トホホ食べ歩き紀行
トホホ食べ歩き紀行(札幌&小樽)





執念のスープカレー!

8月16日

札幌2日目の夜。
今夜こそ、スープカレーを食べるわよ!
ホテルに戻って、私は真っ先にフロントの人(チーフみたいだったな)にドカドカっと近づく。
すいません。この近くでスープカレー食べれる店ありませんか?
注)店を探すより、地元の人に聞いた方がいいですよ、と例の運転手さんが言ってたのです。特にホテル の人に聞けば間違いないそうで? 絶対ハズれた店は勧めませんよともアドバイスされました。

??スープカレーですか?えっとこのホテルのすぐ裏にまぁまぁ美味しい店がありますよ。
(やった!天の助けとはこのことだよ!)
彼は地図で詳しい場所を示しながら、次のように言葉を付け足したのです。
ただし、この店スープが無くなると閉めちゃいますから、早めに行ってくださいね。
そうなんですか〜。
(職人っぽくて素敵な店じゃない?でも、もしもこの店が閉まっていたらどうしよう?)
あの・・・他にはありませんか?
う〜ん、他ですか? 確か駅の地下街に1軒オープンしましたがその店が美味しいかどうかは存じ上げませんが・・・。
念のためにその店も教えてください。

私たちは早めに教えてもらったお店に出かけました。
名前はYellowだったよな?
あ、あれじゃない?あの黄色い看板の店?
ああ、あれだ、あれだ!
嬉しい。やっとスープカレーが食べられる。ホテルの近くにお店があってラッキーだったわ。
・・・店の前で私たちは再び固まりました・・・。

お盆につき○○日まで休業します。

そ、そんなぁ〜!またしても振られた? 札幌って街は意地でもスープカレーを私に食べさせないつもりなのかしら?

こうなったら駅の地下街のお店へ行くしかありません。
私たちは地下街パセオの入り組んだ通路をあっちへ行ったりこっちへ行ったり、迷ってしまってわけわからないと焦りながらもやっとの事でそれっぽいお店を見つけました。
お店の名前はぽるつ。狭いスペースの中をカレーの香りがプンプン。普通のカレーもありましたが、今夜はスープカレー以外は目に入らない私たち。

これやな?
そそ、これこれ!私が前食べたのと似てる〜!
思い出すなぁ。この春スープカレー食べたさに行った北海道物産展。あの時に食べたスープカレーは本当においしかった。
メニューを見て、豚の角煮入りスープカレーを注文。
売り切れました・・・。
ガ〜ン! 売り切れるほど評判いいの?そう思うとなお更食べたくなってくるよ。
仕方ないのでベーシックなスープカレーを注文。
具は、じっくり煮込んだチキンレッグがマルッと1本、揚げたじゃがいも、ニンジン、ブロッコリ、かぼちゃ、なす、ゆで卵。オマケにオニオンフライ。

これってどうやって食べるの?
これはね〜、スープをライスにかけてもいいし、スープの中にライスを入れてもいいし、別々に食べてもいいし・・・何でもアリなのよ!(わかったように答える私でした)

物産展でスープカレーを食べた時、私の隣に座ってたお兄ちゃんがスプーンでライスをすくってスープの中にドボン・・・。あれが忘れられない。
私はオーソドックスにスープとライスを別々に食べますが・・・。北海道の皆さんはどうやって食べてるんだろう?
スパイスの効いたスープが美味しかったです。私以外は辛い!熱い!と言いながら苦戦してましたが、そんなに辛くなかったなぁ・・・。隣に座った男の人の2人組が、辛さのレベルは5でお願いしますなんて言ってました。さすが地元の人は鍛えられてるなぁと思いました。(彼らが地元なのかは外見ではわからないけど、食べなれてる感じだった)
レベル5は無理だと思うけど、私もレベル1〜2ならOKかも?

札幌2日目の夜。やっと念願が叶いました。
本当に旅行に来て幸せだなと感じたひとときでしたよ♪

教訓:備えよ、常に!

執念のスープカレー