五里霧中ゲーム日記



トカゲのハートを盗め!

12月16日

翌朝早くから王家の山に入ったチャゴス隊。王子、はっきり言ってじゃまですが振り払うことができません(^^ゞ
仕方ないので連れて行くことにします。

「だめだ〜!こんなちっちゃいアルゴンハートじゃ父上に自慢できないぞ!」
「さっきから誰が戦ってると思ってるじゃ〜っ!このウスラトンカチがっ!」
怒りの頂点に達してハイパー化しようとするゼシカを冷静に止めたのはククールでした。
「まてよ、ゼシカ。あの鏡が手に入らないと俺たちドルマゲスを追えないんだぜ?ガマンするしかないじゃないか?」
「くっ・・・。こちらに弱みなかったらあんな奴断崖から突き落としてやるところだけど・・・ここはガマンしろってことね。」
それにしてもチャゴス王子のわがままぶりには参ります。アリゴリザードというクセのあるトカゲを退治してアルゴンハートなる赤い宝石をいただいちゃう作戦なのですが、宝石が小さいからダメって・・・もう3体も退治してるのに。

その夜は結局あきらめて山頂で野宿する事に。
そしてジャイロたちは目撃してしまうのでした。このヘタレ王子、ヘタレのクセしてS男だったのです!よりによって馬姫様に馬乗りになって・・・
「大人しくしろ!僕の言う事を聞かないと容赦しないぞ、ビシッビシッ!」
「ヒヒ〜ィン、やめてちょうだい、このアホ王子!」悲しそうに鳴く馬姫様。
「ええ〜いっ!言う事聞かないと僕が調教しちゃうぞっ!」
「これ、おやめ下さい、代わりにワシを好きにして・・・。」と、堪らず中に割って入ったトロデ王に、
「じゃあお尻出せ!ビシビシしてやるっ!」
・・・て、チャゴス・・・あなた、トロデ・パパのお尻叩いて嬉しいわけ? (確実に変態野郎ですな?)

と、その時ボスのアルゴリザードが現われたと大騒ぎのヤンガス。
もちろん探し出してバトルです。
ボス・アルゴリザードを倒し、デカいハートをもらいました。
参考LV ジャイロ29 ヤンガス28 ゼシカ27 ククール27

■ヤンガスのひとりごと■
いやいや、参ったでげすよ。
あのチャゴス王子、とんだ変態S男でげす。
馬姫様に鞭打ち、トロデ王のお尻にまで興味を持つとは・・・あんな腐った奴ゴロツキばかりのパルミドの町にもいないでげすよ!
馬姫様がお可哀想でげす。ドルマゲスやっつけて無事に元の姿になっても、チャゴスと結婚するんじゃ今までのご苦労が浮かばれませんや。
もちろん、あっしも姫様には幸せになって欲しいでげすよ。この結婚なんとかならないもんでげすかね?
兄貴にチラッと言ってみたでげすが、なにを考えてるんだか上の空な顔して・・・兄貴も謎でげすな。

チャゴス隊出る

12月15日

サザンビーク城の王様に謁見したジャイロは、家宝の魔法の鏡をおねだりしてみましたが、王様に条件を出されちゃっいましたよ。
「どうしたの?鏡もらえた?」
「それがさぁ、かくかくしかじかのごにょごにょ・・・なんだよ。」
「うわっ!その王様せこっ!アンタOKしたわけ?」
「だって仕方ないじゃないか?じゃないと鏡くれないって言うんだもん。」
「・・・アンタ、他にも何かご褒美約束させてるんじゃないの?」
ブルブルブルッ!、ジャイロは必死に頭を振りました。
「仕方ないでげすな。んじゃ、早いとこそのヘッポコ王子見つけてさらし者にしましょうぜ!」
「あ〜っ!めんどくさっ!トカゲが恐くて隠れてるような奴のために働くなんてさっ!」

今度のミッションを説明しましょう。
城内に隠れているチャゴス王子を見つけ出し、一緒に王家の山へ入ってトカゲモンスターを倒して宝石を持ち帰る。
トカゲモンスターの宝石を持ち帰らないと、チャゴス王子のお世継ぎ儀式ができないそうだ。
王子は想像以上にヘタレてます。オマケに外見も・・・あれじゃミーティア姫が可哀想だわ。奴は戦力外なので実際はジャイロたちがトカゲモンスターを倒すしかないのですね。だったら王子はついて来るな!と言いたいところですが、王子自らが王家の山に乗り込んだと国民に信じさせるために連れて行かないとダメらしい。

「やれやれ、それじゃでかけるでげすよ。」
「僕は着くまで馬車の中で隠れてるからちゃんと連れて行くんだぞ!」と言うとチャゴス王子がポッチャリした体を馬車の荷台の中にうずめた。
「・・・あいつ、絶対ポテチの食べすぎだわ・・・」ゼシカは眉をひそめて王子のデカいお尻を睨んだ。
得意の適当歩きで間もなく王家の山に到着。一軒の民家で休憩して明日に備えます。
「おい、どう思う?」
「なによ?アンタの事なんてこれ〜っぽっちも何とも思ってないわよ!」
眠れないのか、ククールとゼシカは夜風に当たりながら暇つぶし中のようです。
「じゃなくて、チャゴス王子だよ。」
「あぁ、アイツね。ありゃダメだわ。男として失格。」
「俺とチャゴスと選ぶならどっち?もちろん俺だよな?」
「アンタ、比べる対象が最悪すぎ!チャゴスは問題外に決まってるじゃないの?」
「だよな〜!じゃあさ、ミーティア姫様、可哀想だよなぁ。」
「あ、うん・・・。馬になっててもチャゴスの実態は理解できたと思うからね。あんな奴がフィアンセなんて可哀想よね。」
「例え生まれる前からの決め事だとしても、アレは酷すぎるぜ。」
「気になるのはトロデのパパよね。アレ見て何とも思わないのかしら?大事な娘をあんな奴に嫁にやりたいのかな?理解できないわ。」
「そこなんだよな〜。俺も不思議でさ。俺が父親なら泣くね!」
「あ、そろそろ休もうよ。明日もあるからさ。ククール、アンタ最近ちょっと逞しくなってきたんじゃないの?」
「だろ?HP増えたしな〜。今にムキムキマッチョになって君をエロスの弓で狙い撃ちするから待っててくれよ、チャオ♪」
「な、なによ・・・私は男なんて・・・。もうっ!おやすみなさいっ!」

さて、夜も更けてまいりました。明日は王家の山でトカゲ狩りの予定です。