深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます

017 時の嵐


時の嵐

時間は何故 嵐を呼ぶのか
時には愛さえもこわしてしまう
希望の光見失い
君のほほえみも 闇にとざされてしまうのか
できることなら
今時をとめ
この胸で君をだいていたい
永遠に・・・・・
この命尽きはてるとも

時間はふたりの愛をこばむのか
嵐の中 傷だらけのふたり
かすかな夢はもう見えない
君の歌声は 風にとぎれ聞けないのか
できることなら
今時をとめ
この胸で君をだいていたい
いつまでも
この命尽きはてるとも

けれど 無情にも 時の嵐は
雷鳴とどろかせ 愛をひきさく
いつの日か
嵐に立ち向かう 力をつけたなら
互いに手を握りしめ歩きだそう


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