深町正が中学時代から書き溜めた詩と小説を載せてます

025 ワインレッドにつつまれて


ワインレッドにつつまれて

「こんなに赤いの?」
君はつぶやく
紅くそまったその横顔を僕はみつめる
「僕の思いもおなじだよ」
燃える様な夕焼けに託しそっとささやく
ワインレッドに包まれる街を見下ろす丘の上
二人きり・・・・
静かに唇重ねて時間の流れに溶けていく
君とこうしていたい いつまでも・・・・

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