深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます
045 愛をもう一度
愛をもう一度
なぜ戦うのですか?
他人の血飛沫浴びて
聞こえないのですか?
泣き叫ぶ子供の声が
その手に持つ銃を捨て
今 旅立とう
乾いた喉を潤すように
足に鎖が巻きつこうとも
その心に愛をもう一度・・・・・
もう忘れたのですか?
夢見ることも
なぜ殺し合うのですか?
悲しみを増やしながら
過ぎ去った昨日を捨て
今 旅立とう
瞳の輝き消えないうちに
乾いた大地を彷徨うとも
その魂に夢をもう一度・・・・・・
生まれたばかりの子供のように
地球が幾度血塗れても
その心に愛をもう一度・・・・・
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