深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
116 「眠れない夜」
「眠れない夜」
真夜中 目が覚めた
なんだかわからない不安が頭の中をはいずり回り 眠れない
月灯りに浮かぶ 穏やかな君の寝顔 見詰めながら
自分の不甲斐なさを心の奥で罵ってみる
答えはでない
中途半端な生き方や中途半端な愛し方はしたくない
ただ それだけなのに・・・・
もう幾度こんな夜を過ごしてきたのだろうか
あと幾度こんな夜が来るのだろう
沈けさと闇に抱かれながら
今夜も眠れない
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