記憶の欠片







見知らぬ他人と擦れ違った瞬間に感じた香り



それが貴方のものと似ていると 意識する前に



ドキリと心臓が跳ね上がった







香りは記憶を呼び起こす







見知らぬ他人の残り香で 



貴方の腕の中に包まれている錯覚を覚えて



身体の奥底が熱くなった







悔しい・・・



こんなにも捕らわれている自分がいる







一緒にいる時はもちろん 一緒にいない時でさえも



ふとした瞬間に貴方を思い出す



そして 香りに誘われるかのように足を速めた







貴方の待つ場所へ帰るために



貴方の香りに包まれるために















<あとがき?>



ちなみに、これは半分ノンフィクションだったりします。



なぜ半分だけなのかと言うとは、わたしの場合はこんなに可愛い反応ではなく、ヤバイ!!と思ったから。



何を思い出すかは人それぞれ(笑)


























ワシにもこういう時代があったのぅ…。

そうじゃのう…。

青春じゃねぇ…

(どこまでも遠い目)