深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
037 今はただ
今はただ
夢見ることも 希望を胸に抱くことも
忘れてしまった
息苦しいまでの甘い香り
張り裂けんばかりに高鳴る胸(おもい)
それらが 総ての空想を消していく
緩やかに そして激しく
戸惑いながらも確かな温もり伝わるのを感じている
今はただ なにも言えず見詰める 君の顔
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