深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
011 希望
希望
この大空をとんでみたい
大きなつばさをもつとりになって
どんなことがまちうけているかわからない
だからぼくはゆきたい 大きなつばさで
とんで行きたい
このうなばらをおよいでみたい
およぎじょうずな魚になって
どんなしれんがまちうけているかわからない
だからぼくはゆきたい
七つの海をおよいで行きたい
この大地をあるいてゆきたい
地平線にむかってゆきたい
道があるとはかぎらない
だがらゆきたいしっかりとふみしめて
あるいてゆきたい
この宇宙をかけめぐりたい
大きくあかるい流れ星のように
なにもないかもわからない
だけどぼくはゆきたい
宇宙のはてへとんでゆきたい
とんでゆきたい・・・・
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