12月10日
エーススライムを捕獲したジャイロはMr.モリーの家へひとっ飛び。
「オオッ!ボ〜イ。やはりボ〜イはミーが見込んだ男ざんすよ!さぁ来るざんす。ミーが未知への扉を開くざんすよ!」
扉を開けるとそこは熱気と興奮の坩堝、モンスター格闘場だった。
「ボ〜イはこのモンスターバトルロードのトップを目指す気があるざんすか?」
ジャイロは興奮を抑えきれずに、大きくウンウンと頷いた。
「このモリー、ボ〜イを熱く応援するざんすよ。まずはチーム名をつけるざんす。」
「ごにょごにょごにょ・・・」ジャイロはチーム名はこれしかないと思い自信を持ってMr.モリーに教えた。
「なんざんす?シャッフルどうめい?これまた弱そうな名前ざんすね!」
(同盟と入力できないのがダメなんです。どうめいじゃパワーがでません。)
「まぁ、戦って体で覚えるしかないざんすよ。がんばるざんす。」
モンスター3体チームで戦うのはわかったけど、このメンバーじゃちょっと物足りないなぁ。
やっぱりあいつをスカウトに行くか?
ジャイロは滝の洞窟近くでいつもバトルの相手をしてもらったピエールの所へ出向いた。
優しいピエールは文句1つ言わずにチーム入りを承諾してくれた。
はい、じゃあピエール追加ね♪
お別れするモンスターを選んでください??うそ・・・3体以上ストックできないの?
これからスカウトに命かけようと思っていたので出だしからがっかりです。
仕方なく水系のとれとれピチピチを手放す。(エーススライムは何となく置いといた方がよい気がしたので)
いざ、ランクGに挑戦だ!
100G払ってください??うそ・・・お金必要なの?(お金払うのは納得いかないなぁ)
このバトルロードですがモンスターの自主性に任せるしかない。勝ち上がってもモンスターはレベルアップしない。つまりは最強のモンスターをスカウトした奴が勝ちなんじゃ?
あとは3体の組み合わせだな?
試しに戦ってみると、意外だったのはエーススライムの方がロンリージョーよりしぶとく生き残ってましたよ。ピエールを入れたのは正解でした。もしピエールがいなかったら最後まで勝てなかったです。何しろラストの試合、ジョーもスラリンも死んでましたから(汗)
ギリギリのところでランクG優勝。
ご褒美にちからの指輪をもらう。(100G払っても結果オーライとしよう)
Mr.モリーがお祝いにスカウトモンスターを6体までOKにしてくれた。これは嬉しい♪
さぁ、明日は誰をスカウトに行こうかしら?
「ボ〜イは旅の途中ざんしょ?目的を見失わないでほどほどにバトルするざんすよ。」
Mr.モリーに戒められたジャイロは、思い出した。
「そうだ・・・僕は月影のハーブを探している最中だったじゃないか!
で、どこへ行けばいいのだろう・・・。」
「その場合は風の声を聞くざんすよ!」
「・・・・聞こえる、風が囁いているよ・・・ご褒美をまだもらっていない所へ行け・・・」
「兄貴、それってどういう意味でげすか?」
「だから〜、ミッションのお礼をまだ貰ってないところが怪しいってことかな?」
「だったら、トラペッタの占いのおっさんか、アスカンタの王様でげすな?」
「ん〜、何となくアスカンタかな?月影の人も絡んでたしな?」
冗談みたいですが本当にこの論理でアスカンタへ行きます。さてさて、どうなることやら?
ミステリアス・ジャイロ
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