12月6日
馬姫様強奪事件の捜査を開始したジャイロ一行。町中をくまなく探してついにたどり着いた真実はこれだ!
馬姫様はすご腕の女盗賊ゲルダのところへ売られちゃいましたとさ。
馬姫様をゲルダに売ったゴロツキから馬の代金1000Gを巻き上げたジャイロ、スタスタと防具屋へ向かおうとしたところ、
「あ、兄貴・・・いくら何でもその1000Gを使っちゃあいけませんぜっ。それはゲルダに返すお金・・・。」
「あん?ダメなの〜?せっかくいい防具があるのに〜。」
「ダメって言うか・・・一応シナリオ上その金は使わないのが普通でげすよ。」
「う〜ん、仕方ないなぁ。じゃあちょっとガマンしとくよ。」
「何モタモタしてるのよ?さっさとそのゲルダって奴に会ってボス戦よっ!それが終わったらカジノで遊ぶ予定なんだからっ!」
カジノを見つけて珍しく積極的に話を進めようとするゼシカなのでした。
むむっ?ゲルダとボス戦なのか?ちょっと怪しいですがとにかく目指すは彼女のアジト。
適当に歩いているとそれらしい家が見えてきました。楽勝ね♪と言いたいところですが、フィールド上のモンスターがウザったらしいくらい強いです。
特にメダパニダンスを踊るキツネ(ナイトフォックス)が非常に苦手です。メダパニやられて全員混乱したり、素早く2回攻撃されたりで、何回も死にかけました。終いには一か八かで逃げてみましたがこれが失敗・・・泣けます。
ヨレヨレになってゲルダのアジトに到着。
ん?どうやらボス戦ではないようです。このゲルダ姐さん、DBの17号と18号をフュージョンさせたような容姿でなかなかイケてます♪
ヤンガスとゲルダ姐さんは旧知の仲なので話はスラスラ進み、姐さんが出した馬姫様返還の条件は・・・
「ビーナスの涙を取って来ておくれ♪」
どうやら姐さんはヒカリモノに弱い女性のようです。
「それを取ってきたら1000G払わなくてもいいのでしょうか?」オズオズと聞くジャイロに姐さんは、
「ふん、あんたビーナスの涙の価値を知らないのね?これは売れば億単位の値段がつく代物なのさ!ウダウダ言ってないでサッサと行くんだよ、坊や!」
(むむっ?すごいレアアイテムじゃないか?これは捨ててはおけないな・・・とにかく手に入れてその後はゆっくり考えよう・・・) 悪巧みをしてるなんて微塵にも感じさせない小リスのような可愛い顔をゲルダに向けながらジャイロは澄みきった声で答えました。
「は〜い♪ボクがんばってきま〜す♪」
イソイソと道を引き返すジャイロがニヤッと微笑したのをヤンガスは見逃しませんでした。
(あ、今ニヤッとした?兄貴ぜ〜ったい何か企んでるでげすよ・・・)
「さぁ、みんな、まずは洞窟に入る前に装備を整えるべきだな。」普段ヘタレなククールは時々冷静なアドバイスをする事があるのです。
「そうでげすな!やっぱ装備は完璧にするべきでげす。」
「もう、そんなのどうでもいいじゃないの?さっさとミッションクリアしたらどう?」
「何を言ってるだい?あの町にはメロンちゃんが好きそうな服が売ってるわけよ。俺ぜ〜ったいあれをメロンちゃんに着せて記念撮影したいわけよ、ハァハァ・・・」
「何?それ?私が好きそうな服って?気になるわ。」
「じゃあ、さっそくお金を貯めようじゃないか?俺も手伝うからがんばろう、マイ・メロン♪」
「そうね、私の服優先でお金使うのなら戦ってもよくてよ!」
ゼシカの服を買うために適当にバトルをして、そこそこお金が貯まったので一度パルミドの町へ戻りました。
「ふふ〜ん♪どうかしら〜?ハァァァッ!!セクシィィイコマンド!!!」踊り子の服を着たゼシカはクネクネと不思議な踊りを踊ってみる。
「おぉぉぉ、メロンちゃん!セクシィィイコマンド!!!」ククールもクネクネとつられて踊ってみました。
(この2人、結局のところお似合いなんじゃ?)
「さぁ、ゼシカも満足したことだし、もうちょっとお金かせいでいいかなぁ〜?」
「ええ〜っ!まだ戦うの?」
「だってさぁ、鉄の盾とか鉄の鎧とか、い〜っぱい買いたいじゃない?」
文句タラタラのパーティを完全無視して夜のフィールドへ出かけていくジャイロなのでした。
果たして馬姫様が戻るのはいつ?
参考LV ジャイロ21、ヤンガス21、ゼシカ19、ククール19
馬姫様強奪!
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