12月20日
ライドンの塔からやり直し。
「うぎゃ〜っ!モンスター出すぎっ!」
普通に歩いてるだけでも塔の仕組みがわからずに迷ってしまうのに、こう頻繁にモンスターとバトルだと精神的にまいります。
やや思考能力に欠けるジャイロの頭の中はパニック!
「兄貴・・・こんな場合はせいすいでげす。」
「あっ!そうだよね?せいすい、せいすい・・・袋の中に2個しかない・・・。」
そうです、せいすいなんてあまり使わないし、暇つぶしに錬金の材料にしてたので2個しか残ってなかった。この2個でどこまで行けるかわからないけどやってみよう。
ジャイロはせいすいを思いっきりふりまいた。
周囲からモンスターの気配が消えた。
さぁ!これからが勝負です。効率的に塔を上らなければ!
8Fまで来て見落としていたトリックを発見。それさえクリアしたら簡単だったのね・・・。
ライドンさんとご対面。
「ハァハァ・・・。おじさん、こんな塔作って面白いですか?えっ?面白い?」ジャイロ殆ど精神崩壊寸前。
「うほほっ。よくぞここまで上ってきた。俺に何か用か?用がなかったらこんな所まで来ないわな?」
「かくかくしかじかで・・・そのクランスピネルとか言う覚えにくい名前の宝石くださいな〜。」
「おお?アレか?アレはここにはない。確かリーザスとかに貰われてったらしいぞ。」
「うぎゃ〜っ!ないですと?こんな思いさせてご褒美もなく、またリーザスへ戻れですと?」
ジャイロは完全に混乱して塔の最上階からルーラでリーザス村へ飛ぼうとしました・・・。
頭打つがな・・・ちょっとは学習しろって・・・。
今度は息を切らしながらリーザスの塔へ。
辺りをうろつく雑魚モンスターをいじめっ子みたいに蹴散らしながらリーザス像とご対面。ゼシカを助けるために使って頂戴ねと言いながらご先祖のリーザス像が瞳の形をした2個の宝石をくれました。
やれやれ、やっとミッション終了。
ここまで来たら早くこの話終わらせたくなってきました。
さっさと石を届けにハワード邸へ行く。今度はハワードさんに「強力な結界を作る本」を探してくれてと頼まれて・・・もう限界!いつになったらこの話終わるんだ?
完全にダラけながら本を探してハワードさんにくれてやり、さぁ今度は何を頼まれるのかしら?何でも言ってみてよ、と開き直っているところでイベント。
呪われたゼシカ登場ですか!
中ボス・ゼシカを倒さないと話が進まないようだ。
さぁ、来い!肉弾戦で速攻倒す!
・・・と勇んでバトル開始したのはいいけど、ゼシカずるい!いつの間にマヒャドやベギラゴン覚えてるわけ?
さすがに呪われてるだけの事はあって強かったよ。
参考LV ジャイロ36、ヤンガス35、ククール35
「あら?アタシどうしてたの?」目覚めたゼシカは何が起きたのか全然わかってない様子。
「ヘンテコな杖に支配されて暴走してたところを俺が救ってあげたのさ、メロンちゃん♪」
「えっ?ククールが?ありがとう・・・。」
「ちょ、ちょっと待った!アッシや兄貴もがんばったでげすよ。ね?兄貴。」
「・・・ゼシカ、呪われてたときの事覚えてる?」
ゼシカはボンヤリとだけどその時の記憶を持っていました。どうやらあの杖には暗黒神とやらが封印されているらしい。それを封印した7賢者の子孫が狙われているようだ。子孫全員を殺すと封印がとけて暗黒神復活なんだな?
一連の事件に共通していることは殺されたのは全員7賢者の子孫だということ。現在5名死亡!!
(ここリブルアーチでも1人死んでしまいました・・・不可抗力だとは思いながらも残念)
残る子孫はあと2人。復活は時間の問題だな・・・でもってたぶん復活するでしょうねぇ。だってこの暗黒神ラプソーンってのが最後のボスなんでしょ、たぶん。(隠しダンジョンがあってもう1人ボス出るかも?ですがね)
「で、私を呪っていたあの杖はどうなったの?」
「それがさ・・・どうやらハワードさんの愛犬レオパルドちゃんが咥えて逃走しちゃったらしいんだ。」ジャイロはふ〜っとため息をつきながら答えた。
「さいでげす。アッシらの旅は今度はレオパルドちゃんを追う旅になるでげすよ。」
「そのレオパルドって犬はどこへ行ったの?」
「逃げた方向はだいたいわかってから心配しないで。それより今はゆっくり休んで明日は町に買い物に出ようじゃないか?メロンちゃんにぴったりな物が売ってたぜっ。」
「・・・ククールが薦める物ってロクなものないじゃないの?まぁ、いいわ。今夜は休んで明日には出発するわよ。いいわね?みんな?」
パーティに復帰するとすぐ仕切りやになってるゼシカです。本当に頼もしい。
翌日、レオパルドちゃんを探しの旅に出たジャイロたち。トンネルを抜けるとそこは・・・。
次回に続きます。
呪われたゼシカ
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