×小さな祈り×





ひとつ ひとつ扉  開けよう

あの日のぼくのために

つないだ君のぬくもりが



踏み出すための勇気に変わる





「ぼくは強い。だから一人でもいい」

うその上にまたうそを重ねて

本当のぼくはずっと泣いてたんだ

「ダレカボクノソバニイテ・・・・」



閉ざした扉の鍵  それは

君が持っていたんだ

ぼくのうそを融かしたのは

そう

ぼくの名前を呼ぶ君の声



ここからもう一度はじめよう

ぼくらしくなるために

君に出会えたことこそが

そう

今のぼくが生きる意味



強く 強く  なりたいんだ

悲しみが来ても一人で立っていられるように

悲しい強さを

二人なら本物の強さに変えていける

それは小さな祈り



つないだ君のぬくもりを



踏み出すための勇気に変える









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