トホホ食べ歩き紀行
トホホ食べ歩き紀行(札幌&小樽)





こんなはずじゃなかったのに?

8月15日

お昼前に札幌到着。予定通りです。まずはホテルへ行って荷物だけ預かってもらう。ホテルまでは駅から徒歩で5分。近くて助かりました。天気予報通りに雨がポツポツと・・・。歩ける距離で本当によかった。
さて、まずはサッポロラーメンだね!
ホテルを出ると雨がひどくなってます。傘はどうした?・・・用意適当な私達だから持ってるわけがありません。どうしよう? ラーメン横丁ってそんなに遠そうじゃないからと判断して、タクシーに乗ることにします。

運良くタクシーが止まってくれる。行き先を告げなきゃ・・・。えっと、行き先はラーメン横丁だけど、どの店行けばいいのやら?そこで私は閃いた! 困ったときは地元の運転手さんに聞くべきだわ!
あの〜、ラーメン横丁でお勧めのラーメン屋さんあります?
ええっ?? お客さん、本当にラーメン横丁行くつもりですか??
運転手さん、とっても驚いたって感じに答えてきたんです。どうして?ラーメン横丁って有名で混んでるからやめた方がいいって意味なのかなぁ?
悪い事言わないから、あそこはよした方がいいですよ!
・・・そ、そうですか?(何もわからず聞き手一方の私たち)
そうです、そうです。あそこのラーメンは高いだけでお勧めできないなぁ。
じゃあ、どこかお勧めの店ありますか?
運転手さん、とってもいい人であれこれ聞きなれない店の名前を挙げて説明してくれたのですが、どれも結構距離のある店ばかり。帰りまでタクシー乗るのはお金かかるし困るなぁと本音を言うと、
じゃあ、玄咲がいいですよ!あそこならドームの近くだから帰りは地下鉄で戻ってこれますよ。
そうですか・・・じゃあ、そこまでお願いします。
何も知らない、つまり予習全然してない私達は運転手さんのお勧めに従う事にしました。 運転手さんご推薦のラーメン店、玄咲に到着。

雨が激しくなってきました。参ったなぁ・・・。これじゃ帰るときもずぶ濡れだなぁ・・・。
そんな事よりまずはラーメンだ!気を取り直してお店に入ると、店の中は空き待ちのお客さんで溢れてますよ(汗)
おい、本当にこんな混んでる店で待ってまで食べるの?と、短気な彼はすごく不機嫌。
仕方ないやん?ここまで来たんだから食べるしかないよ。
どれだけ待てばいいのか心配してると、すんなりと私達の番号が呼ばれるじゃないですか?私達より先に来て待ってるお客さんいっぱいいるのに? 不思議だけど、ラッキーってことで席に座りました。

めちゃくちゃお腹空いてたんですよ。
これがいけなかったんです! 敗因はこれしかありません!
私達はまるで王将に来てるノリで、私は塩ラーメン、じゃあ俺は・・・、じゃあ僕は・・・、えっと僕は・・・って各自ラーメンを注文した上に、チャーハンと天津飯まで注文しちゃったんです。
チャーハン、焼き豚たっぷりで美味しかったです。天津飯はちょっと中華風オムライスみたいでイマイチでした。どちらもドッサリ大盛りの量!!
・・・そしてラーメン!具がたっぷりで量がすごくてとってもお値打ちだったのですが、ラーメンより先に来たチャーハンと天津飯に私達の胃袋の半分は持っていかれてしまっていたのです(涙)
・・・全部食べられない・・・。
食べたいけど、これ以上お腹に入っていかない・・・。
くやしい!気持ちだけは食べる気マンマンなのに食べられない自分が情けない!
ハァハァ息切れしながら無理やり完食。その結果は・・・
苦しい〜!胃がもたれる〜!
最初の食べ歩きチャレンジは実に苦々しい思い出になってしまったのです。悔しくて情けない。欲張ってラーメン以外の料理を注文した自分たちが悪いんだ。
肝心のお味の方は、満腹で無理して食べてたせいもあるのですが、運転手さんが力説するほどのお味でもなかったような? 味噌ラーメンはコッテリしすぎて好みじゃなかったです。塩はもう少し味が濃いほうがよいかな?具が入りすぎな気がする。もう少しシンプルな方がいいのですが・・・。

このお店、食後にアイスキャンデーを1本プレゼントしてて、確かにお得なのですが、お腹いっぱいだし外は小雨でアイスが美味しい天気じゃないし、もらったアイスキャンデーを食べきるのが大変でした。アイス食べながらダラダラ歩いてると札幌ドーム到着です。
これからどうする?
近くに羊が丘ありそうだけど?
行くの、面倒になってきたなぁ・・・。
雨もひどくなってるし、食べすぎで気持ち悪いしな・・・。
ホテルに戻ろっか?
観光意欲ゼロな私たち、アッサリと引き返します。根性なしだ・・・。

コンサドーレ&白い恋人たちの看板やら、売店に売ってるShinjyoのTシャツを眺めながら札幌駅まで地下鉄に乗って帰りました。ひとまずホテルにチェックイン。

教訓:欲張りは失敗のもと!

玄咲の塩ラーメン 玄咲のつきさっぷ麺

新庄Tシャツ