12月5日
アスカンタ城と川沿いの教会の間をウロウロしながらレベル上げをしていましたがちょっと飽きました。
「もうダメ!こんな単調な旅やってられないわよ!」ビシッと鞭を地面に叩きつけながらゼシカが叫んだ。
「もうちょっと、もうちょっとだけ待ってね。もうすぐお金が貯まってはがねのツルギが買えるからさぁ。」
「もう、ジャイロってばいつもお金お金って!お金で買えないものの大切さがわかってないんだから!」
「兄貴ちょっとやりすぎですぜ。俺だってぬすっと刈りばかりやるのは気がひけるでげすよ。」 とヤンガスもカマを研ぐ手を止めて疲れた顔でふ〜っとため息を1つ。
これ以上戦わせるのなら給料よこせとゼシカに脅されてたジャイロは仕方なく一先ずアスカンタ城へ戻ることにしました。
武器屋ではがねのツルギを購入。休憩を兼ねてお城を訪問してみました。
なるほど、なるほど、嘆きの王様を救って欲しいというわけですね?レベル上げにもなるしボチボチとやることにしましょう。
王様を救うヒントを聞いて目的の場所を探しに行きましたが、完全に迷いました。ヘトヘトになる度にルーラで川沿いの教会に戻りセーブ。これを3回以上は繰り返しました。泣けてきます。
やっとそれらしい場所の道がわかったけど、今度は丘の上まで上るのに一苦労。出てくるモンスターがウザくて最後の方は逃げてばかり。でも時々逃げるのに失敗して痛い手傷を負うハメに。
やっと丘の頂上まで行って目的を達成。
大界王様みたいな顔をしたイケメン異星人イシュウマリに助けてもらって、女王様の亡霊が王様とご対面。このイベントが・・・非常に泣けました。涙がポロポロ出て止まらなかったです。お恥ずかしい話ですが胸がキュンと痛みました。
・・・ゲームで泣いたのって何年ぶりだろう?
「いい話だったわね・・・。アタシも早く大切な人に会いたいわ・・・。」ゼシカはハンカチで目頭を押さえながら感動していた。
「・・・ゼシカ、見えないのかい?大切な人はいつも君の隣にいるじゃないか?」ククールはさり気なくゼシカの肩を引き寄せた。
「ちょ、ちょっと、何するのよ?セクハラで訴えるわよ!それよか、ジャイロ?いい話だったでしょ?」
ジャイロはコクリと頷いて、気づかれないようにソッと涙をぬぐった。アスカンタでお金で買えない何かを知ったジャイロなのでした。
本日のミッションのお礼 お金で買えない何か
参考レベル ジャイロ19 ヤンガス19 ゼシカ17 ククール16
さて、アスカンタを出た一行はどこへ向かうのか?次回へ続きます。
遠い旅路
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