深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます

110 「血潮」


「血潮」

怖れてはいけない
迷うときはもう過ぎたはずだ
ためらってはいけない
もう後戻りはできないんだ
祈りを捧げるだけでは何も起こらない
頭で願うだけでは何も変わらない
偽りに満ちた自分を見詰めろ
真実に顔を背けるな
そして あえげ もがけ 苦しめ
震える拳暗に突きかざし
熱き血潮を感じとれ
それが生きる確かな証だ

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