メールマガジン[まぐまぐ]でも一部連載させてもらってます。(毎週火曜日発行) |
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2003年1月7日 |
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新年明けましておめでとうございます!! 今年も 良い絵本を1冊でも多く紹介できたら・・・と 思っています。 これから ますます寒くなりますよね。私は 寒いのは苦手です。 北国に生まれなくてヨカッタ!!(;゜〇゜) そんな雪国の町のお話です。 ゆきのひ 加古里子 作・絵 1996年 福音館書店 かぜにのってしろいものが そらからふってきました。で始まり 周りの景色が だんだん白くなっていき、1階が隠れるくらいに積もる雪(;゜゜)ウッ! 想像しただけでも寒くなります・・・・・ 大人たちはゆきがこいをしたり、野菜をむろにしまったりいつもとかわらずよく 働きます。 子ども達は雪遊びを楽しみます。 ふぶきの日みんな手をしっかり握りあって道をまちがえないように帰ります。 雪で埋まった線路を手作業で手助けする人々。 雪国の楽しさも大変さもすごく伝わる絵本です。 ちなみに私は著者の加古さんの絵本の大ファンです。加古さんは美大出身でも 児童文学を専攻した方でもありません。なんと東大理工学部卒工学博士なのです。 理系の方で絵本作家って珍しいでしょ。 でも、その作品はどれも絵がほのぼのとしていて内容もかがく絵本など、 すごく子どもにもわかりやすいし、いつも落ちがついていて とっても面白いのです 作品は 多数ありますので 今月は 加古さんの絵本を紹介しますね。 では また 来週 ごきげんよう |
2002年12月24日 |
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今日はクリスマス・イブですね。 ご家庭や友人同士でパーティという方ばかりではないでしょうか。 我が家では 私と子ども達は教会へ行きます。 クリスマスって保育園や幼稚園でも聖劇を演じさせている所もあるので キリスト様の生まれた日だとわかっている子どもも多いでしょうね。 でも中にはプレゼントをもらって、ケーキを食べて....と思っている 子ども達もいるのでは!? 我が家にあるご生誕を描いた絵本を紹介します。 5歳の息子を出産する前に購入した 想い出でのある絵本です。 メリークリスマス アラン&リンダ・パリー やく/えびな ひろ 女子パウロ会 てんしのおつかい 文 リンダ・パリー 絵 アラン・パリー 訳 関谷義樹 ドン・ボスコ社 どちらも仕掛け絵本になっています。 メリークリスマスは羊の毛やろばのしっぽが毛糸でできていて さわって楽し めます。 てんしのおつかいは てんしからみた クリスマスとでもいうのでしょうか キリスト誕生まで 奮闘するてんし達が 描かれています。 どちらも小さいお子様でも 手、耳、目で楽しめる絵本です。 ベツレヘムへの道 ぶん いっしき よしこ え さの ようこ こぐま社 三人の王様とアマール少年と母のお話です。 不思議に光る星を 目当てに旅する東の国の三人の王様がいました。 それと同じ星を見つけたアマールは足が不自由で、家も貧しい村はずれに ありました。 三人の王様はアマールの家に泊めてもらうことになります。 王様からお生まれになった救い主に 国で1番の宝石、乳香、もつ薬をおささ げするのだと聴いたアマールは、自分にとって1番大事な杖をささげようとし ます。「与えれば 与えられる」 そのようなことを考えさせられるステキな お話です。 |
2002年12月17日 |
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もうすぐクリスマスですね!! 最近では 綺麗なイルミネーションで庭先を演出しているご家庭もありますよね。 ちょっと羨ましいですよね。 我が家はツリーが精一杯で、今年は飾りが増えたぐらいです。 あと 私の実家から譲りうけた キリスト御生誕の馬小屋セットも一緒に飾りました。 去年我が家の息子(当時4歳)は サンタさんに赤い自動車をお願いしました。 どうしてかといいますと・・・・・・・ ノンタン!サンタクロースだよ キヨノ サチコ 作絵 偕成社 初版は1978年12月です。 何年も読み継がれている絵本です。ノンタンあそぼうよシリーズの7作目です。 このシリーズは 9歳の娘が6・7ヶ月の頃 読み聞かせていました。 絵本の色も原色で 赤ちゃんから与えてもいい絵本ではないでしょうか。 キャラクターもメジャーですし・・・・・ そんな訳で 我が家には このシリーズが10冊あります。 息子が またまた ノンタンが大好きで 保育園の先生に 「oo君って性格がノンタンみたいですよね」 と 言われる程でした。おかげで10冊もそろえるはめになりました。 前置きが長くなりましたが、絵本の内容はといいますと クリスマスプレゼントに赤い自動車が欲しい ノンタンはサンタさんに頼みに行きます。 でも なかなか ネコのサンタには会えなくて・・・・・・・ うさぎサンタに くまサンタ 人間のサンタはもちろん いろんな動物の サンタが描かれていて とっても楽しい!! 面白い!! ちなみに かにサンタのトナカイはカメなんです。 小さいお子さんのいらっしゃる方は 是非 おすすめです。 ただし 家の息子みたいにノンタンと 同じ自動車がいいと ダダをこねたらごめんなさい。 |
2002年12月9日 |
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サンタさん ありがとう・・・・ちいさなクリスマスのものがたり・・・・ 長尾 玲子 作 福音館書店 1998年10月 もう12月ですね!! 今年の冬は いつもの冬より寒いと感じているのは私だけでしょうか・・・・ 12月といえば、雪、冬休み、クリスマス、サンタクロース、プレゼント・・・・・ 子ども達の楽しみがいっぱいの月です。 しんちゃんは、サンタさんに手紙を書きました。 いっしょに遊んでくれる かわいいクマさんが欲しいです ずーとまっていますと さて サンタさんが しんちゃんに届けた贈り物は? 我が家の9歳の娘は この絵本が大好きです。 かわいい刺繍の絵本で 心にジーンときます。本の大きさも小ぶりで 本当に丁寧に創られている感じがします。 この本の続編といっていいのかわかりませんが、 サンタさんとこいぬ(長尾 玲子作 福音館書店)という絵本があります。 サンタさんがプレゼントを配る途中、しんちゃんと去年サンタが贈った物に再会する 場面があり、前作を読んだ人には 嬉しくなってしまう絵本です。 ところで サンタクロースって本当にいるの? 皆さんは サンタクロースって本当にいると思いますか? 大人はもちろん、 サンタなんかいないよって言っている子どももいますよね 私は・・・・いると思っています。(*^^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆ もちろん我が家の子ども達もそうです。 9歳の娘は サンタさんは神さまみたいな人で、信じている人には 存在するのだと 思っているようです。 5歳の息子は いるからいるんだと力強く言います。 去年 保育園のクリスマスプレゼントに頂いた絵本は この疑問に気持ちいい くらい答えてくれる本でした。 サンタクロースって ほんとうにいるの? てるおか いつこ 文 すぎうら はんも 絵 かがくのとも傑作集 こどものサンタに対する疑問に きちんと答える両親、おみごと!! その回答にも ちょっと笑ってしまうところもありますが 私は この絵本を読んで 絶対いると信じているほうが ステキな気がしました。 |
2002年12月2日 |
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ふわふわふとん カズコ・G・ストーン作 こどものとも513号(1998年12月) サラダとまほうのおみせ(94.9), ほたるホテル(95.8), きんいろあらし(96.11) につづく やなぎむらシリーズの一冊です。 やなぎむらの虫さん(ばったのトビハネさん、かたつむりのキララさん、 くものセカセカさん、 ありのパパ、ママ、ぼうやのセッセかぞく)たちは、 秋に落ち葉で作ったやなぎハウスで 暮らしています。風の強い日は、すきま風が入って寒いのです。 皆は 風がきゅうに冷たくなったある朝、あたたかいおふとんになるものを 探しにでかけます。 家の子ども(9歳の女児、5歳の男児)は、この絵本が大好きです。 しもばしらという言葉もこの絵本で知りました。 5歳の子は「しもばしらってなーに?」といつも質問してきます。 丁度、かがくのとも2002.12月号はしもばしらという絵本でした。 なるほど、しもばしらって条件がそろえば、家の冷凍庫でもできるんですね。 作ってみよう!! どうぞ、寝る前、あたたかいお布団のなかで、親子で読んでみて下さい。 |