かなかったし・・・

現在、飲んでいるお薬
◆ミリダシン錠 90mg
 炎症やはれ、痛みをやわらげる。
◆アランタ◆
 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎などの症状を
 軽くする。
◆ザンタック錠150◆
 胃酸の分泌を抑え、胃・十二指腸などの潰瘍、
 ただれを改善する。
◆リウマトレックスカプセル 2mg◆
 関節リウマチにおける、免疫の異常を改善し、
 炎症を抑える。
◆プレドニンゾロ散 1%(5mg)◆
 様々な炎症やアレルギー症状および免疫反応を
 抑える働きがある。
◆テノーミン錠 25mg◆
 高血圧、脈の乱れを改善したり、狭心症の発作を
 予防する。
◆ディオバン錠 80mg◆
 高血圧症の人の血圧を下げる。
◆アルファロールカプセル1ug◆
 ビタミンDの不足による骨の病気やその他の症状を 
 改善する。
 また、骨粗鬆症の治療に用いる。

9月  ≪整形外科≫
 次回の定期検診は2004年の2月です。
















 ≪リウマチ・膠原病科≫
 少しずつだけれど、上がっちゃいけない数値が↑、
 下がっちゃいけない数値が↓
 肝臓とコレステロール、中性脂肪が特に↑だ。

 どうしても気になる目のことを再度質問したら、
 テノーミン(血圧の薬)で目が乾燥したり
 見えにくくなることはありえないと笑われ、
 リウマチのシェ—グレンの症状が進んでると
 言われた。
 
副作用の説明が書いてある薬剤部のお薬確認票はチラッと見ただけ・・・
 
 よくならないでしょうか?の質問に、
 リウマチが治らないように、
 シェ—グレンも治らないとはっきり
 言われてしまった。
 
 外出は人込みは避けて、常識範囲で!と
 注意を受けた。

10月  ≪整形外科≫
 10月4日 
 予想外の怪我で地元の総合病院へ行く。
 左足親指の付根の骨折。
 3〜4週間固定し、1回/週レントゲンを撮って
 様子を見ることになった。
 なんとか痛みは我慢できるので、痛み止めの薬は
 無し。


 10月11日 
 親指の1週間目の検診
 包帯を取った左足は浮腫みはとれたけど、
 自分の意思では動かない人差し指以外、まだ青く、
 足の裏まで青くなっていた。
 レントゲン写真の結果、骨は変化無し。
 このまま固まってしまえば、歩くには支障ない
 そうだ。
 ただし、痛みが続くようなら手術と言われた。
 
 
























 ≪リウマチ・膠原病科≫
 全体的に数値が下がって落ち着いてきた。
 コレステロール値が257→230に。
 CRPも肝臓の数値も下がった(下記参照)!
 ところがSLEのDNAの数値が27→33にUP・・・

 血圧に関しては、薬は増やさないけれど、
 「お塩0の日」とかを決めて調節してと言われた。
 
 リウマトレックス2mg/週では殆ど効果ナイという話
 を聞いたので、肝臓も心配だし、
 やめたい旨を先生に伝えたら、安定してるし、
 肝臓も慣れてきて数値が下がってきているので
 続けましょうと言われた。

 目の乾きに関しての質問には、
 口の渇きには唾液を出す飲み薬があるけれど、
 目の渇きを治すには、目薬しかないそうだ。
 目薬・・・引き続きヒアレイン使用

 最近、首がひっかかるような感じがするので、
 念の為、レントゲンを撮ってもらった。

 胃薬が1つ変更になった。
 (病院でザンタック錠は使わなくなったので)
 
ザンタック錠150 → ガスターD錠20mg

 10月27日〜30日
 血圧が高く目眩がひどくなり、ベットに座っても
 後に倒れてしまう状態が続き、
 しかも吐き気もある。
 救急車でS大医療センターへ(脳梗塞かと思った)


 頭のCT、胸・お腹のレントゲンを撮る。
 頭に異常はなかったが一向に目眩が治まらない
 ので、耳鼻科に診てもらう事になった。
 
 目眩と吐き気は「眼振」によるものらしい。
 目眩がひどいので治まるまで入院する事
 になった。

 当日はベットから動けず、吐き気止めと目眩を
 抑える薬を入れた点滴を受ける。
 聴力の検査 異常なし。
 耳のレントゲン撮影と眼科の検査 異常なし。

11月  ≪整形外科≫
 11月1日

 足の親指は順調に骨がくっついてきていた。
 足の固定も取れ、入浴もOKと言われた。

 11月10日
 椅子から落ち激痛で動けず、
 救急車でS大医療センターに。
 レントゲンの結果、坐骨骨折で全治1ヶ月半と
 言われる。
 手術の必要は無く、骨がつくのを待つのみの治療
 だそうだ。
 股関節をやられたと思っていたのでホッとした。

 11月12日
 ベットの空きがなく地元病院に転院する
 (白い巨塔とおんなじダァ〜)

 地元総合病院での推定される入院期間は、
 約1〜2週間で、治療計画は
 保存的治療法とリハビリ療法と
 入院診療計画書に書いてあった。
 (この時点では軽傷なんだと安心する。)



 ≪リウマチ・膠原病科≫
 
胃薬のガスターD錠20mg口内炎がひどくなり中止。
 主治医のT教授がいなかったので、助教授のA教授に
 10月の検査結果と薬を2ヶ月分出してもらう。

 肝臓の数値が上がってきたので、リウマトレックス
 をしばらく休んだらどうかと言われる。

 耳鼻咽喉科の先生に10月の検査結果から
 めまいの原因は色々考えられるが、ストレスが
 原因かも?と言われ、
 (なんのストレス??)今後も起きうるので
 めまいに慣れて下さいと言われた。
 (わかんない?)

 脳梗塞の場合のめまい・吐き気は
 ・唾を飲みこむと咳込む。
 ・ろれつが回らなくなる。
          といった症状がでるそうだ。

 
※私はいつ起こったのかわからない古い脳梗塞の
  跡があります。
  ある程度の年齢になると70%の人は自覚症状の
  無い脳梗塞の後があるのだそうです。


12月  ≪整形外科≫
 歩行器で歩けるようになったが、退院まじかに
 仙骨の右側骨折、左側仙骨のひびと続き
 ベット上の生活に戻ってしまう。
 リウマチのせいで骨が普通の人よりも弱い為と
 言われた。
 (ステロイドを長く飲用しているからとも
  言われた)
 ≪リウマチ・膠原病科≫
 A助教授の言葉に従い、リウマトレックスを
 中止する。
 後でわかったけれど、中止前の11月の血液検査では
 肝臓の数値は悪くなかった。





◆◇◆ 2003年の検査結果 ◆◇◆
項 目 CRP 白血球数 ヘモグロビン GOT GPT クレアチニン
標準値 陰性
0.7mg/dl以下
4000〜
  9000
男14〜17g/dl
女11〜15g/dl
8〜40単位 5〜35単位 0.6〜1.0mg/dl
月 日 C反応性タンパク試験
炎症の強さをみる為の測定
細菌による感染や炎症によって増える
10,000以上では感染症を疑う
血色素ともいう
貧血の時に減る
肝臓の細胞が壊れることによって、
血液中に見られる酵素
(薬の副作用チェック)
血清中のクレアチニンは
腎機能の指標
1/15  1.0 7700 11.6 52 41 0.43
2/05  0.6 7900 12.0 49 35 0.44
3/12  0.7 7400 12.1 44 28 0.46
4/09  0.6 7400 12.6 48 36 0.48
5/07  1.0 7700 11.8 51 33 0.44
6/04  0.6 7800 12.4 60 40 0.48
7/02   0.5 7200 12.2 56 35 0.45
8/11   0.7 7000 12.3 60 46 0.43
9/10  0.6 7600 12.4 44 30 0.43
10/15 0.6 43 38
11/13 3.4 6300 12.4 34 26 0.42
12/09 3.2 5600 11.6 29 19 0.40



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