週刊ジャンプ打ち切りマンガの無駄知識3

3アウト説はウソか?

少年守護神が打ち切りに遭い、東直輝はヒットなしの3アウト。だが、最後には次回作 にご期待くださいと言う言葉が。なぜか、退場は免れた。
一方、かずはじめは、何故か2アウトで退場に遭っている。
3アウト説はだんだん怪しくなってきていると言えるのか?

15人の打ち切り作家伝説

ジャンプ36年の歴史の中で、数々の人気作家が誕生したが、数々の打ち切り作家も生まれている。 その中でも、記録的な打ち切り作家を紹介する。
  • 1970年代
    中沢啓次
    打ち切り記録…8作品中7作品
    はだしのゲンで有名だが、他の作品は20週未満で打ち切りに遭っている。
    なかでもオキナワはわずか5回で打ち切りになった記録的作品。
    現在彼はどうしているのか…。
    余談だが、彼のジャンプ作品は、全て復刻されており、図書館などでよく見かける。
    村上もとか
    打ち切り記録…4作品全て
    現在のジャンプでは、即退場になる記録。
    その後彼はサンデーに移籍し大ヒットを収め、現在ヤングジャンプで活躍している。
    ゆでたまご
    打ち切り記録4作品中3作品
    ここで挙げる作家ではないと思うが挙げておく。
    確かにキン肉マンで大ヒットを収めているが、それ以外の作品は全部打ち切り
    悪く言えばキン肉マン系でしかとりえが無い作家。(ゆでたまご先生ごめんなさい。)
    現在はプレイボールでキン肉マン二世で活躍中
  • 1980年代
    門馬もとき
    打ち切り記録…4作品全て
    どの作品も約10週で打ち切りに遭っている。
    その後月ジャンでかっとび一斗でブレイクし、現在月ジャンの大黒柱として活躍している。
    次原隆二
    打ち切り記録・・・8作品中7作品
    デビューでこけたが、2作目のよろしくメカドッグが大ヒット。(アニメ化もされた)
    カーマンガのエースと呼ばれたが、その後2作品が大失敗。
    編集部からカーマンガ執筆禁止令がだされ、その後カーマンガ以外のジャンルに挑戦するも 全作失敗した。
    現在コミックバンチに移籍し得意のカーマンガで活躍している。
    黒岩よしひろ
    打ち切り記録…4作品全て
    門馬もときと同じどの作品も約10週で打ち切りに遭っている。
    だが、月ジャンに移籍しても3アウトをしてしまい、月ジャンからも追放され、 挙げ句の果てに成年誌に移籍してしまう。まさに真の打ち切り作家。
    現在も打ち切り作家のままなのでは?
    小畑健
    打ち切り記録・・・6作品中4作品
    彼もここで挙げるべき作家ではないと思うが挙げておく。
    ヒカ碁にたどり着くまで約10年間で4アウトを経験している。
    下手をすればヒカ碁にたどり着く前に追放されていたかもしれない。
    現在もちろん現役で活躍中。
    原作とタイアップ作戦が当たったと思われるが、原作なしの作品で勝負するとこの先どうなるのか? 気になる漫画家でもある。
  • 1990年代
    野口賢
    打ち切り記録・・・3作品全て
    時代劇アクション系の作家で、彼の作品は全て打ち切り。(ジャンプと時代劇は相性が悪いからか?)
    現在ヤングジャンプで活躍中。
    道元宗紀
    打ち切り記録・・・3作品全て
    現在打ち切り作家として知名度が高い存在。
    現在どうしているのか…。
    東直輝 打ち切り記録…3作品全て
    道元宗紀と並ぶ知名度の高い打ち切り作家。、まだ帰って来る可能性はある。 (個人的には好きだが)
  • 2000年代
    キユ
    打ち切り記録…2作品全て
    打ち切りマンガの神と言っても過言ではない。ロケットでつきぬけろはジャンプの歴史に残る 作品になった。(別の意味で)
    現在どうしているのかは不明。彼が宣伝していた新連載用作品はどうなったのか?
    尾玉なみえ
    打ち切り記録…2作品全て
    挙げたくない作家だが、仕方なく挙げる。
    打ち切り作家なのが勿体無い存在。
    現在ビジネスジャンプで活躍中。

    かなり卑怯な打ち切り回避法

    古い作品の話で申し訳ないが、 侍ジャイアンツは当初人気が低迷していて、編集部では打ち切り決定と決まっていた。
    だが、原作者の梶原一騎が、東京ムービーに侍ジャイアンツをアニメ化してくれと懇願し アニメ化が決定した。
    そうなると、打ち切りにするわけにも行かなくなり、次期打ち切り候補作品であった アウターレックが打ち切りに遭ってしまった。
    アニメ化を頼み込んで打ち切り回避。かなり卑怯な行動である(笑)。

    かなり珍しい打ち切りパターン

    これもまた古い作品で申し訳ないのだが、 マジンガーZは当初ジャンプに掲載されていたが、アニメ化で講談社にも掲載権を与えてしまった。
    結果、マジンガーは徐々に集英社から講談社へ著作権が移動してしまい、ジャンプでの連載が打ち切り。これはかなり強引な打ち切りで、ラストで永井豪自身が「続きはテレビで観てね」と謝罪しているほどである。
    その後マンガ連載はジャンプからテレビマガジンに移籍した。 現在のジャンプではまずあり得ない事である。

    4回で打ち切り!!でもアニメ化

    これも古い作品の話です。紅三四郎はわずか4回で打ち切りに遭ったが、何故かアニメ化。
    コミカライズと考えてもいいが 連載期間が中途半端なのでかなり怪しい。

    ジャンプ作家・意外な素顔(オマケネタ)

    若干話題がずれるが、ジャンプ作家3つの秘密を紹介。
    ①"かずはじめ女性"疑惑
    某巨大板で情報ゲット。確かにあの線は女性らしいかもしれない。 ②"ほったゆみオバサン"疑惑
    これも巨大板で情報ゲット。どうやら40歳代らしい。
    ③高橋和希はマガジン出身
    これは事実。過去にマガジンで剛Q超児イッキマンという作品を掲載していた。(1986年にアニメ化)
    1963年生まれなので、23歳でイッキマンがアニメ化。27歳でジャンプデビュー。
    28歳でジャンプ初連載、33歳で遊戯王連載開始。という経歴を持つことになる。
    (①と②はまだ疑惑です。情報を知っている人はお願いします)


    無駄知識教育委員会TOPへ