深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
036 それしか出来ない僕だから
それしか出来ない僕だから
何故 僕なんかと・・・・?
君を幸せにする事も 何も出来ないこの僕を
何故・・・・
そんな僕に「すきだから」とほほえみながら
君は応える
なにも言えない
君の肌のぬくもりが 僕の不安を消して行くのが怖い
黒髪がほほをなぜて流れて行く
僕に君を愛する資格があるのかい
君にあいされる資格はあるのかい
時間の流れ 張り裂けんばかりの思いを
今は忘れ ただ抱きしめる 力の限り
それしか出来ない僕だから
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